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インド紀行① デリーからアーグラーへ

こちらも、数年前のインドへの旅の記録。
仕事中、急にインドへ行こうと思い、最短で行けるチケットとビザを入手。幾日後には飛行機に乗っていた。

インパクトのあるインディラ・ガンディー空港に降り立ち、そのまま車でデリーへ。

縁起良さそうな空港内の装飾


途中、ヒジュラー(ヒンディー語で「両性具有者」)と呼ばれる女装男性にお金をせびられながら、異国の地の洗礼を受ける。

ビジュラーは写ってないけど、空港ちかくの道路で遭遇する。


翌日、列車を使いイスラム教都市と言われるアーグラーへ。窓の景色はずっと薄ぼんやりとした畑の景色だ。雨季が過ぎても地中の水分が気温で蒸発し、一日中靄がかかる。

雨季で地中に溜まった水分が、昼の気温で空気中に出てくる
アーグラーの駅。賑やかだ。
リクシャーがここでも。



アーグラーのバザールへ。元気なイスラムの街だ。
人口13,4億のインドの食料自給率は100%を越え、国土の55%は農地。
全人口の7割近くが農村に住み、農業従事者は総人口の5割以上、と。
すごい。

活気溢れるアーグラーのバザール。
色んなものが売っている。若者も多い。バザールは曜日毎に売っている種類が変わるという。


アーグラー城へ。赤砂岩のタイル。イスラムの幾何学模様が目に入る。フンザで見た紋様とも近い。

アーグラー城の中庭。
幾何学模様の柱。

顔のない動物のレリーフもある。ここも文化や美術様式が混交している。しかし、どうしてここだけが削れているのだろう。
この城は新たな征服者により持ち主が変わった歴史がある。
説明を観るに「新しい宗教や征服者が、"我より昔の事を喋らない様"削り取った」とある。

顔を削り取られた動物たち。


タージマハールにも行くことができた。
圧倒的に美しく白い石の墓だ。

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