近況。セカンドアルバムを我が家に納品してから、ファーストアルバムは特に気にせずマイペースにひとりで遊んでいる…かと思えば、ゆりかごを覗き込んで頭をよしよししてみたり、セカンドアルバムの授乳やだっこをしているときは「ぼくもぼくも！」と言わんばかりにベタベタすり寄ってきたりする。予想はしていたが、赤ちゃん返りが始まっている。それと保育園卒業、幼稚園入園のタイミングも重なって、環境の大きな変化でストレスが重なってきてるのか、前よりもかんしゃくが激しくなってきた。気に入らないことが起こると泣き叫びながら地面に転がって全身をバタバタさせ、どれだけなぐさめても制御が効かなくなる。一時的なものだと思いたいが…。

セカンドアルバムはよく泣く。四六時中ほぎゃほぎゃ泣く。そして睡眠時間が短い。ファーストアルバムのときはもうちょっと寝ていたはずだが、セカンドは寝そうになったけどぐずついて起きてしまう…をおよそ30分おきに繰り返し、なかなかまとまった時間で寝てくれない。あとミルクも一気ではなく数回に分けて少しずつの量を飲むことが多く、そのぶん飲みきるまでの時間が長いので他の用事が進まない。これはなかなかこちらの体力気力を持っていかれる。自分が仕事が帰ってきたらふたりとも泣き叫んでいて、妻は力尽きてソファでボーっとしているというカオス状態と化していることもちょくちょくある。賑やかだが慣れるまで大変だ。

あと、ファーストアルバムのトイレトレーニングがなかなか進まず、すでにおしっこもうんちも成人並みの量で、おむつではもはやカバーしきれなくなってきている。幼稚園ではおむつ禁止なので速やかにトイトレを進める必要があるのだが、まだ自分で排泄のタイミングが掴めてないようで、おちんちんを押さえてもじもじしてるからトイレに連れて行ったけど何も出ない、数十分粘ったけどだんだん不機嫌になってトイレから出たがる、そしたらすぐにお漏らししてしまうという感じ。廊下に大きな水たまりを作られたときはさすがに耐えかねて父母揃って激怒してしまった。もちろんガミガミ怒って直るものでもないのは重々承知なのだが…難しい。幼稚園の先生に相談してみると、「うちではいくらでもパンツ濡らしてもらって大丈夫なんで！」とのこと。とにかくおむつに慣れている状態から脱却しないといけないので、なるべくパンツで過ごさせるのが大事。あとはどこで漏らされても仕方ないと腹をくくれと。

そうして数日トイトレに力を入れた結果、とりあえず便座に座ることへの抵抗感はなくなり、自分でおちんちんを向けるフォームはある程度覚えてくれた。長いこと座り続けるのはやはりしんどいが、それでもずっと粘っていると…出た！！おしっこが！うんちも！初成功！！！ここぞとばかりに全力で褒めまくる我々。一回でも成功体験があればかなり違うはずだ。その後も何度かトイレでの排泄を果たし、徐々に成功率が上がってきている。コツを学び、恐怖感を克服するまでじっくり行こう。ファーストアルバムはかめさんの歩みだが、やればできる。

某日、セカンドアルバムのニューボーンフォトを撮影するため、我が家にカメラマンさんに来てもらう。ファーストアルバムはすぐさまカメラに興味を示し、隙あらばシャッターなどをいじろうとしてくる。そして写真を撮られることに全く抵抗がなく、このポーズやって！と指示するとノリノリで対応し、終始にこやかにモデルを務めていた。こないだの音楽会でもポーズをとったり手を振ったり、やたらとオーディエンスに対するサービス精神が表れていたし、生まれながらにそういうアイドル気質みたいなのがあるんだろうか。セカンドアルバムはずっと静かにおくるみに包まれている。対比が面白い。