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【ゆたぼん】 これが「大人の階段」ってやつか…

 『H2O(エイチツーオー)』というミュージシャンの「想い出がいっぱい」という名曲があり、その中の歌詞に

おとなの階段上る
君はまだシンデレラさ

 というフレーズがあるが…。

 このニュースを見て、真っ先にその歌詞フレーズを思い出した。

 どうやら「少年革命家」を名乗っていた(当時)小学生YouTuberの【ゆたぼん】氏が学校へ行き始めたらしい。

 しかも!
 ゆたぼん氏にYouTubeのアカウントを貸していた父親のSNSもブロックしたとか…。

 本当にシンデレラの「魔法」が解けたかのような豹変っぷりだね(笑)。


 小学生の頃…「宿題をやるのが嫌だ!」と登校拒否をして以来、父親の庇護下でYouTube活動をメインに小中学の生活をエンジョイ。
 クラウドファンディングで集めた数百万のお金でワゴンを購入し全国を旅して回るなど、ティーン前半の人生を謳歌まくっていた。

 一方で!!
 義務教育を放棄して日常生活を満喫する姿を見た一般的感覚を持つ視聴者から

「学校へ行け!」

 と執拗に言われ続けるなど「アンチ(?)」との戦いが日々続いていた。

 登校拒否者を応援するワゴンツアーが、いつしか観光とグルメを楽しむためだけの動画のネタ作り企画になってしまっていたことも、アンチを燃え上がらせる原因だったろう。


 にしても、3年にして(中学)初登校か…。
 一体、何があったんだろう?

 【ゆたぼん】氏に関しては、過去何度かネタにしてきたことがあったが…。

 個人的には、生活の全てがYouTubeのための「ネタ」だった気がした。
 なので、再生数を稼ぐために「学校へ行くな!」と言い続けていた側面があると考えている。
 だから、義務教育でなくなり、学校へ行くのが自由な高校・大学で、逆に勉強をして「ネタ」にするものだと思っていた。

 ところがどっこい!
 あまりにも騒動を起こしすぎて、世間からトラブルメーカーとして認知されてしまったためか、「類は友を呼ぶ」で”そういうの”を好む奴らしか集まらなくなってしまい動画の再生回数(=広告費・生活費)が激減!

「ゆたぼん憎しのアンチ」
  vs
「ゆたぼんの熱狂的信者」

 視聴者がこの二極化してしまったわけで…。
 一部では「アンチから攻撃くらいまくっているわりに再生回数が伸びないので叩かれ損な人」とも言われている。
 確かに、問題があった時しか目にしない名前になっちゃったもんな…。

 挙句の果てには、憧れていたホリエモンから「若いから注目されているだけ」とバッサリ斬られてしまう始末…。

 もしかしたらこれにショックを受けて、今年に入り「中身」を充実させようと勉強を始めたのではないだろうか?
 「いずれ消える」とまで言われてしまっているんだし。


 もしくは…14〜15歳と言えば絶賛思春期真っ只中なお年頃。
 勉強部活に…いろんなことに全力で燃える時期でもある。

 しかし、【ゆたぼん】氏が周りを見渡せば…。
 SNSで見えない場所から石を投げつけてくる大人たちや、その知名度を利用しようとする大人、詐欺を仕掛けてくる大人など、傷心するような人間関係ばかり。

 一応「モテてる!」と自称しているが、別に恋愛感情ではなくただ単に「パンダを見ている感覚」と同じなんだと思うよ…寄ってくる女子は。
 「見て! ネットでイタイ奴が目の前にいるじゃん! とりあえず記念に写真でも撮っておこうよ!」ぐらいの感覚でしか【ゆたぼん】氏のことは見ていないと思うんだけどな…。
 それなのに「俺はモテる!」と虚勢を張るのが厨二病っぽいと思った(苦笑)。
 そりゃ、田舎町にそこそこ有名なトラブル系YouTuberが現れたら教室へ「生態」を観察しにいくでしょうに。。


 そんなこんなの紆余曲折があり、15歳の年齢にして初めて「父親の操り人形だった!」「言われるがままやっていても後がない」ことを自覚したのかもしれない。
 父親も父親で、N党の泡沫候補として党の助成金集めに利用されたり…。
 ひろゆきさんとモメたり…とにかくモメゴトには事欠かない生活だった。
 そうした活動で、子供に進むべき背中を示せなかったのもあるんじゃないかな?


 かつての「少年革命家」の見た目は「青年革命家」へと成長し、少年を自称しているのが「イタイ」と思われるようになってしまった。
 義務教育の卒業まであと半年…。
 10月2日の会見でジャニーズ事務所が「ジャニーズの看板を下ろすのでは?」と言われているが【ゆたぼん】氏もそろそろ「少年革命家」の看板を下ろすタイミングが訪れているのかもしれないと感じた。




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