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福利厚生を使ってお得に猛毒を味わってきた

皆さんこんにちは!Webディレクターのワタナベです。

いきなりですが、皆さんは会社の福利厚生をちゃんと活用していますか?

弊社では、ウォンテッドリー株式会社が提供している福利厚生サービス「Perk」が使えます!
「Perk」は出前館の1000円OFFクーポンや、TOHOシネマズの映画500円OFFクーポンなど、お得なクーポンが毎月たくさん発行されていて、筆者はこのサービスを利用して、毎週月曜日に無料でコーヒーを飲んでいます。

…と、さすがに怪しい広告記事みたくなってきたので前置きはここまでにして本編に行きますね。

「アソビュー」というレジャースポットのチケット予約ができるサイトの1000円OFFクーポンを見つけました!
これは遊びに行かない手はねぇぜ!

…ということで、サンシャイン水族館で開催されている「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展) ReMix」に行ってきました!
2023年の11月5日(日)まで開催中です!

「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展」の圧がすごい

ちなみに筆者は毒性のあるものが好きなので、ベニテングダケ(いわゆる毒キノコ)のぬいぐるみを枕元に置いて寝ています。

枕元に毒性の植物がある事で外敵から襲われるリスクを減らせて、よく眠れる気がするのでオススメです。

役に立つ毒きのこ

すみません。
本題に戻ります。

今回の「もうどく展」にはなんと約25種類もの毒を持つ生物たちが集まっています!
各生物の危険な部位や、毒の分析結果なども展示されていました!

面白いものがいくつかあったので一部紹介させてください!

※この先はどうしてもネタバレになってしまいますので展示を初見ですべて楽しみたいという方はなるべく薄目で見てください!

いや〜というわけでやって来ました!

ここが地獄の門です!

この毒々しさがたまらないですね~

さて、門をくぐって最初に見えてくるのは…?
お!初めて見ました!「毒」のイントロダクション!
毒についてよく知らない方はこれをよく読んでから行きましょう。

毒レベルも分かりやすく書いてあるので、ヤバいやつなのか、それとも最高にヤバいやつなのかが一目瞭然です!

猛毒の英訳が“Deadly poison”なの恐すぎる

弊社のデザインソリューション部でも内容を分かりやすく伝えるためにピクトグラムのアイコンを使用する事がありますが、これほど意味を分かりたくなかったピクトグラムは初めてですね!

※以下、構成の都合で展示物の順番が変わっていますがご容赦ください。

◆面白いネーミングの猛毒生物

その名も「スベスベマンジュウガニ」

名前が「スベスベマンジュウガニ」で顔もかわいいのに猛毒生物なことなんてあるんですね。
説明書きを見ると食べてはいけない猛毒のカニだそうです。
食べちゃいけないなら名前を「モウドクマンジュウスベスベアブナイガニ」とかにすればいいのにと思いました。

◆不吉すぎるネーミングの猛毒生物

その名も「キタマクラ」
不吉~。おっかない名前してはりますわ。
縁起が悪すぎる。

お顔はとてもキュート!毒カワ生物です

この生物の名前を考える会議で誰かが「この生物は危ないので縁起が悪そうな名前にしましょう!」「じゃあ“キタマクラ”とかどうですか?」って発言をして、それが可決されたのを考えると微笑ましく思えてきますね(そういう会議をしたのかは知らないですが)。
ぼくがもしそういう会議に呼ばれたら「“ヨンマルヨンエラー”とかどうですか?」って発言すると思います。

◆もうどく展で会う事が出来る様々な毒生物たち

ここでは紹介しきれませんが、ヒトデやクラゲ、トカゲなど様々な形態で様々な毒を持った生物たちがたくさん展示されています!

普段「触れ合うと最悪死に至る生物」と向き合うことがないので展示ブースにはある種の緊張感のようなものが漂っています。
目を合わせると、その刹那に気圧されそうなのでなるべく目を合わせないように慎重に閲覧しましょう。。。

ムッとした目つきでこちらを睨む「リーフスティングレイ」(毒Lv.4)
明らかにヤバい模様を身に纏いこちらを睨む「ソウシハギ」(毒Lv.5)
何か文句を言ってそうな口をしてこちらを睨む「コモンフグ」(毒Lv.5)

まんまと全員に睨まれました。
マフィアシティの広告みたくなってしまいましたがなんとか凶悪魚ゾーンを突破しました。
毒Lv4オーバーの彼らは有毒生物ならではの余裕なのか、ガンガン目を合わせてきます。
人間を一切恐れていません!少しでも隙を見せようもんなら…
やられる!!!
そんな殺気のようなものを感じました。
荒くれ物が巣食う牢獄の凶悪犯の檻の前を歩いている時のような気分です。

……ん?

え???????

檻開いてるじゃん。君たち。
猛毒もろだしじゃない???
いいのこれ?

もっと大きく書かなくて大丈夫なの????
この、お客様の倫理観に丸投げな展示は事故とか起きないのだろうか……

白骨化した頭蓋も落ちてます

凶悪毒生物「ポルカドットスティングレイ」
同名の歌手グループがいるので名前だけは知名度があるかもしれません。

「誤って踏んで被害にあう事も…」

あれ?
この模様どこかで見たような…?

あ!これって…

「もうどくてん」の入り口で、まんまと踏んづけてました。
ここの展示のスタッフの中にはかなりの策士がいるようです。

もしこの記事を読んでから行く方がいらっしゃいましたら初手のトラップに気を付けてください。

…と、ここまでかなりスリリングな展示をかいくぐってきた我々ですが、
一番の目玉展示はこちらです!

拷問部屋かな?

そうです。「スカンク」のあのニオイ体験です!

透明な膜で覆われた個室に入り、正面のボタンを押せば、押した分だけ悪臭が個室内に放たれるという画期的なシステムです!
しかも調香師が丁寧にスカンクの臭腺から出た分泌液を基に再現したという貴重な代物!

上の穴から出てくる逆ファブリーズが体を優しく包み込みます

筆者も恐る恐る体験してきましたが、笑ってしまうほど臭くて面白いのでオススメです!
筆者は嗅いだ瞬間に何故か「ガソリンのガーリック炒め」が脳裏によぎりました。
気のせいかもしれませんがしばらく服が臭かった気がします。

実際、どのくらい臭かったのかはぜひご自身の鼻で確かめてください!

自然界では夜になると視界が悪くなり、ニオイを使って獲物を探す動物が増えます。
スカンクは夜行性のため、夜に襲われないためにそのニオイを逆手にとってこの能力を身に付けたんだとか…
とても理にかなっていますね。

それぞれの生物は生きるために様々な能力を身に付けます。
毒もその1つで、この展示ではそんな能力を持った毒のスペシャリスト達を間近で見ることが出来る絶好のチャンスです!

「もうどく展」は2023年11月5日(日)まで開催中ですので、興味ある方はぜひ足を運んでみてください。
ちなみに「もうどく展」だけなら600円で入れます!
サンシャイン水族館とのセットチケットなどもありますので、筆者としては水族館に行った後に「もうどく展」に行く事をお勧めします!
そんなに広くないので急がずゆっくり楽しんでください。

「もうどく展」はサンシャイン水族館とは入口が別ですが、近くにありますので「もうどく展」に行きたい方はサンシャイン水族館の方に向かうと分かりやすくていいかと思います!


◆おまけ

お土産にシークレットステッカーを買いました。

何が出るかな?

体に大きく「POISON」と書かれて、はっちゃけているカエルのステッカーが出ました。

「trachycephalus resinifictrix」ジュウジメドクアマガエル(十字目毒雨蛙)

「ジュウジメドクアマガエル」は名の通り眼球に黒い十字模様が入っている抜群にカッコいいカエルですが、こう見えて(どう見てもですが)毒を持っているので気を付けましょう。





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