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短歌:マルハラ?

いつの間に、地震雷火事句点 「。」があるのは日本語だから/銀猫
いつのまに、じしんかみなりかじくてん まるがあるのはにほんごだから

 これは、創作的な短歌というよりは、単なるボヤキですね。

 以前の同僚に、メール文にいっさい句点を打たない人がいました。読点はあるのですが、句点はない。
 「読みづらいよ、長文だとなおさら」
と、伝えたことが数度ありますが、当該者は変えるつもりはなかったようで、結局、わたしが仕事を辞めるまで、そのままでした。たぶんいまでも。

 英文を書くときは、実はpunctuationにはかなり厳格なルールがあります。どこで打つのか、打たないのか。full stop(いわゆるピリオド)のあとのスペースはいくつか、などですね。わたしが学生の頃は、正しいpunctuationをせずに英語で長文の作文をすると、「品がない」と言われました。「品がない」って言われると、何だか心に刺さるんですよね …

 小学生の頃、原稿用紙の使い方を厳しく指導された記憶があります。いまの小学校では、どうなのでしょうか。

 最近、マルハラの存在を知りました。

 え? 。があると冷たいのですか。怖いのですか。どうしてそう思うのですか。

 いろいろなことに気を廻して、何だか生きにくそうです。
 わたしは、日本語を書く限りは 。を使います。それが正しい記述法だと思うからです。誰に対しても怒っていないし、冷たくもしているつもりはありません。

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