ホットドック

最近ちょっと前に起こった
記憶が思い出されて
懐かしい気持ちになります。

それは数年前
朝早い冬仕事だったその日
缶コーヒーを自販機で買いましたが
値段が通常サイズで130円に
変わっているのに
気が付きました。

缶コーヒーの値段が変わったのって
結構前なので5~8年前ですかね?

値上がりに気づいていなかった
私は知り合いにこのことを
聞いてみる事にしました。

缶コーヒー値上がりしてるよね?
友{全部値上がりしてるよ
ペットボトルとかも?
友{気づかなかった?
あいや~気が付かなかった
なんで値上げしたん?
友{消費税上がったからね。

なーるほど、消費税ね!

そういえば私が子供の頃に
消費税が導入されて
当時100円だった缶コーヒーが
110円に値上がりしたのを思い出した。
そんでそんで
前回は8パーセントの消費税で
缶コーヒーが130円?

合計で30%も値上がりしとるぞ。
今こそ110円にせんかい(突っ込み

しかし、最近缶コーヒーを
買う機会も少ないので
本当に缶コーヒー130円だったかな?
少し不安になってきたので
会社の目の前にある自販機に
値段の確認に行ってみた。

小さい缶コーヒーがメインで100円
120円の商品もあれば
130円の商品、160円のペット
200円もあった。

ふ、これがダイバーシティか・・・。
(多分違うと思う)

どうも、岩﨑です。

最近BGMに凝ってまして
事務所で仕事するときは
ホットドックの歴史を紹介する
テレビ番組をBGMにして作業
しています。

ホットドックは子供の頃憧れの食べ物で
当時はハンバーガーかホットドックかで
もだえ苦しむくらいどちらも好きです。

当時、家の近所に素敵な看板を
見かけました。
その看板には「ハンバーガー」と
謳ってありまして
「家の近所でハンバーガーが
買えるなんて、僕はなんて
恵まれた子供なんだ!!」
となんとかオリジナルのキャンディの様な
フレーズが胸を叩きました。

しかし、小学生の私には
ハンバーガーを変えるような経済力は
まだありません。
当時は頑張って貯金して
50円のアイスキャンディを
買えるくらいでした。

ですので、半年程度頑張って
貯金して400円程度貯めました。

とうとう、お店に行って
ハンバーガーを注文できる
BIGな男になれたので
僕と姉と二人でお店を
訪れました。

今から32年程前の話なので
私の町にはまだ大手の
ハンバーガー屋さんは
来てなかったと思います。

それ故に、ハンバーガーに
飢えていたのです。

しかし、一縷の心配もありました。

そのお店は
お隣にある食堂と違い
お客が入っているのを
ほぼ見た事ありません。
私も食堂にはたまに
お好み焼きを400円
(親からもらった金)
で食べに行っていたので
夢のハンバーガー屋さんが
どうして繁盛していないのか
正直分かりませんでした。

姉と歩いて3分の
バーガー屋に到着し
初めて店内にはいりました。

なんだろう。
このお店の感じ
なつかしい
なんと言えばわかってもらえるか・・・
そう!
多分だけと
「友達の家だ!」

家庭の一室の様な店内。
ん?店内?
室内。
そう、これは店内ではない
室内だ。
僕は室内にいる
僕は室内にいる
僕は室内にいるんだ!

僕は店内に行きたかったのに
入ってみると
普通の家の様な店内
いや室内

くそ、面倒くさいぞ!
店内で統一します。

(普通の家やんけ)
お店の人は居ない・・

すいません
(奥の部屋に声をかける)
すいません・・・・
すいません・・・・

ご、ごめんなさい
(何か悪い事してる気分になる)

すると、店員さんではなく
子どもが奥の部屋から出てきた。

子ども「なんですか?」

僕(なんですか?え?なんなんでしょうね?)

僕「えっと、ハンバーガーを一つください」

子ども「お客さんですか?」

僕(僕はお客さんなのかな?僕は何なのだろう?)

僕「ハンバーガーを買いに来ました。」

子ども「わかりました、そう伝えます」

今で言うと
オーダーが通りましたってやつ。
僕は胸をなでおろした。
これでようやくハンバーガーが食べれる。
トマトが入っているやつかな?
ケチャップたっぷりかな?
肉は何枚はいっているのかな?
もしかしたら
チーズもはいっているのかな?

胸のときめきは高まるばかりです。

一緒に来た姉は退屈そうに
店内を見まわたします。
本もテレビもない店内なので
見るものが何もないので
空虚を見るしかありません。

皆さんは空虚な時間を過ごした
事がありますか?

昔の人は空虚な時間を結構
過ごしています、例えば
待ち合わせ。
携帯もスマホもない時代は
待ち合わせの時間だけを信じて
相手が来るまでひたすら待ちます。

これが空虚ってやつです。
なにもしない時間は長く感じる
ものですよ。

そして僕は流石に
しびれを切らして言いました。

「ハンバーガーまだですか?」

僕は空虚な時間を50分近く
過ごしていました。
体感で言うと3~4時間はあります。

子どもが出てきて言いました。

「今、材料を買いに行っています。」

僕(はああああああ??????)
ちなみにこの頃は7歳か8歳くらいです。
そんな少年時代の僕が
(はあああああああ???)と
感じるくらいだから
相当に理不尽だと感じたのでしょうね
(しみじみ)

ここからは記憶があいまいですが
多分、怒って帰ったと思います。

ちなみに何故、姉と行ったのか?

外食の経験値が無い中で
お店の中でどのような交渉や
やりとりが生まれるのが
わからなかったので不安だから
姉と行きました。

その数年後に
町に出来たロッテリアで
人生最初に食べたと記憶する
ホットドックは本当においしかった。

ホットドックはニューヨーカーが
街中で新聞を買いながら
食べているイメージが本当に強い。

そして今
今は逆にどこでホットドックが
食べれるのかを知らない。


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#子供時代

#食べたかった

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