何事も怖がってたら前に進めない。ヘタレが突っ張る覚悟を鍛えるには、パンクファッション。とは言え無法者やサイコパスなんかじゃない。超インパクトありすぎで着て歩くだけでも勇気のいる服は、本当に気持ちがいい。自分の感情に負けそうなら着ない方がいい。しっかり自分軸に足りない強化パーツだと思えば、着ればいい。
こんなん只のグラフィックＴシャツだが、勝手に何かを感じて近寄らない人も増えるかもしれない。何が起こるかわかんない。ただ、「自分はエサじゃないんだ！」というハリネズミのような主張が痛々しくもキュートなパンクミュージックの走りの頃を思い出す。のちにファッションだけが取りざたされて、ただの「ヒャッハー」に着せすぎて「ひでぶー」なマンガのせいでパンクファッションに抵抗のある人も多かろう。定番定型文だけがファッションパンクというのも寂しすぎる。本当にパンクしちまったデザインというのもどこか糞真面目な法則で収めてしまった今の気分に真っ向から挑戦状を叩きつけるような服が作りたかっただけなんだけれども。
巷に巣食う魑魅魍魎や蔓延る嫌な話も、やたら怖い予言話や予測なバッドニュースも、自分の心に闖入しないように近寄らせない程に心を強くしていこう。耐性を養い、同化せず、自分は自分のままでいることこそが、反抗的ファッションの意義と見つけたり。
こんな時代の淀んだ空気に負けず胸を張ろう！カカトを鳴らして超笑顔で爽やかに闊歩しよう。服に着られるな。可愛らしく着こなせ。手持ちの服とのアンサンブルの腕の見せ所。強烈個性で爆笑パワーを手に入れよう。
って、マジで大丈夫か？大丈夫だな。60歳のジジイの作った地味なデザインぐらい軽く着こなす人は多かろう。てか、誰かにコメントは求めない方がいい。自分だけが何かを思っているならそれでいい。
要は鏡返しなのだ。
おかしいのは自分じゃない。世の中を映す鏡の自分がおかしい。自分が世の中の目を覚ますぐらい、胸を張れ。おかしなものに迎合する予定調和を捨てる時間も必要なレッスンのはずだ。デザインのちからで、忍び寄る不穏な圧力への呪詛返しは可能かどうかの社会実験でもあるのだが。。。。ま、暖簾に腕押しぐらいの可愛い着こなし希望。とにかく目立ちすぎ。
イヤミもきつすぎ。はい。その通りです誤解恐れずにいられなかったり不愉快だったらごめんなさい。え？　あ、謝るんだ（笑）