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コラム『これまでのHUNTER×HUNTER』④

てことでやってきました週末!!
本編は今や大盛り上がりの王位継承戦にも絡む各王子の参加でもあるマフィア組織による船内バトルロワイアル!!
さらっと登場したヒソカといい今後の展開がどうなるか見ものです!!

では今回もこれまでのHUNTER×HUNTERを個人の感想込みでご紹介!!


暗殺者一家

試験中、ゴンと同年代ということもあり仲良くなったキルア。彼の名であるゾルディックは暗殺を生業とする一家でもあり、彼ら一家に関してはこちらの記事
『クロロ=ルシルフルの正体……?』
でも同時に考察をしていたりします。
よかったらお読みくださいまし。
下記画像にリンクあり↓↓↓↓↓↓↓↓


電脳×観光地×試しの門

試験を終え、ゴンによるある意味一方的な宣言をきっかけとしてメインメンバーである3人は引き続き行動を共にすることとなります。

とはいえまずは目的地を検索することに。
そしてさらっと流してしまう人もいるかと思われますが、当時まだ一般にはそれほど流通していなかったネットでの検索概念。この時点でWindowsが世を席巻していたとはいえ、“めくる”という言葉まで作中で披露してみせるのは事実その後にググるという言葉が生まれた時点で世の中への嗅覚がずば抜けてるんですわ冨樫先生。
なおこの辺は時系列不明なので無論先にググるが生まれてた可能性もあります、悪しからず。

ちなみに電脳ページで最終試験の場所とパドキア共和国がしっかり描写されとります。
あと個人的にひょっとしたらありそうなのが、電脳ページそのものが人間の脳を利用したシステムじゃね?というね。わりと世界の根幹にオーラ使ってるところがあるから否定しきれないんすよ……。
しかもプロハンターの上位組織は……。
まあこの辺はまだまだあとの話なんでね!
さくさく気になる人は買ってください全巻!!!

閑話休題。
さあやってきましたパドキア共和国。意外にも観光名所となっている彼らの家へはツアーバスが出ており、一行はそれに乗って目的地へ向かうことに。
ちなみにゾルディック家が住んでいる場所はデントラ地区とされています。この辺もわたしとしてはパドキアはインドとかパキスタンモデルだと思っているので、名前で探したら面白い伏線見つかりそうなんですよねえ。ええ、面倒なのでやってないだけです('ω')

そして登場するは試しの門。
やってきましたよ。みんな大好きクソデカ大重量の門。
ちなみにね!これをお手軽アイテムとして登場させる二次創作がめっちゃ多いんですよ!!!!!!!!!!!
試験編見てくださいよ!!あいつら半トンはある豚をそもそも平気で持ち上げて運んでるんですよ!??!?
そもそもゴンからして1話でアホみたいなサイズの魚持ってますからね!!!!

ちなみにこれも記事書いてますので読んでください(圧)

てことでこの辺アニオリだとやたらと引き延ばし展開があったりしますが、わたしは基本冨樫先生のスタイルを真似して原作のみに言及していますので、アニメ視聴のみの方はむしろ是非原作との違いに注目してみてください。
間とかもそうなんですが、結構セリフも変わってたりするんですよアニハン。
その後彼らは紆余曲折あってゼブロさんら使用人の家に赴きますが、レオリオここでさらっと片方200キロある扉開けてます('ω')(笑)

さあ試しの門を20日で突破はしたものの、問題はこれから!なにせ門を越えたところで彼らの扱いは侵入者ですので。
ただこの辺はキルア坊ちゃん派とそれ以外による家庭内派閥の問題も絡んでいるので、ぶっちゃけ執事がなんだかんだ言ったところでシルバがどう判断するかで全部決まるんですわ。

その後キルアと父親……シルバは親子としての会話をしています。この辺、すごーーーく違和感あるんですよ。
暗殺者として育てられた、とは言っていますがその割には本来育てる過程でキルアほど自由な思考は邪魔になるんですよ。好きに考えるにせよミルキやイルミのような考え方になっているはずなのです。ただしキルア自身にはそれなりに良識があり、かつ子供らしい我儘も保持しています。
個人的にはこの我儘の部分が一番面白く、両親ともにその部分はほとんど否定せずに育てているところなんですよね。
キルアの実力そのものは、あの年齢にして既にゾルディック家の水準としても一線級のものがあります。実際その後の本編において数々の技を披露し、“仕掛け”はありつつも今後登場する念能力に関しても飛びぬけた強さをあっという間に身に着け披露しています。
じゃあそんなキルアに足りないものは何か?

さて、ここからはさらに踏み込んだ個人的な考察になります。好きなんですよゾルディック家(笑)

原作本編において、ゴン一行──特にゴンはゾルディック家からひたすらに試されています。それはキルアが友達と呼んだ存在だからという意味以上に、彼に匹敵する何かを既に理解していたからでしょう。
なにせ、ゴンは不意打ちとはいえイルミの腕を握り折ったほどの逸材。事実試しの門での一幕を含めて、執事らや使用人は終始ゴンを“テスト”していると見ることが出来るのです。

試しの門を開けることが出来、自分の意地を通すために体を張り、ゴトーによるゲームではレオリオとクラピカですら見抜けない超高速のコインを見ることが出来る才能の持ち主。
キルアと競わせ育てるという目的に合致し、かつ常人離れした大きな目標を持った少年。キルアが常に意識し、経験を踏む上では最適な人材ではないでしょうか。
そして人生における最大の経験。それは大切な存在の喪失です。
そのことも含めた予定こそが、あそこでゾルディック家がキルアを旅立たせた最大の理由だったのではないかと。なにせ、ゴンのような生き方は絶対に長生きできるものではないのですから。

……まあ、その件に関しては後に想定外な事件を引き起こすことにもなりますが。
とはいえそれもゾルディック家としての益になるならば、それこそイルミが後の事件で判じたようにキルア以外が壊滅的な被害を被ったところで問題ないと考えた部分もあるのでしょう。
ただし危険すぎるのでこれに関しては相応にリスクを抱えていたことになりますが。この辺、注意してみると今紹介している話よりは相当後になりますが、あの選挙編でのやり取りが面白く見えてきますよ。

あとがき


さて、もっと語りたいのですが今回は時間がないのでここまで('ω')
地味に体調はずっと低調ですので、来週には天空闘技場について考察も交えてまとめたいですね~。

まあ足りない分はリンクを貼ったこれまでの考察を併せてお楽しみください。
いいねしてくれるとモチベーションアップにつながりますので是非是非。
それではまた来週♠


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