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露出度の高い服騒動

 8月半ばぐらいから話題になっているニュース。

「今日、日本の大阪ミュージックサーカスフェスティバルで公演を終えましたが、その時に凄く悲しい出来事がありました。ファンの方々ともっと近くで楽しんでもらうために、私が公演の最後の部分でいつものようにファンの方々に近づいた時、数人が突然私の胸を触ってくるというセクハラを受けました」

 この報道に対し、テレビやネットで

着たい服ぐらい着させろ!
(主に女性発言)

 vs
そんな服で挑発した方が悪い!
(主に男性発言)

 論争が勃発。
 様々なメディア、有名人を巻き込んだ。

 結局は痴漢した犯人が(ナゼだか)青汁王子こと三崎優太氏のYoutubeに出演し謝罪の言葉を述べ、そのまま警察へと出頭することに。

 だって、痴漢は犯罪だもの。
 挑発するような服装だろうが、触った奴は犯罪者だから、捕まるのは当然である。

 このことに関して、「脱がせろvs服着ろ」の両方の意見とも正論なんだけど、どうやって言語化していいのかわからなかったところ…。
 ロザンさんのYouTubeでちょうどいい例えを聞いた。

 そうだよね。。
 「私は玄関に鍵はかけない」とかポリシーを持つのは勝手だけど、だったら泥棒に狙われるよね。
 「あそこの家は鍵をかけないらしいぞ!?」と。

 なので「防犯さえしっかりしていれば泥棒には狙われにくい」というのと「肌の露出を控えれば痴漢に狙われにくい」というのが、わりと同類の意味で成り立っているんだなぁ…と腑に落ちた。


 もっと踏み込んだのがひろゆきさんで…。

 ちゃんとデータを引っ張ってきた。


 今回のセクハラ騒動の件や泥棒の例えのことを含め、根本的には犯罪を行う奴が100%悪い。

 ただ、犯罪というのは軽微なものから重罪まで…決して世界からは無くならない。
 ゆえに、家なら「鍵をかける」ということをするわけだし、子供たちは「防犯ブザー」を持ち歩かなくてはいけない世の中なわけだし、ニューヨークでは「スラム街を一人で歩かない」ようにするわけだ。

 今回の件を含め、「防犯」という観点で見るとDJ SODAさんは甘いと言われても仕方ない。
 ただ、あの格好をしてきたから本来の実力に上乗せされたファンがついてきたのも事実としてあるわけで…。
 万が一、露出をしていなかったら【ただの美人DJ】に埋没していたかもしれないし。
 なので、生命線として「ビジネス露出」を止めるわけにもいかない実情もあると思う。


 犯罪心理学用語とかで「トリガーを引く」なんて言い方があるけど、誰しもがそのトリガーを引く可能性が無くはないのが令和の世の中。

「生活が苦しい」
「遊ぶお金が欲しかった」
「手っ取り早く稼ぎたい」

 という理由で【闇バイト】に手を染める人もたーーくさんいるわけだし。

 女性は、肌の見える服装をするのは個人の自由だけど、それにより何処かの誰かの「心のトリガー」を引いてしまう可能性があるんだよ…ということはゆめゆめ忘れないように心がけるべきだなーとは思った。



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