こんにちは。
日本の山奥からはるばる東京まで出てきた山猿🐒が
一年間英語で授業を受けた感想について
書いてみようと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

１，自己紹介

「そもそもお前誰だよ」って感じだと思うので
とりあえず自己紹介を。

日本でも有数の山奥から上京しました、
大学二年生です。
一年間の受験勉強の甲斐あって、
とある有名大学の国際教養学部に所属しています。

一応言っておきますと、

親は二人とも日本人🗾（田舎の純血）
海外経験なし（海を見たこともない）

です、、、。

しかしこの学部は3分の2の生徒が留学生か帰国子女で、
ほとんどの授業が英語で行われます。

つまり、
ド田舎で方言バリバリで生きてきたので
標準語も怪しいのにもかかわらず、
英語で授業を受けているわけです。

私の苦労が伝わりましたでしょうか。
それでは授業について少し説明します。

２，授業

今さっきも書きましたが、
ほとんどの授業は英語で開講されています。

「純ジャパだから英語できない😣」なんて
言ってられないわけです。

友達もいない、教室もわからない、
そんな状況でディスカッションに放り投げられます。
もちろん英語で。

第二外国語の授業も英語なので、
英語でドイツ語を学ぶハメになります。

その上さらに大変なのが、
一年生春学期の成績が留学選考に使われる
こと。

もし成績が悪くて留学先が決まらなければ、
「留学と称して立命館大学やケニアに飛ばされる」
という噂もまことしやかに囁かれています。

つまり、

入学したてで右も左もわからず
オマケに第二言語で授業が行われるのに
留学の為に良い成績をとる必要がある

のです。

修羅の国👹😅、、、？

３，実際受けてみて

「大変って言ってるけど結局どうなの？」
と思っている人もいると思います。
ですから先に結論を。

正直に言って、、、

バカ楽しい🎊🥳💃🕺😎🤟

です！！！！

結局のところ私は望んでこの学部に入ったので
もちろん大変なこともありますけど、
毎日楽しいです！

そしてなんとびっくり、
GPAは驚異の3.5！！（4がMaxです）

なんで純ジャパの山猿🐒が
こんなにいい成績をとれたのか
軽く説明していこうと思います。

４，良い成績のヒミツ

・とにかく楽しむ！

まずはやはり楽しむことが大切です。

英語で未知の概念を学習すること
英語で見知らぬ人と意思疎通をすること
英語で考えをまとめ発表すること

などなど。
とにかくこの学部でしかできないことを
全力で楽しむことが大切だと気付きました。

逆にそれを楽しむことが出来なかった人は
（この大学に入りたいからこの学部を選んだ人、
滑り止めの人、偏差値で選んだ人など、、、）
とにかく苦労している印象です。

よく考えてみてください。
学校で義務的にやらされていたことを
急に生活の中でフル活用しようとしても
無理ですよね。

とにかく、

英語が好き
英語で学ぶことが好き
というマインドがなければ
純ジャパには厳しい環境だと思います。

私は高校生のころに
Ted EdというYoutubeチャンネルに出会い、
英語で学ぶ面白さに気づきました。

そこから
「英語を学ぶのではなく、
英語で学びたい。英語を使いたい」
という気持ちが強くなりました。

もちろん今所属している学部以外でも
英語を学べる場所はたくさんあったはずです。

ですが、
日常レベルで英語を使いこなす経験
英語を話せることが当たり前の環境
に身を置けるのはこの学部だけだと思います。

このように考えたからこそ
この学部を選び楽しく学べているわけです。

そしてこれはおのずと良い成績につながります。

・裏技をフル活用する

皆さんが今考えていることを当てます。
「好きだの楽しいだの綺麗ゴトだろ」
「そんなことで成績が上がったら苦労しない」
こう思っていると思います。

同感です。

好きだからと言って、
英語を話す経験も使う経験も少ない私が
急に良い成績をおさめられるなんて
ハナから思っていませんでした。

だからこそ、私は裏技を使ったのです。

上記の通り、私は一年春学期に
めちゃくちゃいい成績をとる必要がありました。

この時使った裏技を紹介します。

①他学部の授業をとる
日本語の授業をとる。
これだけです。

純ジャパなのですから
日本語の授業でいい成績をとれるのは当たり前。
ここである程度のGPAをとるようにします。

②先生に質問する
とはいっても学部のシステム上、
日本語の授業ばかりをとることはできません。
実際に私も春学期は3個（6単位分）
しかとっていません。

ではその他の単位はどうすればいいのか。

先生に質問しまくりましょう。
そして
熱意を伝え
顔を覚えてもらい
テストやレポートでオマケしてもらいましょう。

セコい手ですが
古典的で成功率も高い作戦です。

③とる授業の数を減らす
受ける授業の数が減れば、
その分一つ一つの授業に熱量を注げます。

こうすれば、不安な英語の授業を
しっかり対策できます。

英語の授業で悪い成績をとらないようにし、
日本語の授業でGPAを底上げする。

これが私の裏技です。

実際にこの裏技を使って成功した私は
数少ない学部交換留学の枠を勝ち取り
200万円の奨学金も手にしています。

５，タイトル詐欺ではないです！！

裏技をみて「タイトル詐欺では？？」と思った方、
待ってください。

これらの裏技を使ったのは春学期のみ。
秋学期の日本語の授業は3単位分だけです。

しかし秋学期の成績は春学期より上。
GPAは3.64でした。

しかも秋学期からはバイトを始めたので
週三サークル週三バイト
日曜日だけ休み
という生活を送っていました。

ではなぜ成績が上がったのか？

慣れ

です。

日々真面目に授業を受け
英語を使う努力をすれば
英語力も自然と身につきます。

そしてその力は慣れにつながり
おのずと良い成績がとれるのです。

６，まとめ

言いたかったことをまとめると

好きを原動力に
少しズルをしつつも
真面目に努力すれば
結果がついてくる

ということです。

「国際教養学部は魅力的だけど不安」
「純ジャパだし自身がない」
という人、少し考えてみてください。

ここに成功例がいます。
しかも塾もないド田舎出身で
あなたより教育機会には恵まれなかった人です。

あなたなら絶対に大丈夫。

「好き」を原動力に
自身が行きたい世界へ飛び込んでみませんか？

最後まで読んでくださったあなた、
ありがとうございました。