【感謝】ルールではなく姿勢で判断してチャンスをくれた先生の話
こんにちは。
朝、寝起きの顔ではiPhone11の
顔認証ロックをいつも解除できない、しゅんです(*^^*)
(どんな顔をしたらいいのでしょうか)
さて、今日はとある方に感謝の気持を伝える記事です。
思ったままに行動する私の行動は、
時に「もう少し、早く気づいていたら…」と
時間切れで間に合わないときもあります。
そんな時、私の「行動」を認めてくださった方のこと。
■無理という思い込みばかりの1・2年生
もともと「中学校の英語の先生になるんだ!」と決めて、
4年生大学に進学した私。
教育学部ではないため、自分の学科の授業と、
卒業単位にはならない教職の授業を、並行して受講する日々。
1・2年の頃は1年に前後期で60単位ほど登録していました。
そんな中1年生の9月に小学生対象の「キャンプ」・「野外教育」
のボランティアに出逢いました。
あっという間に小学生という人間は、
どうしてこんなにも日々面白いのだろうかと
興味を持つようになりました。
大学2年の秋頃。
夏休みが2回過ぎ、キャンプシーズンをしっかりと過ごして、
大学の後期が始まりました。
当時、大学2年生が始まる年度初めに、
「小学校免許が取れる通信教育大学との提携」開始!
小学校の免許も通信と併用で2~4年生の3年間をかけてとれる。
という制度が始まっていた。
が、その頃は、まだ、
「小学生に教えるのは向いていない!」
「中学生くらいでないと話が通じない!」
「全教科とか無理!不器用だし(´゚д゚`)」
という思い込みから全く説明会も受けず。
すべて他人事として受け流していました。
■突然の自信モード「小学校の免許とるけん!」
秋頃になると参加したキャンプの数も増えて、
小学生と遊ぶことが心の底から好きになっていました。
同時に、レクリエーションをしていると、ルールを説明する上で
「その漢字読めない(;・∀・)」
「習っていないから、わかんない~」
などと、小学生が何を知っていて、
何を知らないのかが分からず、お互いに困っていたり、
「無理!」「やって~(TдT)」という子どもは、
日頃どうしているんだろう?学校でもこんなこと言ったりしてたら、
何もやらないのかしら???(´-`).。oO
なんて疑問に疑問が重なり、
更に小学生から学校での英語教育が始まる。
英語は楽しみながら素地をつくることを重視するといったニュースを見て
「よし!小学生のこと、もっと知りたい!」
「通信教育だし、今からでも間に合うかも!受けさせてもらおう!」
「一生懸命勉強している小学生に負けないように勉強しよう!」
と、謎の自信モード発動。
ズカズカと教務課に行き、事情を話すと、
「説明会は4月に終えました。」
「どうしてあの時、参加しなかったんですか?」
の1点張り。当然です。
そのとおりなんですが、そこをなんとか…できず、
撃沈。(´;ω;`)
■学生の人柄を愛してくれる先生方との出会い
ヽ(`Д´)ノプンプン
そんなに言わなくたっていいじゃないか!
冷たいなぁ!
せっかく勉強したいのに!!!!!
なんて思っていた、私。(甘いぞ)
当時の自分のゼミの先生に「駄目でした~」と話すと、
小学校課程のメンバーは、2人の有志の先生を中心に
みんなで放課後に勉強会をしているそうだから、とにかく行っといで!
と。
その日の夕方行ってみると、先生方も放課後の時間なのに集まり、
レポート対策や、授業のポイントをチームで話し合いながら
助け合って、進める光景に衝撃。
国語も理科も社会も、さらには家庭科や音楽も勉強するのに、
手書きで1科目に1200字ほどのレポートを2本提出し、試験は
論述B41枚分の論述を7割埋めないと失格。
とタフなことをやっているのです。
当然休みがちで状況が厳しい学生もいました。それでも、
「どうしているの?ちゃんと寝てるの?今が踏ん張りだからね!」
などと厳しさと優しさを持って指導されていました。
一通り参加して、キャンプの話など経緯を担当の先生に話すと
そうなの!一緒に勉強しない?仲間が増えるのは大歓迎♪
それから、12月にクリスマスパーティーもやるから、是非参加してね。
とニコニコしながら話してくださいました。
■パーティー当日、チャンスが来た!
何度か会に参加させてもらい、迎えた12月のクリスマスパーティー。
先生の目線で、学生が出し物を考案して、場を楽しませる。
そこで、チャンスが起きるのです。
いくつかのグループがそれぞれの出し物をする時、
最後のグループが途中のグループと出し物の内容がかぶってしまって、
これから30分何する?と進行が止まってしまいました。
すると先生が、
「しゅんさん、レクリエーション得意でしたよね?」
「よかったら、なにか出来ない?」とニコニコして言うのです。
この時、「今だ」と思い、必死でレクリエーションをしました。
何をしたかは覚えていませんが💦いくつか遊んで、
最後に輪っかになる体型になって、
あの~。いま、みなさんと遊んでいたら「輪」ができました。
僕は、小学校課程でもなんでも無いのですが、こうやって出会えて、
みなさんとの輪が広がりました。来年もこの「輪」を大切に一緒に頑張りましょう!ありがとうございました。
とコメントしました。
あの時受けた大きな拍手は、今でも忘れません。
■学びたい気持ちに応えるのが、教師の役目だもの。
会が終わると、ゼミの先生もいつの間にか顔出してくれて、
その場を見届けてくださいました。私にチャンスをくれた小学校課程の
先生に御礼を言おうと思って近づき話をすると、
素敵な時間をありがとう。本当に楽しかった。
あなたの姿を見て、絶対に(小学校コースを)受けるべきと思ったわぁ。
学びたい気持ちに応えるのが、教師の役目だもの。
私から委員長に話してみるから!
まっすぐな目線で私に話してくださいました。
それから3年生になり、本当に特例で私だけ3年生から、1つ下の学年と一緒に、3・4・卒業後に実習のみ実施というカタチで、加入を許可してくださいました。
それからというもの、時間に余裕があるときや、
年度初めの自己紹介のときは、
「今日は…なにか”楽しいこと”は無いのかしら❤」と私にフリを
くれるまでにw
もちろん、毎回全力で応えさせていただきました。
ごちそうさまでした。
■最後に
そして2年後。今年8月。
不測の事態で、海外から帰ってきてしまったのですが、
出来ていなかった免許を地元の教育委員会に申請し、
無事に免許を取得することが出来ました。
キャンプや論文など他のメンバーよりも爆速でススメすぎて、
試験日にインフルエンザになり日程を変更してもらったり、
大学の行き帰りの電車・キャンプの日の夜にiPhoneでレポートの
下書きを創ったりと大変でしたが、どれもいい思い出です(´;ω;`)
一通りの実習などが済んだ後も、大学との連絡を仲介するように
海外にいてもメールでお知らせをしてもらったり、
体調を心配してくださったりと、
本当にお世話になりまくりの私。
ただ、「通信で免許を取りました。」というだけの話しなのですが、
私にとってはこれはかけがえのない経験です。
何より、大人として、ルールや期日は守らなければいけません。
でも、何よりも学びたいという「姿勢」を感じ取り、
誠心誠意、なんというか「粋な対応」をしてくださった先生方に
心から感謝しています。
私も、人を見た目やルールだけでで判断せず、
相手の心の声に耳を傾け、受け止められる大人になります。
それが私にできる恩返しです。
今からその報告のメールを先生にします。
読んでいただきありがとうございました。
また明日!✨
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