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子育て中の30代。仕事しかしていなかった20代〜30代前半を経て、少しずつ今を楽しみは…

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子育て中の30代。仕事しかしていなかった20代〜30代前半を経て、少しずつ今を楽しみはじめました。本とファッションと仕事と子育ての気づきを中心に

マガジン

  • データや根拠を重視する、妊娠・出産・子育て

    情報が不足する不妊治療・妊娠・出産・子育てにおいて、比較軸を自分で考え、データを重視しながら選択してきた記録。 出生前診断、妊娠糖尿病、育児法、買い物比較などについて、特に自分も得るのに苦戦した情報や体験を書いていきます。

  • サンセバスチャン旅のおすすめ

    世界一の美食の街、スペインはサンセバスチャンでのバル巡り記録。

最近の記事

「なりたい状態」100個出したら本当に大切なものと自分コンセプトに気がついた

自問自答ファッションのファーストステップに「なりたい姿」と「コンセプトを決める」がありますが、これにかなり適したワークが古川健介(けんすう)氏の著書「物語思考」にありました。 この本の主張をざっくり言うと、「過去を見つめ直して自分はどういう人間かを考えるより、未来志向で”なりたい状態”を決めてキャラを作り、そのキャラはどう行動するか考え、それ通りに自分を動かしていくのが合理的だよ」というものです。 脳科学の本をいくつか読み、脳は省エネ化のために考え方や考えること自体をオー

    • 一目惚れした靴が相棒になるまで

      靴は相棒だと思っている。東京はとにかく歩くことが多い街(私が生まれた土地は車社会でほとんど外を歩かないレベル)だし、いろんな表情がある街を歩くのは楽しくてしょうがない。 あきやさんと自問自答ガールズの皆様の完全な影響を受けた私は、第一歩としてフラットで少しボリューム感のある、どこまでも歩いていけそうなローファーを探すことにした。 予算を決めるにあたり、ハイブランドも可とした。言い訳は「出産前後の2年間、マタニティ服以外買っていない自分にご褒美を!」だ。 早速手当たり次第

      • 「制服化」との出会いで「私のファッション」が動き始めた

        30代半ばで妊娠出産し1年弱の育休が明けたとき、私のクローゼットには着たい服はおろか、着られる服すらほとんどなかった。 友人が出産祝いを兼ねてホテルのアフタヌーンティーを予約してくれたとき、嬉しさと同時に「どうしよう…」という気持ちになり、慌てて買い物へ行ったが何を選んでいいかさっぱりわからなかった。 「着たい服」のイメージがなく、体型も変化していることで似合う服も若干変わっていおり、何か買わないといけないと思いながら何も買いたくないと思った。 20代後半の時に一度おとず

        • 「BUTTER」の壁

          柚木麻子氏著「BUTTER」を読んだ。 主人公が比較的自分と似ているなと思いながら読み進めていたところで、似すぎているかも、くらいに思ったのは主人公が記者として追いかけている登場人物にこう言われたとき。 「あなたには壁がない。仕事もプライベートも、本音も社交も全部がまじりあってる。見ていると疲れる。」 直後、「どちらかといえば、自分はなかなか他人に心を開けない性分である」と思っているところまで似ている。 これは多分、好奇心が強くて本来は素直な性格ゆえ。 更に鈍感で、子

        「なりたい状態」100個出したら本当に大切なものと自分コンセプトに気がついた

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        • データや根拠を重視する、妊娠・出産・子育て
          12本
        • サンセバスチャン旅のおすすめ
          3本

        記事

          30代半ばで疎遠になった女友達が戻ってきた

          30代半ばに突入したあたりから、それまで疎遠になっていた学生時代の女友達との関係が少しずつ戻ってきた。 疎遠になるのは、それまでは「同じ」だったから話が合って仲良くなってきたけれど、違う道に行き過ぎて話が合わなくなってきたことによる。若くて未熟な私たちは、その「違い」を自分の否定と思ってしまうことがあった。 今の彼と付き合い続けるのか、結婚は、出産は、仕事は続けるのか、仕事は何のためにどれくらい本気で取り組むのか、昇進を目指すのかなどなど、全てを手にできるほど超人ではない

          30代半ばで疎遠になった女友達が戻ってきた

          料理が苦手なら「炒めもの」は作るべからず

          一人暮らしを始めた時、よく作っていた料理は「炒めもの」だった。 コンロは一口で、持っていたのは小さいフライパンと、パスタを1人前ぎりぎり茹でられるか?という程度の小鍋だけ。 それまでほとんど料理をしてこなかったため、炒めものなんて食材を切ってフライパンに入れるだけでしょ?という程度の認識しかなかった。 そうして作る私の料理は、とってもまずかった。 ただの肉野菜炒めがまずいってどういうこと?!と思ったことは、今も鮮烈に覚えている。 しかし、圧力鍋やホットクック、オーブン

          料理が苦手なら「炒めもの」は作るべからず

          0歳児で仕事復帰する前の気持ち

          0歳の我が子の保育園入園が決まった。 ほっとすると同時に、母の訝しい顔を思い出してしまう。 母に認可保育園の申し込みをしたことを伝えたとき、「そんなにすぐ預けるの?もうちょっと一緒にいてあげた方が…」と言われたのだ。 私が保育園に入ったのは3歳で、その頃の母は専業主婦だった。しかし今はむしろバリバリ働いているので、そんなふうに言われたことが少なからずショックだった。そして、預けることが絶対に子どもにとっても私にとってもいいと自信を持っているのに、不快な気持ちになってしまっ

          0歳児で仕事復帰する前の気持ち

          母親が「頑張る」よりも「ストレスをなくす」ために努力すべき理由

          最近、イギリスの神経学者が書いた面白い本を読んだ。 そこに書かれていた実験によると、母親は子どものためでも頑張りすぎてストレスを感じると、そのストレス状態が子どもにも移ってしまう、というものだ。 実験の内容を簡単に記す。 母親と一歳の赤ちゃんを2グループに分け、一方の母親にはストレスを、もう一方の母親にはストレスを与えないようにした。 ストレスを与えるグループの母親たちには自分の長所と短所について威圧的な審査員たちの前でスピーチをさせ、ストレスを与えないグループには誰も

          母親が「頑張る」よりも「ストレスをなくす」ために努力すべき理由

          妊娠中に読んでよかったエッセイと漫画

          妊娠体験を語ったエッセイや漫画は数多くあり、私も20冊ほど読みました。今回はその中で、身体も気持ちも不安定になりがちな中でも気持ちに寄り添い、読み終わった後はすっと明るい気持ちになるような3冊を選びました。過敏な時期だから、キレイゴトじゃない、白々しくない、ということも自分にとってはとても大事でした。 れもん、うむもん!(はるな檸檬)「出産について描くのであれば、願わくば 泣いているお母さんの横で、肩を抱いて一緒に泣くような そういうものを描きたい、と思いました。」 と前書

          妊娠中に読んでよかったエッセイと漫画

          失敗した相手を「責める」前に「目の前の問題を解決」する

          夫と私には、相手がミスした時の暗黙の了解がある。 「責めない」、「すぐに問題解決に動く」こと。 例えば、ソファにお茶をこぼしてしまった時。 相手に「何してんだよ」とか言う前にすぐ拭く。 相手がミスしたことを認識している場合、責めることに意味はない。 言った方が少しすっきりするだけだ(個人的には衝動的に相手を責める方が大人げない感じがして後味が悪いが)。 ミスを責めたり責められる前に対応すると、飛ばっちり側は瞬間的にはイラっとしていても次第に冷静になり、解決する頃には怒

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          家事分担は決めず、すべてに「ありがとう」を言い続けたら、自分も家事ができるようになった

          私たち夫婦について、小さな自慢がある。 それは、家事の分担で揉めたことがないこと。 どちらかというと夫はマメな性格で、私は生来の面倒くさがり且つ気が利かないため、何も考えずに生活していたら夫に家事負担が寄りすぎる。 しかし役割を決めると、できない時はそれが「怠慢」になってしまう。どちらかが怠けたら不満が生じ、喧嘩になる。 夫は、家事はそこまでしてやるもんじゃないし、私に求めないと言う。 そんなくらいならアウトソースしよう、ごはんは作れなくても買える経済力を持つことを優先し

          家事分担は決めず、すべてに「ありがとう」を言い続けたら、自分も家事ができるようになった

          育児中に買ってよかった”子ども以外”グッズ

          先日、買ってよかった子どもグッズについてはこちらの記事に書いたので、今回は育児中に買ってよかった”子どものお世話グッズ以外”のものを紹介します。 料理嫌いでも使える時短調理器「ホットクック」こちらの記事でも書きましたが、料理嫌いな私が食事作りを楽しめるようになった、かつ時短も叶ったホットクック。 授乳前にセットしておけば授乳中に出来上がっているのが最高です。 時短になるだけではなく、掃除の手間もぐっと減ったのがよかったです。ガスコンロを使っていたら起こる油はねや吹きこぼ

          育児中に買ってよかった”子ども以外”グッズ

          指しゃぶりというセルフマネジメントを見て考えたこと

          ある時、泣いている子どもが指しゃぶりを始めたのを見て、ものすごくびっくりした。 指をしゃぶることで自分を落ち着かせたからだ。 たった生後2ヶ月足らずなのにセルフマネジメントができるのかと。赤ちゃんは不快だとただ泣くものだと思っていた私は心底驚き、それができる我が子を尊敬すらした。 同時に、赤ちゃんすらできる「自分の機嫌を自分で取る」ことを、なぜできない大人が多いのかと思った。 もう指しゃぶり程度ではセルフマネジメントできないから?代替案を見つけられなかったのだろうか?

          指しゃぶりというセルフマネジメントを見て考えたこと

          完母じゃなくてもいいじゃない。ミルク最高!

          私は子どもを母乳とミルクの混合で育てています。 入院中から母乳の出がよくなく、ミルクを足していました。 しかし当初は完母で行きたいと思っていました。病院は完母推奨だったし、免疫の話もあるから。そのため、ミルクを足すことを勧められた時は軽くショックでしたし、義母に「ミルク足してるの?」とちょっと驚いたようなリアクションを取られた時は傷つきました(今思えば産後メンタルだからかな)。 しかし!しかし今は声を大にして言いたい。 ミルク最高。混合バンザイ。 完母を目指すことも止

          完母じゃなくてもいいじゃない。ミルク最高!

          買ってよかったベビーグッズ

          ベビーグッズはいろいろなものを本当にたくさん購入しましたが、中でも複数の商品を試したり、買うかどうか迷ったけれど結果的に買ってよかった!おすすめしたい!と思ったものを紹介します。 さらふわで肌にやさしいおむつ「ネピアのwhite(ホワイト)」おむつはAmazonレジストリやベビーグッズのお店で一通りサンプルをもらって試しましたが、肌触りが一番良いのがwhite(ホワイト)でした。オーガニックコットンで作られていてお値段も高めなナチュラルムーニーと同じくらいのさらさら加減で、

          買ってよかったベビーグッズ

          リスクを可能な限り排除する、ベビーシッターさんの選び方

          私がベビーシッターへの依頼を検討していた丁度その頃に、キッズラインのシッターによる、わいせつ事件が起こりました。シッター個人というよりもキッズライン社の事業者としての対応のひどさに、ベビーシッターを利用すること自体に強い不安を感じてしまいました。ただ、今後の子育てのことも考えると全く利用しないという選択肢はなく、どうしたら安全で、よい事業者とシッターさんと出会えるか、いろいろ調べ、考え、試してみたことを紹介します。 私は結果的に、長くお付き合いしたい事業者とシッターさんに出会

          リスクを可能な限り排除する、ベビーシッターさんの選び方