昨年からちょっと遠くの撮影案件をいただくことがちょいちょいありまして。

せっかく行くのであればそのまま撮りに行ってそのまま帰ってくるだけではもったいないということで、スケジュールしだいなところもありますが（そして言っても業務の一環で交通費はいただいているので目的を逸脱しすぎない範囲で）目的の駅からもうひと駅くらい外して降りてみることをしてみまして。

当初の目的を達成することが１として。

その前後の時間の使い方によっては、プラス0.5とか、もう１とか、ちょい足しがいろいろできるのはないか、という考えです。

単純に目的地に早めについて、その街の散策とか、普通にノマドしてもいいと思うのですが、せっかく写真業でカメラもあるのだから「見る」ことのバリエーションを増やしたい、ということで。

あんまり食べることにも興味はないので「見る」こと第一、とりえあえず写真撮れれば良いというなんというコスパの良さ。

ということで、先日は静岡の駅に12時だったので、早めに移動開始して、ちょっと焼津に。

新幹線でひと駅となりだと掛川までちょっと行き過ぎてしまうので、ローカル線で。

むしろ「ひと駅」ではないですが……

隣の駅、だと安倍川？でもよかったのですが、googleマップで地形を見ていたら、一番海に近い感じで。

なんとなく海辺に行きたくなります。

あんまり意気込んで遠くまで足を運ぶと機材も持ったままなので本番前に疲れるという本末転倒具合にならないように程々にですが（笑）結果的にはギリギリの電車に乗るより、先に現場付近につけるので気持ち的には良いですよね。土地勘がないところならなおさら。

遠方であればあるほど、乗換一本のミスがあっという間に30分……1時間と振れ幅が拡がってしまうので、けっこう気を使いますよね。

ローカル線も……うっかり東京感覚のダイヤでいると「やば（笑」ってなりそうですが。焼津から静岡は距離にしても15分くらいで電車の間隔も無難な感じだったので、サクサクと。

焼津は駅前になにやら足湯とかもあるらしいですが、そのへんは素通りして。ほぼ一本道まっすぐ行くと波止場に出れる感じで。

ここからも富士山見えるっていう富士山の偉大さを思い知り。都合により10-20mmのレンズで行動していたのでトリミングしてもちっさいですが（笑

でもその存在はわかる富士山。

なんとなくちょっと本線から、ほんのちょっと目的の本線から外れてみるだけで脳の活性につながっているような気がするというか。海外に出てみるとなおさら思うのですが。予定調和にクリエイティブは生まれにくいというか、イレギュラーを混ぜるからこそ味がでるような気がします。

中長期的な観点で。

知らないところでこういうのが活かされると良いなと思います。

昨日、奄美市に拠点を構える団体の人と会う機会もあったので、奄美とか言いですよねぇ、今、寒いからなおさら南いいなっていう。

今年は雪が降らないのが幸いです。

降ったら降ったでいいんですけど。撮りがいはあるので。でも寒いのは苦手。

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