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道北旅行記1~留萌線踏切で車と衝突。列車の中に90分閉じ込められる

4月23日金曜
午前6:55羽田空港AIRDO。睡眠時間2時間でさすがに眠い。普段JALが多く、帰りもマイル特典のJALなのだが、AIRDOにしたのは、千歳空港駅で、道北フリー切符が買えるから。これを使って初日留萌観光、深川か旭川に泊まって、2日目稚内宿泊、3日目夜に札幌ホテルという工程。
千歳空港着は午前8時半前。札幌発特急ライラックは10時だから余裕。札幌駅でコーヒーを飲もうとしたが早すぎて適当な店なし。留萌線に乗り換え、すぐ発車。たぶん15年ぶりくらい。乗客13人。地元客半分、鉄道マニア含む観光客半分というところ。
のんびりと景色を眺め、留萌到着までもう少しの12時7分。激しくきしむ急ブレーキの後、大きな衝突音と激しい衝撃。北海道に多い鹿との衝突かとも思ったが、衝撃が大きすぎる。しばらくアナウンスがなかったが、踏切を渡ろうとする車に衝突したらしい。車は踏切から70mくらい押され、列車の急ブレーキによってようやく停止したようだ。
15分ほどしてパトカーと救急車が到着。すぐの復旧は難しく、タクシーを手配したとのことで、ここから目的地まで移動することになるとアナウンス。
その前に警察官が乗車してきて、乗客の連絡先を聞く。
復旧時間は未定とのアナウンスがある。半分ほどの観光客は、留萌見学を断念し、深川へタクシーで戻ることを選択。留萌線が動いていれば、夕方まで留萌観光をして夜には札幌のホテルへ泊まれるし、千歳空港から東京や関西へ戻れるが。復旧しなければ行程は大きく狂う。予定変更も仕方がないだろう。
自分は、幸いなことに初日のホテルをまだ予約していなかった。
食事をした後、深川か旭川かどちらのホテルにするか決めあぐねていたのだった。深川で泊まる方が楽だし、特急宗谷に乗るなら、混む可能性がある旭川の手前で乗車するので席を確保できる。ただ、旭川の方が都会なので、飲むとしたらこっちのほうがいい。留萌線が夜に復旧しなければ、留萌に泊まればいい。翌日、早朝起きになるが仕方がない。早朝と言っても今日もかなり早起きだったわけだし。
自分は留萌行きのタクシーを選択。15分ほど走り、13時45分、かなり遅れて留萌駅着。
留萌観光と言っても当てがあるわけではない。ランチを採って日本海で写真を撮ろうと判断。15分ほど歩くとカレー店。寄って行くとしまっている。1時間以上、事故のため停車していたことが響いてランチが終了している。周囲には他に食堂も見当たらない。ランチをあきらめ、5分ほど歩いて海岸へ。日本海の激しい波。どす黒い曇り空と相まって怖いほど。
しばらく海岸の写真を撮って駅へ引き返す。
留萌駅のそばによさげな海鮮居酒屋。16時過ぎ。ここでかなり遅めのランチ。駅へ電話をすると18時台の列車は運行するとの情報を得て、ホテルは旭川とする。ゆっくり食事をして、18時台の深川行。乗り換えて特急旭川行。旭川で降りて、徒歩5分のホテルへ。ここの前が地ビールレストラン。これは行くしかない。22時半のラストオーダーまで1時間を切っているので、そそくさと15分ほど入浴して、夕食。ジンギスカンを焼きながら地ビール。1人ジンギスカンは初めてかも。
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