旬八新聞 2022 vol.3（A面）

旬八青果店

2022年10月3日 10:33

おいしい柿、和歌山県JA紀の里他より入荷中！

最近の柿は食味よし

柿は、桃や葡萄と比較すると高頻度で購入される方と全く購入されない方の二層に分かれる品目。

「幼い頃食べたがそれほどおいしくなく」という以前の体験から購入されない方が多いようなのですが、近年の柿は種なし傾向で食べ易く、甘みも充分。

元々渋さがなかったり渋抜きが完全にされているものが増えてきています。

JA紀の里の柿は旬が長い

その中でもバイヤーのおすすめはJA紀の里の柿。

和歌山県の北部、大阪との県境近くを東から西に流れる紀の川。紀の里はそんな川沿いの紀の川市と岩出市を管内とするJA。柿は主要品目で柿部会の構成員は1400名にも上ります。

ここの柿の魅力は出荷時期の長さ。数多くの品種を栽培されていて、例年9月から年末頃まで旬が続きます！

直売所「めっけもん広場」から入荷の理由

旬八はJA紀の里さんの面積最大の直売所「めっけもん広場」から柿を入荷しています。

JAからの入荷と言えば集荷場からが大半のルートなのですが、今回直売所とコミュニケーションの理由は「規格」。市場出荷用は規格が厳格めな一方、直売所用は基本的には地元の家庭用の、見た目にこだわらない所謂、規格にハマらないもの、が多くあります。

旬八青果店は関係者の皆様との試行錯誤により昨年より産地直送での仕入れを実現。また店頭での細かな商品管理により直売所と近似した規格でお手頃価格で販売しています！

サクサク派？なめらか派？歯応えで探す柿品種マップ

好みを決定するポイントは歯ごたえ

柿ファンの方は、味はもちろん、食感を重要視される方が多いようです。

硬さは品種のみでなく熟度等にも依りますが、マップを参考に推し品種探しをぜひ。

店頭で迷われた際はお気軽にスタッフにお声がけいただけたら嬉しく存じます。

松尾芭蕉は「里古りて柿の木もたぬ家もなし」と詠みました。故郷・伊賀（現・三重県）を吟じたものと言われているそう。桃栗三年柿八年と言われるように柿は生長がゆっくり。そんな柿の木が全ての家にある程の里の長い歴史を想う唄だそうです。

生産者の皆さまが丁寧に樹を育てられ、ひとつひとつ収穫された柿。今秋お楽しみいただけますように。

＼おうちで手作り／干し柿セット
昨年より販売開始しましたJA紀の里さんのセット。想像よりずっと楽しいとスタッフ間でも好評！乾燥の過程が目に見え愛着が湧いてきます。おうち時間やお子様との団欒に！

旬八スタッフおすすめレシピ！柿と赤大根の秋サラダ

実は調理にも使いやすい柿。目黒店山田さんのレシピをご紹介です！

炒めて旨み十分なキノコに、柿と大根のシャキシャキ食感はため息のおいしさ！

新緑から紅葉になっていくような彩りの綺麗な一品です。

オレンジと紫色でハロウィンにもぴったり。

＜レシピ＞
①お好きなキノコをニンニクと塩胡椒でサッと炒める
②小さめに切った柿と赤大根をキノコと和える
③クリームチーズを散らしてできあがり
④お好みでルッコラで囲ったりナッツ&蜂蜜や黒胡椒をかけたり！

秋は1玉100円台のお手頃な果物も！

「果物はハズレがあるから買いにくい」

先日大学生のお客様より伺いました。

確かに果物は嗜好品。

野菜と比較し単価は高め食味の個体差も大きめです。

その中で旬八青果店は「果物がおいしい八百屋」と安心して購入いただけるお店になられたらと考えています。

秋は旬の品種がたくさん！また春夏に比べて1玉の小さな単位で購入可能な果物が増えます！旬の収量が大きい期間は1玉100円台に。

ぜひ旬八の果物をお試しください。

洋梨
和梨と共に旬に入りました洋梨。品種は複数のものを行來する品目です。すこし高価めな印象がある洋梨なのですが、まさに旬、の時期であれば1個あたり100円台でも。

りんご
旬八青果店のりんご、実は産直品率が95%！全品目の中でもトップの割合です。8月末に青森で雨の被害がありましたが、元々豊作年だったため全体での収穫量は多い見込み。実は私共も近年気付いたのですがりんご、鮮度によって結構味に違いが出る品目。流通が担保されている産直のりんごはとってもおいしいです！