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【読書の時間】この社会で生き残るには?


題名:僕は君たちに武器を配りたい
著者:瀧本 哲史

▶︎この本を選んだ理由

知人に紹介してもらった一冊。私自らはあまり手にしないジャンルだったので、視野が広がると思い読むことにしました。

これから社会にでる人、働く環境を変えようと思っている方におすすめです!

▶︎感想

正直、厳しい現実を突きつけられたなと感じました。
言っていることはわかるけど、自分に置き換えるとなかなかハードルが高い。
これからの社会で生き残っていくには、これまでのやり方、意識ではやっていけない。
型にはめられた競争社会にどっぷり浸かって生きてきた世代としては、耳が痛くなる、目を背けたくなる課題である。

そんな中でもしっかり自分の人生を歩んでいる人は、五万といる。

そんな、人達と何が違うのか?
ひとつは、リスクをとる覚悟があるかどうか。これが大きなポイントだと思う。

そう、覚悟を持って行動できるかどうか。そのための武器を与えてくれているのだろう。

悲観はせずに、自分のできることをひとつずつ、小さな挑戦と失敗を繰り返して戦っていきたいと感じました。

▶︎印象の残った一節

中でも印象の残った一節を3つ紹介します。

生き残るためには、「スペシャリティ」な人間になること。「唯一の人」になれ!

「唯一の人」の強みは、その能力、技術を活かせるだけでなく、その人らしさが現れていることだと思う。ブランディングが出来ているということだろうか。
私は、典型的な標準を目指してきたタイプ。ある程度は、平均点を取れるが飛び抜けて優れたものはない。
ただ、ひとつ思うのは優れたものはなくてもブランディングはできるのではないか。それが「唯一」になる可能性はある。

企業や商品で差をつけることは難しい。差をつけるには、ターゲットとなった顧客が共感できるストーリーを作ること。

これは、客側として実感している。
開発段階から情報をオープンにして、どのような想いでどんな物を作ったのか。そのストーリー性含めて購入しているものがいくつかある。
自分が作るとなるとどんなストーリーになるんだろうか、、、

ローリスクより、リスクがとれる範囲のハイリスク・ハイリターンの選択肢をたくさん選べ。

「リスクを取らないことがリスク」と何度言われてもやっぱりリスクを取るのは怖いもの。
この一線を越えるには、最終的には勇気と覚悟になるんだろうか。
全てを失う覚悟ではなく、自分のできる範囲で小さく動く。小さな失敗を繰り返しリターンを得ていく。
その流れを掴んでいきたい。

今日はどんな武器を得ましたか?

最後まで読んで頂きありがとうございました!
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