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Scratch コミュニティ(キュレーター)はかつてのMiiverseを思い出す

 Scratchのサイトは、小中学生のSNSと化している。プログラミングの意見交換よりも、かつて13歳未満でもアカウントがつくれた、任天堂がかつて運営していたSNS、Miiverseそれに、ワールドうごメモギャラリーの延長線上に見える。

 ゲーム専用機のみ(Miiverseは後にゲーム専用機以外も対応)のSNSだったことから、子供のケンカで荒れ放題のコミュニティも見られた。

 Scratch通知できたキュレーター招待。これはかつてMiiverseでもあった、違反投稿を運営に通報するためのグループ《通報隊》を思い出した。荒れに荒れまくり、運営から利用制限、出入り禁止を食らったアカウントもあったと見られる。

 プログラミング教育、プログラミング学習という名目でScratchサイトを、あなたのお子様に対して、野放図にコンピュータを使わせていないだろうか。プログラミング学習しているふりをして、ネットでのケンカやいじめ、大人への出会いを希望しているかもしれない。

 いざ、問題が起きれば、制限と終了につながる。Scratchサイトはスマホのブラウザ(例:Google Chrome)でも動く。お子様が無用な争い、犯罪に巻き込まれることがないよう、親は常に関心を持ち、使用に関して決まりを作っておこう。

 プログラミング教室も各地にできている。個人的にはPCと電話線がつながっているのが当たり前ではなかった時代と異なるから、プログラミングありきよりも、コンピュータの使い方《情報倫理》を、念入りに教えてから、プログラミングをという段階を踏ませるのが大切だと考えている。

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