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ドミ共の和梨プロジェクトを見学

「ドミ共の軽井沢」と呼ばれる場所に行ってきた。

今日は日帰りで課外学習をしに、Constanza(コンスタンサ)へ行った。コンスタンサは標高が高いところに位置するため気候は涼しく、避暑地として有名であるため「ドミ共の軽井沢」とも呼ばれている(協力隊の中で笑)

課外学習と言ったのは、タイトルにもあるようにここドミ共の「和梨プロジェクト」を見るため。

以前ある日、ある日本人(元JICA職員?、現在松戸市役所の人)と首都のあるお店で偶然お会いして、そのプロジェクトを管理していることを話していた。僕が農学者であることを知ると、「ぜひ見に行って欲しい」と言われたので、ぜひ見に行くことにした。(僕に和梨の知識はないが…)

千葉県松戸市はもともと梨の栽培が有名である。一方でドミ共で出回っている梨は(おそらく)輸入で、和梨ではない。

コンスタンサは涼しいが故に、南国の果物よりかはブドウやイチゴなどが元々栽培されている。他にも様々な野菜(キャベツ、レタス、ブロッコリー、ニンジンなど)や花卉類の栽培が盛んである。

そこで彼は和梨がドミ共で栽培されたら素敵じゃないか!と思い、そのプロジェクトをコンスタンサの農業研究機関とともに始めた。

そして彼の紹介で、その機関のトップの人と奥さん(マスター保持者でプロジェクトの責任者的なポジ)とその子供たちと一緒に、圃場見学やコンスタンサの農業の見学も行った。

話を聞くと、当初はなかなか実りがなく、環境のせいかほとんど枯れてしまっていたらしい。それでも2年目の最近ようやく実がなるようになったみたい。まだまだ直径6〜7cmの実ではあるが、食べてみたら「和梨」だった!みずみずしくてかなり「和梨」だった!

「今後はその実が大きくなるように、さらなる研究を松戸市の和梨農家の人とやっていく必要がある。」と、おっしゃっていた。

和梨プロジェクトだけではなく、昼食やコンスタンサの街並みなどを車で案内していただいて、かなりお世話になった。今日初めてお会いしたにもかかわらず、最後別れる時にはみんな悲しそうにハグし合って「また会おう」と言って別れた。

ぜひまた彼らに会いに、今度はゆっくりとコンスタンサを楽しみたい。

また僕がドミ共にいる間に和梨がスーパーで陳列されているのを見れるように、健闘を祈りたいと思う。

また後日コンスタンサの観光情報を別途noteに投稿したいと思う。

(Vol.223_17/11/2019)

#青年海外協力隊 #JOCV #ドミニカ共和国 #LaGina #稲作 #和梨 #プロジェクト #初対面 #感謝 #コンスタンサ #Constanza

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