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日々の雑感 day16【小規模事業者持続化補助金の話② 使命】

コーチだからとかコーチングのスキルとしてではなく、

「YES&」

という対話の習慣はとても大切だと思います。
いまでは多くのワークショップやセミナーのお約束としても必ず入るこの一言「YES&」ですが、一方でFACT上の多数派はいまだに「NO but」の対話、コミュニケーションをしていることでしょう。

前回のだ day15 で触れた表面的なヒアリングをしてしまう方々にも往々にして見られる状況で、特に商工会などの創業支援で「理想なんて語らないで、出来る事をとりあえずやればいいんだよ」的な指導をしている方や、そんな講師をお金を払って招いてしまう方は、本当にとても残念な連鎖だと感じています。

☆ドラッカー5つの問い

ご存知の方も多いかもしれませんが、ここでピーター・ドラッカーの5つの質問を見てみましょう。

第1の問い われわれの使命は何か
第2の問い われわれの顧客は誰か
第3の問い 顧客の価値は何か
第4の問い われわれの成果は何か
第5の問い われわれの計画は何か

になります。
昨日触れたような「相手を知る!」から始めてしまうと第1の問いが置き去りになります。

また、失敗したくない回避傾向が強すぎると、第4の達成可能な成果から計画を立てて、顧客や目的は成果にあわせて「作文」をすることになります。これは行政組織や大きな会社で起こりやすい、他人のミスを待っている人が多い組織、心理的安全性の低いグループで生じやすい出来事です。

なので、本当に真剣に第1の問いに向き合う必要がありますし、本当はここに相応の時間をかける必要があります。

☆「Vision」と「Value」

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