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【ロングライド】ブルベ帰りに鹿児島から長崎まで自走

BRM302熊本200km~100年レイル~を完走したあと、薩摩川内市にホテルをとってたので、当日はそこまで輪行。翌日は長島・天草経由で自走することにした。

▶▶前日のブルベ走行記事

そもそも自走する第一目的は新幹線代をケチることだったが、ルートを引いたら結構走ったことの無い道が多かったので・・・おお、結構楽しみだぞ!

フェリー区間は2箇所あり、その距離を除くと175km程度のライドになる

朝4時に起きる予定が、耳栓したまま寝たのが祟ったか、盛大に寝坊し5時半起床。明るくなりかけた空の中、6時半頃に薩摩川内をスタートすると、しばらくは国道3号で行く。

100km以上先の案内標識は、なんだかワクワクする。
国道の標識(おにぎり)には「ツルの飛来地」までの距離が記されていた

30kmほど無の状態で走行し、阿久根市の中心に。

ここでは・・・

なんと国道499号の標識があるではないですか!

長崎市中心部から野母崎地区へと伸びる国道499号。長崎市民にとってすっかりおなじみの道であるが、その道が海上区間を経て鹿児島県阿久根市に続いているのはあまり知られていないのではないだろうか?

卒塔婆も完備

満足して阿久根駅前を後にすると、少しのアップダウンの末、黒之瀬戸大橋を渡り長島へ。

少し離れて、黒之瀬戸大橋を遠望

長島に来たのは昨年末のパーマネント以来だ。あの時は島内のアップダウンの多さに辟易した。今回は八代海側ではなく東シナ海側を北上するが、やっぱりアップダウンばかり。

そんな中、立ち寄りたい場所があった。

長崎鼻灯台

長崎鼻灯台だ。灯台カードも無事にスキャンした。なんてことの無い場所なのだが、こういう景色はずっとみていられるから不思議。

灯台への道は畑が広がり、そして静かだ

と、ここで肝心なことを忘れてた。次のフェリーの出航時刻だ。長島と天草下島を結ぶ三和フェリーは本数が少なめ。80分から100分おきに運行しているので、1本逃したら結構な待ち時間が発生してしまう。

少し急いで残りのアップダウンを処理するも、ほんの10分ほどの差で間に合わなかった。
次のフェリーは80分後。
港の周囲には食堂以外何も無い。食事も考えたが、阿久根のコンビニでおにぎりやパンを色々買い込んでたので、それをフェリーターミナルで食べる。缶コーヒーでも十分美味い。


さらに時間が余ったので少し周囲を散策した。

フェリーターミナルからすぐ登坂車線つきの登り。結構な勾配。天草から長島に渡ったサイクリストにとってはまさに洗礼。
上の写真よりさらに手前には漁船が停泊している
フェリー乗り場にはサイクルラックがあり便利。
そして猫!

フェリー待ちの間に自宅への到着見込時刻を計算。なんと20時。これは天草でのんびりしていられない。なんとしても15:30のフェリーに乗らなければ。

ということでこれ以降の写真は無し。牛深港から鬼池港までおよそ55km。
途中の道の駅でパンを買ったが、それ以外は休憩無しで走った。

鬼池港に到着したのは15:00頃。無事に予定のフェリーに乗れそうだ。

フェリーターミナルには雛飾りがあった

鬼池港でチケット購入している時「でも新幹線よりずっと安かよね~」と徒歩で渡る方が話してた。
確かに新幹線よりは安いし、私と全く同じこと考えてるのがちょっと面白かったが、彼女らは口之津に渡ったあと、本数の少ない路線バスで、どこまでどうやって帰るのか・・・?気になって仕方がなかった。

フェリーで口之津港に渡ってからは、勝手知ったる長崎の道。国道251号のアップダウンも慣れたものなので適当に処理。何とか20時前に長崎市に到着。

溜まった洗濯もしてビール飲んで・・・いい週末だったなぁと振り返る。
何より人生で初めて鹿児島市内に行ったこと、桜島をみたこと、肥薩線の今をみたこと、鹿児島から自宅まで自走したこと。
どれも刺激的だった。

次はどの道を走ろうかな。

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