心地よく行動できる。は、いいデザイン
昨日は、月一の出社MTG。拠点の静岡から会社がある東京に行ってきました。
東京は可愛いお店がたくさんあって、田舎から行くとワクワクします。
品川駅の近くにあるおしゃれなカフェで感じたこと。
こんにちは。irodori Branding アートディレクターの安間祥子です。
個人ビジネスから始まったirodori Bradingに1人目のデザイナーとして2019年に参画。
「違いに誇りを。らしさに愛を。」を企業のミッションに掲げ自分らしくいる事で、誰かの役に立つ。
自分らしさを活かすことで、笑顔になってくれる人がいる。
そんなことを感じながら過ごせる幸せな社会をブランディングを通して創っていきたい!と、楽しい仲間たちとオンラインで繋がりながら一緒にあーでもないこーでもないと、日々試行錯誤しながら楽しく働いています。
irodori社で働くみんなは都内はもちろん、静岡、茨城、山梨、ニュージーランドなど、各地にバラバラに住んでいます。
オンラインで色々完結できるこの時代、共通の理想を持った仲間たちと離れていても一緒に働けることにありがたみを感じつつ、
オンラインだけじゃ補いきれない情報や情緒を埋めるために、月一回は集まれるスタッフで東京にあるオフィスに集まっています。
たくさんの人と話すのが苦手な私ですが、やっぱり気心の知れた仲間と同じ空間を共有できるのはいいな〜。と感じる時間です。
今回はミーティング前に、社内の「自己認識・他者理解ワーク」でご一緒しているライターの郁ちゃんと、バックオフィスの麻里子さんと3人で、品川駅にあるオサレなカフェでお茶してきました。ルン♪
(まりこさんはリアルでお会いするのが初めてだったので少しドキドキ)
社内で取り組んでいる「自己認識・他者理解ワーク」の話はこれまたなかなか面白いのでまた別の機会に書きたいと思うのですが、
今回はこのカフェで感じたナイスなデザインについて書き留めたいと思います。
待ち合わせはTHE CITY BAKERY
静岡在住の私と茨城在住の麻里子さんのために、都内に住む郁ちゃんが選んでくれたのは品川駅のアトレに入っているTHE CITY BAKERY
新幹線が止まる駅からアクセス抜群で、美味しくておしゃれなお店を選んでくれる郁ちゃんのセンスが素敵♡
方向音痴の私でも迷わずにたどり着けました。
(新幹線は一本乗り過ごしました。笑)
先についていた二人に合流して、私もドリンク買おうと思ってレジに向かって、注文したら
「あちらの赤いランプの下でお待ちください〜」
って案内されました。
スタバとかもこのスタイルだよね。
で、ふと思ったんです。
赤いランプの下で待っててねってすごいいいデザインじゃない?
お店の意図としては、
レジ前が混雑するとカオスだから、注文する人と受け取り待ちする人を一緒に滞留させたくない→注文したら移動して欲しい
まず、このレジ前をごちゃつかせないっていう工夫もすでにデザインだと思うし、
さらに、受け取り口の目印として何を使う?っていうのも、赤いランプってよく考えたな〜って思う。
こんなおしゃれなお店なのに、大きく「受け取り口」って書いたサインボードが置いてあったら雰囲気台無しでしょ?
ただのランプだったら、ランプのところで待つように指示された人がどのランプのことか混乱するでしょ?
だから、お店の雰囲気に馴染んで、かつ、混乱させない「赤いランプ」。
色は赤じゃなくてもいいと思うけど、黄色・オレンジは他の照明と被りそうだし、青はちょっと食欲減退しそうだし(お店のカラーに合ってればいいかも)、じゃぁ注意を引ける赤で。みたいな感じかな?と思いました。
カフェで心地よく過ごしてもらうために考えられた導線と見せ方。萌え。
装飾だけがデザインじゃない
デザインって、ショップカードとかカップとかわかりやすいグラフィックだけじゃなくて、心地よく行動してもらうためのツールや仕組み全てに当てはまるんだよな。って再認識した体験でした。
今回はカフェだったので、赤いライトがいいデザインだったけど、市役所の食堂とか、老若男女いろんな人が集まるところではやっぱり「受け渡し口」と大きく書かれたわかりやすい看板が必要かもしれない。
どんな人たちがどんなふうにその体験と接するのか、どんな行動や体験をしてもらいたいのか、じっくり考えると、
サービスやブランドのクオリティアップにつながっていきますよね。
あなたなら、自分の問題をどんなナイスデザインで解決しますか?
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた。
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