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リンゴ丸かじり現象&毎日スライスチーズ4枚食べる国-帰国難民編-

どうも。

道端でリンゴを丸かじりしてたら
モテると思ってるしゅーとです。

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イメージはこんな感じ(謎の憧れ)

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帰国難民となり、早3ヶ月が経とうとしてます。


インスタにて
ひたすらにスパイス料理を
作っては食べてます。ww



よかったらのぞいてみて下さい。笑




さて、1週間ほど前は
ドイツのオーガニック商品について
発信させていただきました。


言わずもがなこういった
オーガニック食品が多いことから
ドイツは環境先進国と言われています。


ボクの頭の中では、

野菜はプラ包装なし

マイバッグ当たり前
お肉なんてもってのほか
なんての環境先進国のイメージです。

そんな妄想を浮かべてます。



実はちょうど、半年ほど前
ボクはドイツに訪ねたことがありまして


スーパーマーケット
に行った時の話。
いざ、ルンルン気分でスーパーに行ってみると。


さすがドイツと
言わんばかりの
驚くべき事実が
そこにありました。




まずは野菜コーナー
日本の野菜コーナーはこんな感じ。。。

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しかし、ドイツは
このような感じです。

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妄想通りの、
プラスチックフリー!!


さすが環境先進国やないか!!

プラスチックへの配慮は
日本よりも意識が高い傾向ですね。


しかし、
喜びは束の間です、、、


チーズ・肉コーナーになると・・・


肉!肉!にくうううううう。

ソーセージ!そおおおおせーじ!

おりゃあ!!!

チーズどばばバッババッバ!!!!



拙い日本語を並べて
すみません。笑



とにかく
見て欲しいのです。




その写真がこちら

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コンビニサイズでこんな感じです。
スーパーはこの4倍くらいあります。


チーズは、、、

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え。。。
不意に出た

『oh...my god...』

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ボクの想像を
はるかに超えてきました。



ねえ。ねえ。
ドイツさん。


環境先進国という呼び名は
どこに行ったんだい。



地球温暖化に深く影響する
乳製品メッサ食っとるやないかい。


その時は驚きを
隠せませんでした。


ボクの理想郷である
環境先進国のイメージが
容易に崩れ去っていった瞬間です。



とは言うものの
受け止めきれず、


このお店だけなのでは?
と思ったので、、、



ホテルに帰って
じっくりとデータで調べてみました。



世界のチーズの
一人当たりの年間
消費量

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全体的にヨーロッパでの消費量が多く


実は、
ドイツは世界で2番目
チーズを消費している国なのです。


(ドイツチーズの歴史や文化は半端ないです)
(単純に日本とは比較できません)



やはり、チーズを
めっちゃ食べてんだ。。。

と確信に変わりました。


しかも
驚くことなかれ
その量がすごくて、

24.2kg/年



月でいうと2kg食ベテル。
1日70グラムも!?


スライスチーズが
1枚18グラムなので・・・・


スライスチーズ
4枚分程度を
毎日欠かさず
食べテル。

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その時は
びっくりしすぎて
言葉も出ませんでした
(日本:一人当たり2.2kg/年


普段からチーズを
全く食べないので


『今日から毎日
スライスチーズ4枚ね!』


と言われると、気絶する自信あります。

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ここからが本題です。


日本人には想像もできないほどの
チーズを食べているドイツの人ですが、


ボクは、
ものすごく反省しました。


それは。

ボクたちの
欧米諸国への
過剰な憧れ


ボクもそうでしたが、

何故か、、、
ヨーロッパへの過剰な憧れって
ありませんか?

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何度この輪の中に入りたいと願ったか。笑



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街中にある高級ブランドの広告掲示板を見て
何度でっかいサングラスを買おうと思ったか。ww
(ボクが使うと、もはや怪しい人)


石畳の道路を見るだけで
何故か優雅な気分になることあります。

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あとは、あるあるなのが冒頭でも
述べましたようにリンゴを丸かじり
してたらかっこいい的な、、、

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彼らの文化も真似しちゃうほど、
日本よりもなんかすごそうな国々。

ヨーロッパ=すごい


と思い込んでいませんでしょうか。


もちろんドイツには
日本が取り入れるべき
素晴らしい側面もあります。



再生エネルギーで電気発電量の高さ
リサイクルの水準の高さ
政治面においては、緑の党
ヴィーガンやベジタリアンが増えたこと
気候変動マーチで140万人動員

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しかし、
実際にドイツに行ってみると


ドイツの人といっても

ボクたちと同じ人間でした


ドイツに住む人全員が
地球温暖化に対して
全精力を注げるほど
完璧ではありません。


チーズは食いたいんです。笑


うまいものはうまいんです。笑

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チーズを食べないほうがいいと
理性では分かっていても
本能では食べたいのです。


人間の理性は脆く
実際は本能によって
この社会が構成されている

そんなことを学びましたし、


ボクたちのヨーロッパに対する
”すごい”と言う憧れは


儚い期待を持ってしまうだけだし
その期待とボクたちを比較することで


あの国の人みたいに
すごい人にならなければならない!

と言う空気感が生まれてしまいます。


これが危険だと思いました。


だってね。

めっちゃ無い物ねだり感
すごくないですか?笑



なんか
自分の周りには宝の山があるのに
隣の違う形の宝を見て、あれも欲しい!
あんなものを作るべきだ!

って言ってるようなものです。


隣の芝生は青いとはよく言ったもので
まさにそれを表しまくっているのが
今の社会のように思えてきました。

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その典型的な例がリンゴ丸かじり現象ですね。笑
(個人的に好きでやっているなら何も思いません)

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心の声:ああ。梅干し食べたい。



ボク思うんです。



理想の誰かになる前に
まずは自分を愛さなきゃじゃない?



てか
もはや生きているだけ
自分の使命を全うしている
と思うのはボクだけでしょうか?

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ありのままの自分でいることを
容認されないと皆んなが
勝手に思い込んでるから

どこか青い芝生を探そうと
外に目が向くんじゃないかな?


常に劣等感の塊じゃ
何かを真似して前に
進んだつもりでも

その先に崩壊しか待ってない。



自分たちの生活を豊かにする本質
とは、得ることではなく
周りに何があるのか気付くこと
から始まる。

そう考えれば、
ぶっちゃけ宝物だらけな気がしました。
まずは日常を愛せる自分になろうと思います。



それができれば

自然と、
人は人それぞれだと
受け止められる。


すごいもクソも見る角度が
違うだけで変わってくるし


みんな欠点があって
当然ですもん。




ですので、ヨーロッパは
すごい!と言う偏見は
一度捨ててしまうのが良いし


他国から学んで
何をするかも大切ですが

何をどう捉えるか?を
今一度大切にするべきだと感じます。



※しつこいくらいにリンゴ丸かじり現象

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以上ですー!
ではー!!!


ネパールの孤児院建設費用に全額費やします。