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ベジマイト活用法

よく見てるVtuberの方がベジマイトを食べて絶妙な反応をしていた(「お゛い゛じい゛い゛!」)。だいぶ強反応だったけど後日ひと瓶食べきったそうで。
それで味に興味がわいたのと(推しの食べたものを食べてみたい)というファン心理もあり、軽率にKALDIで買ってきました。
とんでもない味でもなんとかしてみたいというチャレンジ精神もあった。やってみせる。

これがベジマイトだ

食べ方その1「トースト」

しょっぱくて麹のにおいが強めの味噌を塗ったみたいなトースト。味にもうワンクッションほしい。

ベジマイト+トースト

食べ方その2「トースト(海苔付き)」

海苔はちぎったほうが食べやすかったな。うまみが足されて、香りも海苔の香ばしさでいい方向には行っている。味噌おにぎりみたいになるかと思ったけど、やっぱり塩気だけがつよいのでもうすこし味にソフトさがほしくなる。

食べ方その3「トースト4種食べ比べ」

4分の1サイズのベジマイトトーストを食べて気が付いたのですが、カナッペサイズのほうが食べやすい。ふやけないうちにサクサクと食べきるからかな?
バター+ベジマイトがかなり良い。欲しかったマイルドさはこの乳製品の甘みと香りと脂だと気が付いた。
バター+チーズ+ベジマイトはさらにいい。ベジマイトの麹みたいな匂いが強いので、もうすこし味も香りも強めのチーズでも合いそう。
バター+チーズ+ベジマイト+ポテチはジャンクさを求めてやってみた。これ悪くないですよ!ベジマイトには油っ気の強いものが合うのだなと。それならいっそ合わせるのはフライドポテトのほうがいいのかもしれない。
これベジマイト抜きにしても、サンドイッチにポテチっていいんじゃないか…噛んでるときのザクザク感が楽しいんです。

食べ方その4「かぶ漬け」

若い味噌みたいな風味だから漬物もできるだろう。ということでかぶを漬けてみました。
野菜の青臭みとベジマイトの発酵臭が合わさって、「はい、わたしは日本に伝わる漬物です」みたいな風味がする(笑)どこかの郷土料理といわれたら信じますよこれ。癖のあるベジマイトの香りも食べ進めると”こういうもん”になっていく。不思議と箸がすすむ味。

塗りつけてラップでくるむ
塩気で水分が出ている
浅漬けくらいの漬かり方かな?
見た目は普通のかぶの漬物

食べ方その5「ゆで卵漬け」

味玉ができるかな?と思って…。やってみたらこれがいちばんうまいのでは?という出来に。卵の香りとベジマイトの発酵臭でちょっとピータンを思い出しました。あれほどツンとはしてないのだけど。卵にうまみがマシマシになっておいしい。
ちょっと甘みが欲しい感じだったので、ベジマイトに少し砂糖かみりんを足すと味玉感が出るかなあ。改良の余地がありまくりの気配がします。

かぶよりは多めに塗る
つやつや
よくしみ込んでる

いろいろやってみたところ、ベジマイトは可能性の塊ということがわかりました。さらに工夫したらもっと食べやすくなるんじゃないかしら。工夫の方向性がまだつかみきれないけど、とりあえず乳製品は合うようです。あと甘みを足すといいのかな。
しかしあのクセのある香りもしょっぱみの強い味も食べてると慣れてくるのは、発酵食品文化にどっぷりな日本食の舌だからだろうか。漬物は癖を感じつつもなんとなくポリポリたべちゃいますね…。
今回はそのまま使うだけで加熱はしてないので、煮込んだり焼いたりもしてみないとですね。


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