結構、恥ずかしい。

自己否定より、自己「肯定」〜生きやすさを上げるすすめ〜

女性は自己否定に陥りやすい？

女性は男性と比べて、自己否定に陥りやすい、また、自己肯定感が低い傾向があると、世間一般では言われています。ご自身を振り返ってみると、いかがでしょうか？
わたし自身も、以前は「わたしなんて」とか「わたしはだめだ」なんて、後ろ向きに考えてしまうことが、よくありました。
ではなぜ、女性は自己否定に陥りやすいといわれるのでしょうか？

インポスター症候群という「気質」

インポスター症候群。何だか聞き慣れない言葉ですよね。心理学の考え方の一つで「客観的に高い評価を得ても、自分の実力を内面的に肯定できないため、素直にそうした称賛を受け入れることができず、むしろ詐欺師のように周囲を騙している感覚に陥ってしまう」心理状態のことを指します。imposter（英語で「詐欺師」）という言葉から「詐欺師症候群」や「ペテン師症候群」などとも呼ばれます。正確には、病気・疾患ではなく、その人の持っている気質の一つとされています。
自分の能力に対する不安や、周囲から過度な期待を感じてしまうなど「自分はそれほどすごい人間ではない」と、否定したり過小評価したりしてしまうのです。
この気質を持っているのは、特に女性に多いとされています。なぜ、女性にはこのような気質を持っている人が多いのでしょうか。
これには、心理的な要因と社会的な要因があります。
心理的な要因としては

・成長することで、以前より仕事量が増えたり、難易度が高くなったりすることへの抵抗感
・自分が成長することに対する、周りからのねたみ・やっかみ
・いじめや仲間はずれによる孤独感

などが挙げられます。
子どもの頃に受けた心の傷や、大人になってから受けたプレッシャーなど、いずれも「自分が変化・成長しない方が良い」ということからきている、心理的な障壁であるといえるのではないでしょうか。
また、社会的な要因としては

・女性は女性らしく、控えめでなければならないという伝統的価値観
・個人よりも組織を尊重する教育
・周りに合わせなければならないという義務感

などが挙げられます。
特に日本においては「周りに合わせる」ことや「周りと同じでなければならない」ことが求められる場面が多くありますね。
「女性は男性を立てて」控えめにしなければならない、という伝統的価値観もまた、女性に圧力をかけて、自分を出すことを抑えてしまう、あるいは、自分を否定してしまう要因の一つであるといえます。

自分が悪い？ 自己否定に気づくには

自覚がなく「自分はだめだ」とか「自分が悪い」といったように、自己否定に陥ってしまいがちですが、この思いに気づくには、どのようにしたら良いのでしょうか。
まずは「小さなことでも、自分を褒めることから」始めてみましょう。

先に挙げたインポスター症候群の特徴の一つに「完璧主義」があります。何でも完璧、何なら、自分が一番でなければならないという気持ちが、自己否定の奥底に隠れているのです。
自分を取り巻く環境や状況は、常に移り変わるもの。常に自分が一番でいられるとは限りません。それならば、今いる状況において、できたことや良かったことを評価する、つまり、褒めることで、自己否定に気づき、自分を受け入れることができるようになるのではないでしょうか。
褒める内容は、どんな小さいことでもいいんです。たとえば、朝気持ち良く目覚めることができた。今日食べた食事がおいしかった。観たかった映画を観て、とても感動した。気持ち良く眠りにつくことができた。
些細なことでも、一日のうちで探してみたら、一つ二つは、きっと見つかるはず。

筆者自身も、最近この自分を褒める「良いこと探し」を始めました。一日1ページの手帳に、今日あった良いことや褒めたいことを3つ、書き留めています。
手帳を読み返した時、自分にもこんな良いこと・良いところがあったと、自分を肯定できるようになったことを、実感する毎日です。

いきなり「何事？？」って思われたかもしれません。
こちらは、昨年の12月ごろに書いた、ある企業のテストライティングです。多少、改行や句読点の位置を直していますが……いやぁ、

読みにくいのなんのって。

よくこんな文章出せたな、と思います。句読点の位置であったり、改行の位置であったり。読みにくい。
このようなテーマで、と提示されていたんですが、沿っていないとは言わないけど、盛り込めていない内容もある（全部入れなくてもいい、とは言われていたけど）。
当然、落ちました。返信なし。

だから、今回はもっとブラッシュアップします。そう。

同じ企業にチャレンジするから。

やっぱり、あきらめきれないので。もう少し、頑張ってみます。

今日も読んでいただき、ありがとうございます！

（書くネタが思いつかない、だから、再掲しちゃった……）