谷口 峻哉|NIPPONIA 小菅 源流の村

山梨県と東京都の県境、多摩川の源流にある小菅村という小さな村でホテルを運営しています。…

谷口 峻哉|NIPPONIA 小菅 源流の村

山梨県と東京都の県境、多摩川の源流にある小菅村という小さな村でホテルを運営しています。「700人の村がひとつのホテルに」をコンセプトに、村の暮らしをまるごと楽しんでいただこうという宿です。

最近の記事

村まるごとホテルを実現するために、どうやって地域住民を巻き込んでいったのか

こんにちは、NIPPONIA 小菅 源流の村の谷口です。 今日は「どうやって地域住民を巻き込んでいったのか」について書いていきたいと思います。 この質問は、メディアインタビューや視察の方々からも本当によく聞かれることなので、多くの方に届くようにと今回noteに書くことにしました。 まず、当館は「700人の村がひとつのホテルに」というコンセプトを謳っています。 となると、関わり方の深さに違いはあれど、多くの村人にホテルのことを自分ごとのように思ってもらい、運営に参画してもらう

    • 暮らしの充実こそが、接客を決める

      こんにちは、NIPPONIA 小菅 源流の村の谷口峻哉です。 前回書いた記事がありがたいことに多くの方に読まれ、100以上の「スキ」をいただくことができました。 「自分のホテルが好きすぎて、そのこだわりをシェアしたい」という内容だったのですが、読んでいただきリアクションしてくださった皆さま、どうも ありがとうございます。 さて新年ということもあり、自身を振り返る意味も込めて、今回は私が大切にしている「仕事よりも、暮らしが大切」という価値観について書いていきたいと思います。

      • 人口700人の村にある小さな宿になぜ人が集まるのか、その全貌を公開します

        初めまして。山梨県小菅村という人口700人の小さな村で「NIPPONIA 小菅 源流の村」という宿の番頭をしている谷口峻哉と申します。 この宿は2019年8月にグランドオープンしたのですが、ありがたいことに多くのメディアにも取り上げていただき、昨今の情勢にも関わらず予約が取れなくなるほどたくさんのお客様に支えられています。 このnoteでは開業から3年間で自分たちがやってきたことの整理整頓と、一緒に働いてくれている仲間へのメッセージも兼ねて「名もなき村の小さなホテルに、な

      村まるごとホテルを実現するために、どうやって地域住民を巻き込んでいったのか