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"無名25歳サラリーマン"に意味がある?

こんにちは。門脇駿太郎です。

25歳無名のサラリーマンからプロバスケ選手を目指してバスケットボールに真剣に取り組んでいます。

現在28歳でB3リーグの選手としてプレーしています。

今日は自分がバスケ好きで勝手に始めたプロ挑戦についてどんな意味があるんだろうと、ふと疑問に思ったので考えてみます。

僕のことを知ってる人、応援してくれている人、初めて知った人、全然興味ない人、いろんな意見を聞いてみたいので是非ともコメントして欲しいです。

noteでコメントをもらった事はないけれど、もしいただけたら全部に返していきます!

「プロ挑戦」

就活の時から自分のやりたい事、生き方について考え始めた。

大学院の時だったから23、24歳だったと思う。我ながらよく何も考えずに20年以上も生きてきたなと途方に暮れそうになる。(若くして明確な自分がある人は本当に尊敬する)

自己分析をして、いろんな業界を調べて、自分なりに就活の軸を決めた。当時は自分なりに本気でやったつもりだったけど、深掘りすればする程、意図的に作ったような考えしか出てこなかった。

希望の業界に就職して、週5日9時から18時までみっちり働いた。

それなりに楽しかったし、会社にはいい人ばかりだったけど、何か物足りない気がしてずっとモヤモヤしてた。

「自分はこのまま生きていくのか?」「自分の本当にやりたいことは?」

趣味で続けていたバスケで仲良くなった先輩がプロを目指すという話を聞いた。

今まで自分の考えもしなかった選択肢を唐突に叩きつけられた。

「プロに挑戦する」

僕はこのアホみたいな生き方にワクワクが止まらなかった。

いつもは優柔不断で洋服を買うにも何回もお店を出入りして、日を跨ぐこともあった僕だったけど、なぜかすぐに挑戦しようと決めた。

いや、ほんとは就活の時からの悩みだから3年くらい悩んでいる期間があったのかもしれないけど。

すぐに大学の先輩でプロチームのスタッフをしている先輩に連絡した。

「プロになりたいです。何から始めたらいいですか。」

自分の実力は圧倒的に足りないとわかっていた。フィジカルも、スキルも、知識も、経験も全てが。

色々と聞いて、調べて、フィジカルから取り組むことにした。

相談した翌日にスポーツに特化したパーソナルジムの体験を予約し、すぐに契約した。

25歳夏。働きながらジム通い。こんなとこから僕の挑戦は始まった。

自分がただ好きだから

物語口調で書いてきたけど、ここからは

僕の挑戦に意味があるのか?

を考えていきたい。

動機は大した事はなくて、ただ自分の一番好きなものがバスケだったというだけ。

実はバスケじゃなきゃいけないともあまり思ってない。

"好きなことで生きたい"というのが先にあって、バスケが好きだからバスケを選んでる。

ここまで3年間挑戦して、死ぬほど上手くいかなくて、考えたことがある。

「僕」がプロになる意味ってあるの?

需要と供給

「プロバスケ選手」というのは選手の数に上限がある。

現在日本には仮に50チームあるとして、各チーム15人選手がいるとする。

プロとして必要な選手は750人しかいない。

外国籍選手とか、チーム数とか細かい数字は置いておいて、日本のバスケ人口は60万、男性が半分として30万。

30万の中でプロになれるのが750人しかいない。

もちろん全員がプロになりたい訳ではないけど、完全に供給過多ではある。

つまり、プロになりたくても慣れない奴が山ほどいる。

じゃあ、バスケ上手い選手が上から順番にプロになるのか?

だとしたら、その上位750人という需要の中に入る事に意味があるのであって、それは別に自分じゃなくても問題ないって事になる。

だとしたら、僕の挑戦はただエゴで、社会的にはなんの意味もない事なのか?

取って代わる人間は何十万人もいる。

無個性という個性

実力でプロになるというのは大前提であるとして、自分がプロになる事に意味があるのだろうかと考えるようになった。

田臥選手のように小柄な日本人でもNBAに挑戦できるという夢を与えたり、八村選手のように海外でもバリバリ活躍して憧れの存在になったり、日本のリーグで活躍してる多くの選手はずば抜けた実力があり、観る人にとって魅力的な1面があると思う。

とりあえず自分について考えてみた。

・もう25歳(今は28歳)
・ただのサラリーマン
・憧れられるような実力はない
・ビジュアル普通
・スタイルも良くない

「よし、やめよう。」

とチラついたこともあった。

けど、逆に考えてみた。

「こういう人いっぱいいるからこそ、共感してくれるのでは?」

プロ選手=憧れ、かっこいい存在

これも勿論そうだけど、僕がそうなる必要は全くない。

「僕が挑戦することであなたにも勇気や希望を与えられる、共感できる存在になればいいんじゃないか」

無個性であること、その辺の人と何も変わらない僕であることが個性になると思ったし、そこに自分がプロになる意味があると思った。

「僕」を応援してくれる人がいる

無名の25歳サラリーマンがプロに挑戦する。

そこに共感してくれる人がいる。

だから僕がプロに挑戦する意味がある。

これはあくまで僕が考えて出てきた1つの思考でしかない。

実際に意味があるかは分からない。

今までは自分一人でやれる事を全部やり切って、そうすれば自分の事を応援してくれる人が自然について来てくれるだろうと思っていた。

実際に応援してくれる人はたくさんいるし、とてもありがたい。

3年前の何もない頃から応援してくれる人、挑戦の途中で出会った人、YouTubeを通して知ってくれた人、全ての人に感謝している。

そして、この人たちがいたから自分はここまで頑張ってこれたと思うし、これからも挑戦していこうと思える。

ここに本当に意味があると自信を持って言えるようになるには、自分がこの先、応援してくれた人たちにどうやってお返ししていけるかだと思う。

みんなを巻き込む

僕は、僕の挑戦が成功することだけで終わらせたくない。
(まだ成功すらしてないけど)

僕が挑戦することで、皆さんにもっと影響を与えたい。

例えば同じようにプロ挑戦でもいいし、トレーニングを始めたでも、副業を始めたでもいい。

僕経由でいろんな人と繋がって新しいことが始まったとか。

僕の挑戦によって皆さんにどんな影響を与えられるのか。

今は抽象的な考えしか出てこないけど、もっと具体的にしていきたい。

実際に何か与えることが出来たのならそれは是非教えてほしい。

今までは「一人で挑戦する」その道のりで「応援してくれる人がいる」

と思っていたけれど

「僕の挑戦」その道のりで「みんなを乗せて僕たちの挑戦」にする。そんな人間、挑戦でありたいと思う。

まとめ

長々と書いてきたけれど、今回は自分自身への問題提起でもあります。

皆さんを巻き込んで何ができるか、考えるきっかけになればと思っています。

そして、自分一人でやるだけではなく、皆さんへもっと頼っていきたいという意思表示でもあります。笑

バスケは勿論、これから様々な事にも挑戦していきたいです。

僕一人では出来ないところは連絡させて頂きます。

これからも応援して下さい、そして一緒に挑戦していきましょう。

最後まで読んでくれた人がもしいたらありがとうございます。


ではまた。

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