自己調整学習理論ー学習方略 ~自ら学習方略を獲得することの意味~
自己調整学習理論において目指されている学習者像は、学習活動に取り組むにあたって自ら「見通し」をたて、その見通しに沿った学習活動を「遂行」し、遂行した学習活動を「省察」することによって自ら学習サイクルを回していくというものです。
自己調整学習理論の先行研究に基づき、このサイクルを回していくために必要な要素が、「学習方略」「動機づけ」「メタ認知」そして「学習観」であると、主体的学びを科学する研究会では捉えています。
今回は、「学習方略」に焦点を当ててみたいと思います。
学習方略