1日だけの大分~別府訪問記

2月19日朝8時35分成田発のPeachで大分空港へ行く予定を立てていた。

昨年末で、会社を退職し、1月から個人事業主になった。事務所は自宅にしているので、ほとんどは自宅での作業。ただし、税務署へ行ったり、銀行で口座を作ったり、手間のかかる作業もある。面倒な時もあるが避けられないものである。

個人事業主に定められた勤務時間はない。遅い時間まで寝ていても自由。しかし後で自分に跳ね返ってくる。逆に、深夜や休日に仕事をすることもある。働き方改革の名のもとに、深夜業務にストップがかかるわけではない。

結局、毎日、完全な休日はなく、業務を続けてきた。しかし、さすがにたまには休みたくなる。それで2月中旬頃に2日ほど、あらかじめ強制的に休みを入れることにした。

18日寝るのが遅く、19日朝6時前の起床がつらかった。成田空港に着き、Peachの機内に乗り込む。なんと超満員。自分の座席は最後尾窓側。この時期にこれほど混んでいるとは思わなかった。沖縄便や札幌便は、混んでいることが多いが、大分便が満員なのはなぜだろうと考えた。何かイベントか、人気歌手のコンサートがあるのか。頭をひねっていると、機内アナウンスで、成田発大分行きの初便と知る。そういわれれば、マニアぽい人も多くいる。着いてすぐ引き返す人もいるようでびっくり。

列車であれば、内田百閒のように乗るだけで観光しないという人もいるのはたまに聞く。列車は車窓も眺められるし、空間にも余裕があって、歩き回ることもできる。飛行機も外を眺めることはできるが、上空に行ってしまうと風景も単調になる(ように思える)空間も狭いし、すぐ戻るのは、疲れるだけのように感じるのである(とマニアに言っても、こっちが冷笑されるだけだろうが)ただ、パラダイス山元さんのように飛行機マニアが存在していることは自分も知っているが。

大分空港ロビーへ出ると地元メディアの取材の方々が。新路線の就航は地元にとっては大きなニュースであるし。

空港で地図やパンフレットを取っていると、観光協会の職員さん(たぶん)が「別府、大分市方面のバスが出ますよ」と教えてくれたので、慌ててバスへ。バスもほぼ満員。

45分ほどで別府観光港。ここでバスを乗り換えて、ひょうたん温泉へ行く。

今回は、翌日帰りということを決めている。便は11:10発。10時半には空港についている必要があるので、遊ぶのは実質今日のみ。それを考えると1カ所で、過ごせるのがいい。のんびり露天風呂で過ごせるところ。食事もできるところがいい。朝は東京で軽く食べるだけなので、入浴前にも軽く食べたいし。

ひょうたん温泉行のバスは11:45。バス停におばあさんが一人。スマホでブログを読むのが趣味と言っていた。ひょうたん温泉着は12時。スマホでメールを発信し、12:45ごろ、まず食事。まずは軽く。ビールとつまみに点心セット。30分もたたずにすませ、お風呂へ。のんびり露天ぶろやサウナなどを楽しみ、15時にランチ。ただ、まだそんなに空腹ではない。地元のグルメがいいので、大分名物鳥からあげ。そしてまたビール。これだけでは足りないので、また点心セット。芸がない気もするが、ここは食事メニューが中心で、つまみは少ないのである。(ただ、後で見れば、一皿刺身もあった)

腹が膨れ、また入浴しようとするが、今度は砂風呂に行く。別料金だが、砂かけはセルフで、その分350円と安いのである。セルフでなければ、1000円くらいする。17時頃、上がり、17:17バスで、別府の繁華街へ。宿まで行くバスまで50分ある。バス停前のデパートで海鮮丼でも食べようとフードコートへ。しかし、コロナ渦の影響で、休業中。鳥からあげの元祖東洋軒もあるが、15時に食べたばっかりだから、食指が動かない。東洋軒では一度食べたい気もしたが。スーパーの食品売り場で、夕食用の弁当やつまみ、酒などを買う。

18時40分大分空港行き最終バス。混んでいる、空港に着き、コンビニでビールなどを買い、徒歩7分のロフト付き洋室クレインへ。空港まで近いので、明日午前便であることを考えると、とても楽。それに今回は国東応援割として、宿泊費が2200円。そこに市内で使えるクーポンが2000円で付くのである。大分空港は、以前も利用したことがあるが、周囲には何もないと思っていた。ただ、徒歩7分なので、真っ暗な空間を少し歩く。街灯がなく足元は全く見えないので、懐中電灯があったほうがいいかもしれない(でもすぐ着くが)

クレインは家具も備え付けてあり、快適。ただ、電子レンジを使うとブレーカーが落ちて焦った。500Wで利用するべきだったのである。

この日の睡眠は3時間ほどだったので、12時過ぎに寝落ちするも2時ごろ、目が覚める。地元局OAB制作の「大野タカシと○○の夜分、おじゃまします。」を思わず見てしまう。大野タカシは地元タレント。かなり濃い。あまり東京にいない押しの強さを持っている。彼が進める大分麦焼酎二階堂のソーダ割り(ニカソー)は、イケそうな気がする。東京で試してみることにしよう。県内のコンビニは、各種のコップ焼酎があり、見ていて楽しい。大分に来たという感じがする。

翌日3月20日、朝8時15分起床。9:25分に宿を出発。9時40分に大分空港2階のカフェで、ビール(また)と鳥からあげ。朝ではあるが、横の若い女性もビールを飲んでいて、こちらをちらと見ていた。同志がいたと思ったか、あるいは真似すんなと思ったか(そんなことはないだろうが)これでは足りないので、コンビニで玉子サンドを買う。

成田行き飛行機は、ほぼ定刻に出発した。

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