南砂町から降りてみた。通勤途中の電車の窓際でずっと気になっていたポケストップがあり、その最寄駅が南砂町だったのだ。「The Garden of Letters　江東区へようこそ」という言葉が花壇に植えられた花で描かれている。 ちょうど東西線の鉄橋がその真横を通過するのだが走行速度と微妙な距離差に阻まれて一度もGPSをキャッチできずもどかしい思いをしていた。ポケモンGOでジムにもなっているその写真はまるで緑の中に描かれた古代からのメッセージを遠景から捉えた風景写真のようで、アルファベット名と合わさることでナスカの地上絵かマチュピチュかといった遠い異国の遺跡っぽさを醸し出しておりポケGOフレンドにぜひとも贈りたいとっておきギフトとしてゲットしておきたい私の憧れのポケストップとなっていた。

南砂町駅前のマクドでテリヤキバーガーを食べ、タイミング的にちょうどよかったレイドバトルを一発かましてから西葛西方面に歩き始めた。駅から15分も歩くと目的地に到着。
水道局の建物が右に見える。屋根に載っている墓標のようなものはなんだろう。こういう施設のよくわからない設備から醸される世界征服謀略感が好きだ。

The Garden of Letterを上から見たかったので清砂大橋の歩行者通路を昇り、橋の上からポケストップを回そうとポケモンGOを開く。
「届かない！！」イギっ！イギっ！て感じでポケストップの輪っが向こう側に回ってくれない。
やっぱ上からだと距離的に厳しいのか…電車からだとそりゃ無理なはずだな。気を取り直して橋の下にある荒川・砂町水辺公園に降りることにした。こういうタイプの大橋のあるところから河原歩道を目指すとき、必ずといっていいほど歩道への入口の方向を間違えて何十メートルか引き返すことが多いのだけど私がバカなのだろうか。
ようやく植え込みの前に来てポケストップを回す。
ギフトは1度では降りてこず、時間を置いて2回目にゲットできた。ピンクのリボンが付いた黄色いテトラボックスがふわ〜んと生まれてくるのを見ると思わず心でガッツポーツ。
狙ったギフトが降りてきたときのカタルシスがまたポケモンGOの楽しみの一つではある。このギフトを今日は誰にあげようかな。
そうしてまたあの風呂を目指して歩くことにした。

〜写真のおまけ〜

荒川のストーンヘンジ（秩父の荒川源流の石をもらって置いてるらしい）

葛西橋は歩道と車道との間に太い鉄鋼の仕切りがあるので安心して歩ける。

上に通ってる高速のてっぺんにちらっと見える読み取れない標識に憧れを感じる

でっかい橋の下ってなんでこんなかっこいいのかね…

好きなタイプの古いマンション。窓から手前にある交通標識が見えたら最高なんだけどな。

おしまい！