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【読書の時間】今日はどのように生きていく?

題名:LIFE SHIFT2(ライフ・シフト2)
著者:アンドリュー・スコット/リンダ・グラットン

▶︎この本を選んだ理由

前から気になっていて図書館で予約していたのがやっと手元に届いて読みました。
住んでいる市だけで、予約待ち100人近くで数ヶ月待ちの状況。それだけの人が興味関心があるということなんですね。
人生100年時代と言われるこのご時世。どういう時代なの?どう生きればいいの?という方におすすめです!

▶︎感想

人間が成し遂げた技術的進歩であるテクノロジーの進化と長寿化の進展。それにより、変化し続ける世の中で一人一人が社会開拓者となり自分らしく生きていく。

アラフォーの自分自信に照らし合わせると、親から受け継いだ思考、いわゆる教育→就業→引退を生きている中で、
マルチステージに対応するためのライフシフトが必要だということを受け入れ、思考を柔軟に変化していくことが、幸せな人生に繋がるのだろうと受け止めた。

年長世代が生きてきたライフステージとこれから子ども達が生きていくマルチステージ。
その間に位置する自身は、共存しながら自分の人生を歩んでいけるのだろうかと不安を感じたのも本音である。

ただ、
テクノロジーや長寿化の目に見える変化により、今が大きな転換期のように感じるが、これはどの時代でも言えることなんだろう。

まさに「自分達の時代は〜」という言葉がそれを物語っている。

自分の年齢に対する考え方を変える。
ある年齢で何ができるかは、バースデーケーキのろうそくの数で決まるわけではない。

年齢を気にして自分に行動制限をしてしまうことはよくある。
もうこの歳でこんなことできないな〜とか、今から始めるにはもう遅いかもなど。

もちろん、何でもかんでもできるわけではないが、年齢だけを理由に制限をかけるのは確かに勿体無い。
結果ででるかは別にして、挑戦はし続けていきたい。

そのためには、やはりまずは、行動するしかないのか。

現在の自分の行動が将来の自分に影響を及ぼす。

過去を振り返ってみても確かに感じる。その時その時は、後悔しない方を選んできた。そのおかげで叶ったこともある。でもやはりもっとこうしておけばよかったということもある。
この先まだ何十年と生きるのであれば、やはり後悔はなるべく減らしたい。

人は、死ぬ前にやった後悔よりもやらない後悔の方を思い出すという。

どう行動するか、
自分にとってよい行動はよい選択から始まる。

▶︎印象に残った言葉

ここで印象に残った箇所を3つ紹介します。

・お金は確かに重要だが、人々はそれ以上に健康を重んじているのだ。その意味で、長寿化に関して日本が成し遂げた進歩は賞賛すべきものといえる。

・今日の世界では「フランケンシュタイン症候群」と呼ぶべき現象がしばしば見られる。人類が成し遂げた技術的勝利が人類に害を及ぼし、人類を進歩させるのではなく悲劇をもたらすのではないかという不安が広がっているのだ。

・誰もが社会的開拓者として、新しい社会のあり方を切り開く覚悟をもつ必要がある。


あなたは、今日どのように生きていきますか?

最後まで読んで頂きありがとうございました!
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