見出し画像

母、妻、友人、会社員。いろんな自分に着替えるとバランスが整う。

誰にでもいろんな顔がありますよね。

私の場合は、

夫と接するときの妻の顔。
親と接するときの子どもの顔。
友人と接するときの友人の顔。
職場で見せる会社員の顔。

そこに昨年から
息子と接するときの“母の顔”が加わりました。


現在は育休中なので“会社員の顔”はしばらく
お休みしています。



育休中何がしんどいかって、毎日が
“母の顔”98%、“妻の顔”2%  だったことです。

育児がすべてになってしまい、
泣き止まない息子に、寝不足の日々に、
ちょっとしたことでイライラカリカリ。



初めての育児に猪突猛進で、
些細なことが異常に気になってしまい、
視野が狭くなっていました。


「子育ては思うようにいかないもの。」
と頭では分かっていてもついイライラしてしまい
自己嫌悪になることもしばしば。



そんな日々にこの春、
変化が訪れようとしています。


一年ぶりの職場復帰。


まだ、復帰後の部署は決まっていないのですが
2023年度上期の席替えの図面を見ると、
元いた部署に私の名前がありました。


(ここに居場所があるんだ。)


まだ確定ではないとしても、
自分の名前があったことに
ほっと胸を撫でおろしました。

後輩からは

「ちゃんと〇〇さんのデスクは確保してますよ!」

とうれしいメッセージ。


復帰を待っていてくれる人がいることに、
帰る場所があることに、心がぽっと温まりました。


こうして仕事のことを考えていると、
曇っていた空が急に晴れわたるような、
スッキリとした気分になりました。



「子育てと仕事の両立、大変だね。」

とよく言われるのですが、不思議と私の中では
マイナスなイメージがありません。

なぜなら、ひとつのことに集中するより
いろんなことを並行している方が
スイッチを切り替えて心のバランスがとれるから。


これからさらに毎日バタバタと慌ただしく
大変なことは間違いないのですが、
いろんな顔にスイッチしながら
それぞれの顔の自分を楽しみたいと思います。

この記事が参加している募集

最近の学び

今こんな気分