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【タイトルに悩む時間をカット】ChatGPT4とブログタイトルを考える:新時代の半自動コピーライティング

TL;DR(too long, don't read)

この記事では、ChatGPT4での動作を記載する。
大量にタイトルを生み、ザ・コピーライティングを元に評価し、再生成する。最後に

あなたは編集企画ライティング&コピーライターです。 
以下の内容で記事を書きます。内容は以下です。

この記事に関心を持つであろう対象ペルソナを定義してください。

私が考えたタイトル案は「ChatGPT4にブログタイトルを半自動でザ・コピーライティングさせる」です。6指標で10段階で評価します。 

「得すること」
「新しいこと」
「好奇心をくすぐること」
「簡単で楽にできそうなこと」
「ポジティブであること」
「信頼性があること」


markdownのtableで以下のフォーマットを利用しタイトルと評価をまとめます。

タイトル | 得する|新しい| 好奇心||ポジティブ|信頼性
-|-|-|-|-|-|-
hoge | 1-10 | 1-10 | 1-10 | 1-10 | 1-10 | 1-10

上記の評価を元に、ペルソナが興味を持つであろう仮タイトルを10個出してください。それぞれを6指標で10段階で評価します。同様のフォーマットを利用してください。

その後、最もスコアの良い2つの案を選択してください。

その2つを元に各スコアを改善するタイトル案を10個考え、それぞれを同じ指標、フォーマットで評価してください。


<本文>

ブログタイトルに無限に悩む時間をカットしたい。


ブログタイトルに時間をかけすぎている。

本当にそう思う。

広報でテックブログの企画編集を担当している。
大量の記事に名前付け、つまりタイトル決めを行う。

しかし、タイトル決めというものは非常に難しい。

本文を書き終えたのに名前がつかないのだ。
その名前がいいと言いきれる理由もない。

なぜ、その名前にしたのかも自分にはわからない。

なんとなく思いついたから
良いと思ったから

脳内の自分

これでプロと呼んで良いのだろうか。
自分の中に良心の呵責がある。

そこで名著とChatGPTに頼ることにした。

ザ・コピーライティングがいう「売れるコピー」を評価軸にする

90年読み続けられている世界的名著『ザ・コピーライティング』

広報をやるのであれば必読であろう、と思い読んでみると「物事を自分ごとにさせる」コピーライティングのコツが書かれていた。

要点をまとめると以下の6点を特徴として持つコピーが「売れる」コピーであるそうだ。

  • 得すること

  • 新しいこと

  • 好奇心をくすぐること

  • 簡単で楽にできそうに見えること

  • 伝えることがポジティブであること

  • 信頼性があること(そのために数字を使うこと)

具体的なことは書籍に譲るが、これを満たせばヒトが思わず興味を持ち自分ごとになるコピーライティングができる。

複雑なものに名前をつけるのは難しい

長いので結論から言う。

タイトルが決まらない場合、あなたに命名センスがないのではなく、記事の設計が悪いのだ。意味ごとに分けて記事を分けよう。

結論

広報でテックブログの企画編集を担当している。
大量の記事に名前付け、つまりタイトル決めを行う。

しかし、タイトル決めというものは非常に難しい。
なぜならば「意味のかたまりに対する名前付け」行為だからだ。

特に、複数の意味を含むものに名前をつけることは非常に難しい。

つまりだ、タイトルが決まらないときはその記事で言っていることが「1つに絞られているか」を考えた方がいい。

しっくりくるタイトルがつかない場合は、その記事がやろうとしていること自体が複雑でないかを検討し、複雑ならば分ける。

タイトルが決まらないときの考え方

プログラミングの世界では「名前付け」が難しいことはよく知られている。

Rubyの開発者で著名な Matzはこう言う。

これはつまりこういうことなのではないかと思います。

適切な名前をつけられると言うことは、その機能が正しく理解されて、設計されているということで、逆にふさわしい名前がつけられないということは、その機能が果たすべき役割を設計者自身も十分理解できていないということなのではないでしょうか。

個人的には適切な名前をつけることができた機能については、その設計の8割が完成したと考えても言い過ぎでないことが多いように思います。

名前重要 - Matz

名前をつけることが難しい場合はおそらくどちらかに収斂する。

  • そもそも対象が明確な役割を持たない

  • 対象が意味として複数の役割を含んでいるため、シンプルな意味にまとまらない

特に、複数の意味を含むものに名前をつけることは非常に難しい。

なぜならば「 A かつ B かつ C」のように複雑な概念を扱っているからだ。その場合は、A,B,Cと別のものに分けたほうが疎でシンプルになる。

繰り返すが

しっくりくるタイトルがつかない場合は、その記事がやろうとしていること自体が複雑でないかを検討し、複雑ならば分ける。

タイトルが決まらないときの考え方

タイトルが決まらない場合、あなたに命名センスがないのではなく、記事の設計が悪いのだ。意味ごとに分けて記事を分けよう。

この考え方は自分を随分と楽にさせてくれる。

僕たちは「名前付けの難しさ」にどう立ち向かえば良いのか

名前付けは難しい。どう立ち向かえば良いのだろう。

僕らには先人の知見がある。『リーダブルコード』から引用する。

最善の名前とは、誤解されない名前である。つまり、君のコードを読んでいる人 が、君の意図を正しく理解できるということだ。

リーダブルコード p.39

名前を決めるときには、複数の候補を検討すると思う。最終的に決める前に、それぞれ長所について話し合うのが普通だ。

リーダブルコード p.36

つまり、良い名前を生むために誤解されないように複数の名前を検討すれば良い。

しかしこれは、おそらくチームを前提に書かれている。しかし、広報は孤独だ。1人部署のことも多い。

ならば、ChatGPTとともに考えればよいのではないだろうか?🤔

ヤツは複数の案を生むことに関しては人間の数倍早い。

ということでChatGPTに考えてもらおう。

ChatGPT4にブログタイトルを半自動でザ・コピーライティングさせる

あなたは編集企画ライティング&コピーライターです。 
以下の内容で記事を書きます。内容は以下です。

この記事に関心を持つであろう対象ペルソナを定義してください。

私が考えたタイトル案は「ChatGPT4にブログタイトルを半自動でザ・コピーライティングさせる」です。6指標で10段階で評価します。 

「得すること」
「新しいこと」
「好奇心をくすぐること」
「簡単で楽にできそうなこと」
「ポジティブであること」
「信頼性があること」


markdownのtableで以下のフォーマットを利用しタイトルと評価をまとめます。

タイトル | 得する|新しい| 好奇心||ポジティブ|信頼性
-|-|-|-|-|-|-
hoge | 1-10 | 1-10 | 1-10 | 1-10 | 1-10 | 1-10

上記の評価を元に、ペルソナが興味を持つであろう仮タイトルを10個出してください。それぞれを6指標で10段階で評価します。同様のフォーマットを利用してください。

その後、最もスコアの良い2つの案を選択してください。

その2つを元に各スコアを改善するタイトル案を10個考え、それぞれを同じ指標、フォーマットで評価してください。


<本文>

このプロンプトと共に本文を入れる。

せっかくなのでこの記事の命名をしてもらう。

やっていることはなんのことはない、自然選択(淘汰)だ。


初案から最終案までを自然選択でブラッシュアップする

私が最初に渡したタイトルは以下である。

ChatGPT4にブログタイトルを半自動でザ・コピーライティングさせる

初案

結論から言うとChatGPT4がつけたタイトルは以下だ

  • ChatGPT4が書く:半自動でブログタイトル作成する新時代へ

  • ChatGPT4とブログタイトル作成:新時代の半自動コピーライティング

割とよい結果となった。少しいい方を変えて使わせてもらおう。

1ループ目の生成

上記を続けてください

shuzonのプロンプト
2ループ目の生成

およそ3分で原案から20のタイトルを生み、淘汰し、再生成を行ってくれる。

では、最後に、考えた案に対して6指標で評価をもらい、なぜそのような評価にしたかを解説してもらおう。

最終的に考えたタイトルはこれです。同じ評価軸、フォーマットを利用して評価してください。また6指標をその数字にした根拠を各項目ごとに解説してください。

【タイトルに悩む時間をカット】ChatGPT4とブログタイトルを考える:新時代の半自動コピーライティング

shuzonのプロンプト
決めたタイトルの評価をもらう

読まれなかったとしたらAIのせいにしてしまおう(笑)

AIの言うことを鵜呑みにする必要もない

注意だが、AIが考えたタイトルを使う必要もない。

元々あったタイトルの言い回しやその言葉遣い、骨子を抜いてタイトル案にフィードバックすれば良い。

そのように生成と淘汰を爆速で行うことができる。そして良かったものだけを抽出し、適用する。

ザ・コピーライティングにあるが、後に数字を見て改善することが最も大切だ。

なぜ駄目だったかはその後に考えれば良いのだ。

これからは、そうやってやっていけばいいのだ。

以上。




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