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環境を変える努力を怠るな

こんにちはシュンです。
今日は成長する上で、環境ってめっちゃ大事だよという話をしていきたいと思います。

「何当たり前のこと言ってんだ」と思ったそこのあなた、今の環境はどうですか?ぬるま湯に浸かってませんか?

そうなんです。頭ではわかってても実は私たちは実行に移せていなかったり、体感できていなかったりするんです。怖いですよね。なのでこの記事を読んだ方は今すぐ環境を見直してみて下さい。

今すぐに環境を変えよう

僕自身がバスケットでプロを目指してすぐに取り組んだ事が、トレーニングとチームを変える事です。それまでプレーしていたチームは社会人のリーグでもあまり勝つ事ができないくらいのレベルでした。なので、自分の目標が出来てすぐにチームの人達に相談して、より高いレベルのチームに行きたいと正直に話をしました。

勿論残ってほしいとは言われましたが、自分のこれから目指すところなどを話したら快く理解してもらい、別の強豪チームに加わる事になりました。

その後も、なるべくレベルの高い環境でやる為にプロチームや下部組織のトライアウトを受けて移籍しました。

カテゴリーや目指すところが違うチームに入ると、やっているバスケットの質や日々のチーム練習の強度、試合の対戦相手のレベルも上がっていきます。

日々の自分自身のワークアウトなどはどんな環境にいても取り組む事ができますが、環境によって得られる経験というものはレベルが高ければ高いほど自分の成長につながります。

なので、もっと上手くなりたい選手や上のカテゴリーを目指す選手は練習に一生懸命取り組む努力の他に、良い環境を手に入れる努力をしなければなりません。

環境の違いは圧倒的な差を生む

皆さんが思っているより、環境の違いというのは圧倒的に実力の差となって現れてきます。

一度NBAチームで契約できなかった選手が中国やユーロリーグに行った後に戻ってくるというケースが少ないように、1シーズンを過ごした環境が違うだけでとても大きな差が出ます。

僕自身は岡山の2年目でそれを大きく感じました。1年目は下部組織だけで練習をしていましたが、2年目からはメンバーが少なくなったことと、コロナの影響でB3の開幕が遅れたこともあり、シーズン前に合同で練習や試合に参加する機会が多くなりました。

何とかトップチームの選手や外国籍選手も交えた練習に食らいついていく事が、どんな練習よりも自分の実力を上げてくれました。DFの強度、プレーの遂行力、今までバスケットをちゃんとした指導者に教えてもらった事のなかった自分にとっては全ての練習に必死で、練習が終わってからも毎日家で復習していました。

今まで所属したチームで練習していただけではB3のレベルでプレーできるようにはならなかったと思いますが、1度そこに入ってしまえば、ある程度順応できるのが人間です。

1年目は下部チームでも1番下手と言われ、試合に出れなかった僕が、2年目ではトップチームの遠征メンバーに選ばれるくらいに成長する事ができました。それほどに環境は圧倒的な差を生むのです。

環境さえ手に入れればどこまでも成長できる

逆にいうと、環境さえ手に入れる事ができれば、自分の努力と対応力次第で誰にでもプロになれる可能性があります。

ポテンシャルがあるのに、プロになれない選手、B1のポテンシャルがあるのにB3で止まっている選手などもいると思いますが、恐らくそういう選手をB1で2.3年プレーさせたら普通に試合に出られるくらいの実力になるでしょう。

逆にアマチュア環境で数年プレーしてしまったら、そこから這い上がるのはかなり難しくなります。

それほどに環境というのは大事になります。

環境を手に入れる努力をしよう

練習を頑張る人はいるけれど、環境を変える努力をする人は少ないです。

僕自身はBリーグという目標があったので、常に自分が成長できる環境に身を置くために行動するようにしていました。

岡山を2年で辞めたのも、山口を1年で辞めたのも「残る」という選択肢はありつつ(100%ではなかったけど)も自分から「出ます」と伝えました。

それはもっといい環境が他にあるはずだと思い、自分で行動する事に賭けたからです。

僕の目標がB3でプレーする事であれば、その選択はしなかったと思います。でも、自分がB1にいくという目標は、今の環境では絶対に叶わないと感じたので、僕は行動しました。

これも前回の記事で書いたような明確な目標があったからできた事だと思います。そして、僕はこの目標に基づいて行動し、クラウドファンディングで150人近くもの方にご支援を頂いてアメリカに修行しにいく事ができました。

結局帰ってきた後にチームが決まらずに、断念する事になりましたが、あのまま同じ環境に残っているよりもアメリカでバスケをするという環境に飛び込んだ事は自分自身を確実に成長させる事ができたし、可能性自体は上がったと思っています。

「残っていたら、、」という後悔は1ミリたりともありませんでした。

勿論、環境を変えることは簡単ではありません。とてもエネルギーを使うし、変えた先の環境が今よりも悪い環境である可能性もあります。でも、そのままの場所で自分の目標に対して達成することが難しいのであればその努力をしなければなりません。

変化を恐れるな

僕たち人間は環境に対応することができる能力があります。

ほんの少し前まで和服を着て畳で生活してた日本人も今はフローリングとベッドと洋服がない生活は考えられない体になっています。

スマホだって10年前はなかったけど、今はないと生活できない程に慣れています。

僕も大学生になるまで海外に行ったことなんてなかったからめちゃくちゃビビってたけど、現在はオーストラリアで一人暮らししています。

バスケットも同じです。「こんなレベルの高いところに行ってついていけるかな」と思ってしまうのもわかります。

でも、そんなの鼻くそ程度の差しかありません。勿論努力は必要です。最初はついていけない事もあるでしょう。でも、そういう環境に入って必死に食らいついていく事で圧倒的な成長ができるのです。

1年後にはどんなレベルにも慣れて普通にプレーできるようになります。ダメだったら帰ってくればいいです。変化を恐れずに環境を変えてみて下さい。

最後に

強豪校で埋もれてしまうのと、少しレベルの低い学校でバリバリ試合に出るのどっちがいいですか?

みたいな質問をたまに目にしますが、僕の答えは1つです。

「強豪校でバリバリ試合に出る事」

なんで試合に出ない前提で挑戦と言えるのか、ネガティブな事ばかりを考えてしまうのか、意味がわかりません。

本人がいきたいと言っているのにそれを否定してしまう親がいるのも理解に苦しみます。試合に出れないからといってその子供の価値が下がるわけじゃありません。

信じて応援してあげればいいじゃないですか。試合に出れなかった時のことなんてその時になって考えればいいんです。

そして、学生じゃなくて社会人の方やプロを目指してる方も同じです。自分の心地良い環境では成長が鈍化してしまいます。

バスケに限らず、何か挑戦してる人にとってはどんなことでもそうだと思います。僕もオーストラリアに来てもう少しで2ヶ月になりますが、だんだんと慣れてきたので、新しいことを始めようと思います。

皆さんも一緒に新たな環境に飛び込みましょう。

ではまた。

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