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【読書の時間】5年後、自分らしい人生を歩んでいますか?

題名:「やりたいこと」が次々見つかる! 自分らしく生きている人の学びの引き出し術
著者:尾石 晴


▶︎この本を選んだ理由

いつも聴いているVoicyパーソナリティのはるさんの新書。とても楽しみにしていたので、早速読んでみました。

やりたいことがわからない、自分らしさって何?という方におすすめです。

▶︎感想

まず、本の表紙にある
「5年後のあなたを幸せにする」
というフレーズに目が止まった。

よく本屋さんに並んでいる
”これだけやれば、大丈夫!”や”3ヶ月で劇的に変われる!”
のような煽り文句とは違い、

5年後というのはとても現実的な期間
だと感じた。

ゴールにある景色は、まだわからないけど自力で歩んでいくための道案内を前方から導き、時には後ろからそっと背中を押してくれる、そんな印象を受けました。

この本のキーワードは学び

自分にとって学びとは何かを考えてみた。

学ぶこと=成長すること

学びは、受験勉強のように知識をつけたり、試験を目標とするものや経験から身につくものがある。

どちらにしても、学ぶからには、成長しなければならないという固定観念が私にはある。

学ぶことは成長に繋がることが多いと思うが、成長したとはどのように認識するのだろうか?

子どもの成長はわかりやすい。
歩けるようになったや背が伸びたなど、目に見える成長があるが、

大人の成長は、わかりにくい。
目に見えて認識できることはほとんどない。

この幻想のような実態の掴めない
”成長”を求めて、まだまだだと闇雲に学びを繰り返してしまっていたように思う。

著書には、
学びの引き出しと学び軸を見つけることで自分らしい人生を歩んでいくことができるという。

学びの引き出しには、
誰もが頭の中に持っていて、過去の学びが詰まっている。

学び軸は、
感性と資質で構成されていて、学び軸が学びのサイクルを回し、自分らしさが見いだされていく。

この学び軸がはっきりしないと、自分らしくが不明瞭になる。

そこをはっきりさせるには、自己理解が重要だという。
自己理解ができているということは、自分の体型を知って、似合う色やデザインがわかっているということ。

自己理解が不足していると、人に勧められた服を着て違和感を感じながら歩いているようなもの。

これは、学びの軸を構成する資質を知ることにつながる。資質は、自分自身では見えにくく認識しづらいもの。だからこそ意識して理解していくことが重要になる。

自己理解を進めるには、まずは過去の棚卸しから始まる。
どんなことが好きで、どんなことに心が動かされてきたのか。

私は何に心を動かされてきたんだろう。
食べること、旅をすること、体を動かすこと、人と話をすること。
ここから深掘りしてみよう。

まずは、それを書き出すことが、
5年後の自分を作っていく第一歩になる。

▶︎印象の残った一節

中でも印象の残った一節を3つ紹介します。

「心」の存在を忘れて無自覚に生きていると、誰かに促された道を流されるままに歩いてしまったり、進みたくない道に進んで引き返せなくなってしまったりします。

無自覚まではいかなくても、違和感を抱えながら進んでいくと、心を見失い引き返し方もわからなくなる。

不満を解消するための「やめるための学び」は、「幸せになるための学び」とは違う、という点は認識しておかなければいけません。

ずっと感じていた違和感を言語化してもらった。頷きしかないフレーズ。

リソースは年代によって増減する

本書に年代別のリソースについて述べられているが、割と自分にも当てはまっているかも。他人はスムーズに生きているように見えるが皆同じように躓きもがいているんだな。


最後まで読んで頂きありがとうございました!
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