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化学の先生がヤケになって暴走するドラマ、だけどなんかちょっと気持ちわかるかもしれない(Breaking Bad)

こんばんは。

私こう見えて、学生時代は理系科目の方が得意でした。化学の実験とか結構好きでしたね。

さてそんな化学が関係する面白いドラマがあります。Breaking Badです。Breaking Badという言葉は道を踏み外す、みたいな意味だそうです。確かにそんなお話です。

主人公(ウォルターホワイト)は高校で化学を教えている教師です。しかし生活は苦しく洗車のバイトもしています。家族は奥さんと子供2人(1人は障害あり、1人は胎児)です。家族仲も悪くなく、義妹夫婦とも仲良く過ごしていました。しかしある時ウォルターがバイト中に倒れて、診察の結果ガンであると発覚します。ウォルターは残り少ない人生で家族にできるだけお金を残さないといけないと考えます。たまたま義妹夫婦のハンクが麻薬の取り締まりをしていて、ウォルターは興味があるといいその取り締まり現場に同行します。そこで現場から逃げ出した男ジェシーを追いかけ、ある提案を持ちかけます…。

まあ何となくわかると思うんですが、ウォルターは麻薬の製造を始めます。化学教師なので、純度の高い精製方法を知っているウォルターは元教え子であるジェシーを教育(?)しながら販売を開始します。しかしジェシーの販売網では大金が手に入るとは思えず色々画策していきます。

こんな感じで順調に道を外していくウォルターの物語です。ジェシーとの妙な関係性もこのドラマのポイントです(ジェシーもなんだかんだホワイト先生って呼ぶとか)。その他魅力あるキャラクターが色々出てきます。

このドラマ、とても面白くて好きなんですがシーズン1があまり面白くないです(ウォルターが基本自己中心的すぎるのと進行が遅い感じがある)。しかしシーズン1の終わりごろから段々と面白くなっていき、気づけば最後まで見てしまう、そんなドラマだと思います。ウォルターは家族に金を残すという大義名分でド犯罪を犯しているわけですが、最後の方のシーズンで自分の本当の気持ちを言う場面があります。ウォルターの自己中心的な行動に割とイライラすることがあったのですが、「こんな精神のオッサン結構いるような気がする」と思えるようになりました。ここまで犯罪を犯さないにしても、やたらプライド高いオッサンというか。家族のためって言うならやめとけよって思う場面は結構あります、でもウォルターはやめないんですよ。そういうところがイライラしちゃうんですがなんか見てしまう不思議。

シーズン1は少し我慢して見ないといけないですが、その後は本当に引き込まれる話で面白いです。あまりにも人気が出たせいか、ジェシーのその後を書いたスピンオフ映画と、途中で出てくる超胡散臭い弁護士の本編に至る前のスピンオフドラマが出てます。どちらもNetflixオリジナルだったはずです。よしこの機会にぜひ契約を以下略

ではまた。




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