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“作家の映画”を読解する(3)

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今年6月後半から7月前半にかけて公開した「“作家の映画”を読解する」シリーズの記事をまとめました。『ツイン・ピークス』サーガ、『グッバイ・ゴダール』、『ラルジャン』、『ガタカ』他。
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記事一覧

“作家のドラマ”を読解する:『ツイン・ピークス』サーガ(1990~2017)

 脚本家でプロデューサーのマーク・フロストとデヴィッド・リンチとの共作テレビシリーズとし…

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西周成
2年前

“作家の映画”を読解する:なぜ“名作”の多くは40年で古びるのか?

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西周成
2年前
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映画作家の“代表作”を独断的に決める批評的言説の弊害について

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西周成
2年前
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“作家の映画”を読解する:『グッバイ・ゴダール!』(2017)

 ミシェル・アザナヴィシウスが注目に値する映画作家であることを、私は本作によってようやく…

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西周成
2年前
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ロシアの映画誌から①:D.リンチ(インタヴュー抜粋)

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西周成
2年前
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ロシアの映画誌から②:S.ロズニッツァ(インタヴュー抜粋)

 ロシアには主要な映画雑誌が二つあること、一つは1931年創刊の「映画芸術(Искусств…

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西周成
2年前
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“作家の映画”を読解する:『スリー・ビルボード』(2017)

 『スリー・ビルボード』の脚本・監督を務めたマーティン・マクドナーは、もともと演劇畑の人でした。ロンドン出身のアイルランド人である彼は20代で劇作家として成功を収め、30代になってから劇映画に進出しています。アメリカの田舎町を舞台とする本作は彼の3本目の長編劇映画ですが、ヴェネチア映画祭で最優秀脚本賞を受賞するなど、国際的に高く評価されています。  英語圏の演劇人が劇映画を監督した例としては、マクドナーの他に、シェークスピア作品の映画化で知られるローレンス・オリヴィエとケネス

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