wakuni~わくに~

わくにです、音声SNS クラブハウス繋がりで ノートをはじめました🙇 文章は苦手です。…

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わくにです、音声SNS クラブハウス繋がりで ノートをはじめました🙇 文章は苦手です。よろしくお願いいたします(((o(*゚∀゚*)o)))です

最近の記事

帰ってきたオンライン父さん

別に、どこかに行っていたわけではないし、 悪い宇宙人との戦いが終わって、自分の星に帰っていた訳でもない。 ただ単に、作者が仕事が忙しいのにかまけて、更新していなかっただけである。 このお話は、音声SNS clubhouse にて数多く読まれ続けております、 真実の愛のカタチ『膝枕』の世界観を取り入れさせていただいた、いわばオマージュ小説です。 2021年5月31日からClubhouseで朗読リレー(#膝枕リレー)が続いている短編小説「膝枕」(通称「正調膝枕」)の派生作品と

    • 長い夏の日は、自転車に乗って

      1983年8月 九州の片田舎のデパートの屋上に、人気声優がやってくる。 ケンジは、友人の杉山君を誘って観に行く事にした。 夏の太陽は容赦なく照り付け、アスファルトは真夏の熱気でゆらゆらと揺らめいて見えた。 車道を行き交うトラックは、黒い煙を吐いて通り過ぎる。 排気ガスの匂いと、砂埃の舞う中 僕、ケンジと友人の杉山君は汗だくになりながら自転車に乗って、国道を北上していた。 「杉山君、今何時くらいかな?間に合うかね?」 「13時からのステージやっけん、余裕って思うっちゃんね」

      • 転生したら○○だったので、クレームを出そうとしたけど、どこに出していいか判らないのでそのままズルズル生きてます。2

        前回の続き:だと思う。 自称:神様から渡されたタブレット。 明らかに地球の文字ではないと思われる文章が表示されている。 「畜生、あの女、間違ったタブレットを渡しやがったな。 読めなきゃ答えられないじゃないか・・・。 おーい!誰かいなのか? 神様ー!タブレット間違ってるよー。おーい!」 [言語理解能力を希望しますか?] 誰かが語り掛けてきた。 「はい?・・・だれ?なに?どこ?」 [多言語翻訳機能をインストールします。・・・10%・・・25%・・・50%・・・もうしばらくお待

        • 転生したら○○だったので、クレームを出そうとしたけど、どこに出していいか判らないのでそのままズルズル生きてます。

          プロローグ:どうしてこうなった?  古めかしい石造りの建物の前にたたずんでいた。 石畳の道路、道の端には彫刻から水が噴き出している。 馬車と思われる車輪と蹄の音、外国にでも来たのであろうか、 彫りの深い顔の人々が目の前を行き交う。 なかなか開かない踏切の前にたたずんでいた。 じんわりと首元を伝う汗・・・。 そのわきには長い車列ができている。 「今は、11月で・・・良いんだよな?」 この年は異常気象のため、11月に入っても夏日の気温を更新している。 作業服の右のポケットか

        帰ってきたオンライン父さん

          潮時

          離れていると。会いたくなる。 「僕はいつでも、君のそばにいるよ」 常に一緒にいると、鬱陶しい。 食事も作らない、洗濯もしない、掃除機すらかけてくれない。 子育ても任せっきり、ただビール飲んで、ご飯食べて寝るだけ、、、 私は、家政婦ですか? 子どもたちも、わがまま言うばっかりで、どんなにお金をかけて塾に入れても、本人のやる気がないんだから成績だって上がりはしない。 雨のたびに駅まで送迎しても、感謝さえしてくれない。あんなに高いラケットやシューズを買ったのに、テニス部辞

          オンライン父さん「外伝」おかえり🙌

          国道の両サイドには小高い雪の山が出来ていた。 不思議な浮遊感を感じながら、白い2t半のステアリングを握る。 アクセルを踏むと小気味よいエンジン音と共に白い煙が後方に流れる。 特にお腹が空いたわけではない、僕は無意識に国道沿いのラーメンショップを目指していた。小高く積み上がったモヤシ。 向こうを見透かすことのできない、大きな焼き海苔が、丼の縁で行く手を阻む。 それらを暖かく包み込む、真っ黒な黒胡椒味噌スープ。 真っ白なチャーシューと鶉の卵が、彼らの存在を大きく引き立てる。

          オンライン父さん「外伝」おかえり🙌

          オンライ父さんの一番長い一日

          1. 朝5時半、毎朝決まってスマートフォンから、軽めのリズムが流れ出す。 小さめの音が少しづつ大きくなってくるが、サビに入るその前に決まって止められてしまう。 モコモコと布団の中から片手だけが飛び出して、『ピッ!』と言う電子音共に部屋の電気が暗めに点灯した。 「ニーナ朝だよ、TV点けて~」布団の中から声が聞こえてきた。 その声に反応するように、部屋の隅の座布団の上の固まりもモゾモゾと動き始めた。 「イヤですよ~まだ眠いです。エナマエ様自分で点けて下さいよ」 「えー布団から出

          オンライ父さんの一番長い一日

          オンライン父さんの混沌

          「アハハ・・・」 男はヘッドフォンをつけて、PCの画面に向かって大笑いをしていた。 「バカだね、この男・・・」 背中越しに、声がする。 「あの・・・、エナマエ様?」 膝枕ニーナが声を掛けるが、ヘッドホンをして動画を見ているので気づいていないらしい。 「エナマエ様・・・何見てるの?」 男はやはり気づかない、相変わらずの大笑い。 膝枕ニーナは手近な所にあった、テレビのリモコンを小股に挟み、男の背中に向かって投げつける。 『ゴチン!』 鈍い音をたてて、リモコンが尾てい骨にぶつかる

          オンライン父さんの混沌

          何でもない休日は

          朝から雨が降っていた、特に行くところもないし、 特に欲しい物もない。 話す相手もいないので、特に早く起きる必要もない。 いつもの習慣で、朝5時半には目が覚めたものの。 布団の中でゴロゴロうだうだ、うねうねもぞもぞ・・・ 枕元に置いてあったリモコンを使ってTVの電源を入れる。 いつものチャンネル、いつものアナウンサーが昨日の出来事を伝えていた。まったく内容が入ってこない、 天気予報を確認して、テレビの電源を切ると、また うねうねゴロゴロ・・・ タブレットを手に取り、読みか

          何でもない休日は

          オンライン父さんの副業

          「う~ん・・・・、う~ん・・・・・」 男は、ノートパソコンのモニターを見つめながら唸っていた。 「う~~~~ん」 「エナマエ様?便秘ですか?素直に下剤を飲んだ方が良いですよ。」 座布団型非接触充電スタンドの上から、TVのリモコンを膝で器用に操作しながら、ワイドショーを見ている膝枕が声を掛けてきた。 膝枕とは、正座した女性の腰から下を模した、”自称”愛玩健康器具である。 AI機能搭載で日常会話ができて、健康状態のモニタリング機能、ナビ機能、占い機能など搭載するモデルも存在する

          オンライン父さんの副業

          僕と車(トラック)と膝枕 Ⅱ

          チャっチャチャチャラン~♪ 《前回のあらすじ》 調子よく、お金の力で自分の理想の愛の巣(トラック)を手に入れた僕は、 試運転の為に浦安方面に、膝枕ちゃんと愛の逃避行を図った。 そんなおり、浦安のコンビニで胸の大きな女「ヒサコ」に、ヒッチハイクを頼まれ、下心丸出しで後先考えず、了承をしてしまったのであった。 「あの、どうしても今日中に所沢に行きたいのです。」 彼女の言葉に安易に同意してしまった僕は、彼女を同乗させることにした。 彼女を助手席に乗せる、大型トラックをベースに

          僕と車(トラック)と膝枕 Ⅱ

          僕と車(トラック)と膝枕

          今日、僕は初めて相棒と出会った・・・。 大きな車体、荷台スペースには検診で使用する精密機械が満載である。 胃胸部検診車 車両長:7m高さ:3.1m|幅:2.3m  公民館などの各大型会場へ行って現地で、レントゲン撮影などの検診をすることができる、特殊車両それが僕の新しい相棒だ。 金色のキーホルダーに金メッキされた趣味の悪い鍵。しかし、それだけではない、この車両の僕だけの特別仕様は運転台にあった。 新車の香りを嗅ぐ為にドアを開けると、そこには、ポッチャリふわっとしている今ま

          僕と車(トラック)と膝枕

          22年10月13日 『 両面式・膝枕』 https://www.clubhouse.com/room/P9n6rJ6Y?utm_medium=ch_room_xerc&utm_campaign=qxEd2GAvUqHVYLIT1yfg2w-411892

          22年10月13日 『 両面式・膝枕』 https://www.clubhouse.com/room/P9n6rJ6Y?utm_medium=ch_room_xerc&utm_campaign=qxEd2GAvUqHVYLIT1yfg2w-411892

          オンライン父さんの攪乱(かくらん)

          平日の午前中。男は、窓の下を行きかう車の流れを虚ろに見ていた。 アスファルトは濡れて、行きかう車はみずしぶきを上げている。 外は雨が降っているのだ、先日まで外に出るだけで体力を奪っていく残暑の日差しは、今日は影を潜めている。 頭がぼーっとしている、少し浮遊感も感じる。 このまま体が浮き上がり飛んでいきそうな、おぼろげな幻覚も感じる。 胸ポケットから(カンロ健康のど飴)を取り出すと、一つ口に含んだ。 包み紙は小さく折りたたんで、再び胸ポケットに戻す。 一つ、大きなため息を

          オンライン父さんの攪乱(かくらん)

          世界が揺れた・・・

          はじめに、 皆様、ご無沙汰しております。 連日の猛暑の中、 皆様、お元気にお過ごしでしょうか? 私は、一日の9割の時間 エアコンに支配されつつ、体の自由を奪われ 肉体の自由を奪われ、 惰性で過ごしております。 今回も懲りずに、膝枕で妄想して、暴走 実は、膝枕の個性って何て考え出して。 このお話は、脚本家 今井雅子さんの短編小説を 愛してやまない、筆者の妄想の産物。 ご迷惑でなければ、見逃して、見過ごして下さいませませ。 世界が揺れた・・・ 原案:今井雅子 二次創作:倭國

          世界が揺れた・・・

          オンライン父さんの休日 3日目

          男は黒くうごめく無数の物に取り囲まれていた、 いきなりではあるが、ピンチである。 さかのぼる事、約2時間前。渡された携帯端末のアラームが鳴った。 出発の時間である、部屋の隅のロッカーの中に用意されたつなぎに着替えて部屋を出る、ニーナの案内に従い地下の駐車場に出ると、白のワンボックスカーがエンジンを掛けて止まっていた。 トヨタハイエース 1989年型3.0 スーパーカスタムG トリプルムーンルーフ ディーゼルターボ 丸みを帯びた車体側面には大きく HCS の文字  車内には

          オンライン父さんの休日 3日目