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デザイナーとしてのあれこれ, 備忘録として

 今更ながら、noteに手を出してみようと思いました。

 世に叫ばれる"SNS疲れ"を体現してしまったかの様に、facebookもInstagramも今やほぼほぼ"見る専"に。これだけ色々な情報発信手段がある中で、手軽さの最たるツール"SNS"ですらろくに情報を発信できないのは、デザイナーと言うにはいささか情報発信力不足が否めないなと感じ、それに起因します。
 昔から、何事も一発目のブームが去りつつある位の時に、独りじっくりと楽しむ位が自分には性に合う気がしています。書き始めるには程良い頃合いかと思い、日々デザインやその周りに関して思ったことを、備忘録的スタンスで、書き連ねていってみようと思います。
(※ noteが時代遅れだと言いたいわけではないので、ご理解下さい...)


 まずは簡単な自己紹介を。
 ↓          ↓


 大学卒業後、某婦人靴小売会社に入社。

 入社したては販売の仕事を嫌々やっていましたが、程なくして商品開発部で商品企画の仕事に携るようになりました。
 "嫌々"とは書きましたが、それは当時膨らませるだけ勝手に夢を膨らませた若者が、いっとき望んだ職種と違うことをすることになった時の反射の様なものでして。。。

 その後の商品企画では靴の企画という仕事でしたが、どうしても小売会社にありがち、というかあって当たり前の、売上げ先行型のモノ作り趣向に体が馴染まず、3年で転職を決意。

 こう紹介してしまうと、良いこと無しの職場で何のメリットも得られなかった様に見えてしまいますが、今思うと、ビジネス、商売をする、ということの基礎の様なものを学ばせてもらったのだと感じています。
 あの時の経験の恩恵を授かる瞬間もたくさんあったので、今は働かせてもらったことにとても感謝しています。


 その後は、某個人デザイナー事務所へ転職。

 デザイナーとして、広告をメインに様々な仕事をさせてもらいました。
 "デザイン事務所なんて概ねブラック"と聞く様に、やはり少し難儀な労働もありましたが、デザイナーが社会でどういう風に認知されているのかであったり、デザインワークの詳細な工夫等、身についた事(コンプラ的なものはやっぱり大事だなとかも…) が、たくさんありました。


 またその間、それら従属的な仕事とは別に、Webサイトのディレクションをさせて頂いたり、グラフィックの作成や企画展をやったりと、細々とではありますが個人なものもやってきました。


 今は"LeapMind"というAIベンチャーのマーケティングDivisionに所属しています。

(!?、デザイナーではないんじゃないのか?)

と、なると思います。

 その通り。
 会社メールの僕の署名欄には"Designer"という文字は先月頃からありません。

 それまでは、"Creative Div, Designer"といった具合になっていたかと思いますが、組織改編に伴ってDivisionは解体され、僕含めメンバーはそれぞれそれまでと違った場所で仕事をしています。

 一個人としては、なにもイラレやフォトショを使ったり、HTMLを書いたりする様なことだけがデザインではないと思っています。

ではデザインとは何?

という問いが来ても、即座にこれと明言できるほど経験の厚みはないのですが、色々な "モノ・コト・細部" の在り方と関係性に、意図を与えていく、といったことを常々念頭に置いている様な気がします。
 そういった意味で、マーケティングの仕事は、クライアントとこちら側であったり、問題と解決策、ニーズとシーズであったりと、実に色々な関係性に出会えるので面白いなと感じています。

「どういった文面のメールを送ろうか、、」
「どんな風に準備しようか、、」
「どんなことを調べたら良いだろか、、」

 そんな様なことを考えているときの自分の脳内シナプス伝達は、デザインの仕事をしている時と大して変わりない様に思えます。


 ツラツラと長ったらしく書いてしまったので、どこからどこまでが "簡単な自己紹介" なのか自分でもよく分からなくなってきてしまいました...。

ですが、要するに、

マーケティングの仕事を少しづつするようになって、
改めてデザインを俯瞰して見れるようになったから、
良い機会だ、発信して発信力を高めよう。

ということです。


 因みに、 

 一番上の画像は、モノさみしいのも難なので、失敗してグニャんグニャんにしたモデリングデータをレンダリングしてみたらなんとなく見栄えが悪くなく思えたものを、恣意的に貼ってみてしまいました。
 最初の投稿で、デザイナーとして超絶カッコ悪いスタンドプレーに興じ、これまた失敗です。
 ですが、時間を経て、なんとなく悪くなく思える投稿になってくれればぐらいの、未熟者の無責任。

すこぶる恥ずかしいですが、また書いてみようと思います。



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