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カメラが好きな人。撮るのは最近好きになった人。時々雇われフォトグラファー。 フォトブッ…

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カメラが好きな人。撮るのは最近好きになった人。時々雇われフォトグラファー。 フォトブック「植物不動産」販売中→https://store.simizar.info/items/74420263

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フォトブック「植物不動産」販売のお知らせ

1月の富士フォトギャラリー銀座、および先日まで開催しておりましたフォトカノン戸越銀座店でサンプルとして置かせていただいていたフォトブック「植物不動産」について、みなさまにご好評いただいたためこの度BASEで販売させていただくことにしました。 <「植物不動産」紹介> 私たち、こんなところに住んでます─。 人はなぜ、そこに植物を置くのか。そんな疑問から生まれたフォトブックです。 さまざまな場所の民家や店舗の軒先に植えられた、あるいは自然に発生した植物たち。 植物たちがどんな場

    • 仕事用のカメラをマイクロフォーサーズにした・・・ってコト?!

      突然ですが、仕事で使っているカメラをCanon EOS 7D markIIからOLYMPUS OM-D E-M1Xに入れ替えました。 あれだけ7Dが最高のカメラと言っておりましたが掌を返してしまいました。お詫びします。 理由としては3つあります。 重かった 7D IIは一眼レフとしてはバッテリーの持ちがあまり良くなく(ファインダー使用時で800枚、80Dは約1400枚)、特にスクールフォトの現場では撮影中のバッテリー切れが心配でバッテリーグリップをつけて撮影していました。

      • +30

        「with Camera部 山手線北部を旅しよう~ 高田馬場編~」に参加してきました

        • LUMIX S5II

          えーと、去年の12月に書いた記事がそこそこ反響があったのですが、あんな記事を書いておいてすみません。 新しいメンバーを紹介します。 LUMIX S5IIです。 カメラは20年弱やっていますが、実はPanasonicのカメラは全く触ったことがありませんでした。 サイバーショットやαシリーズでめきめきと存在感を出してきたSONYと比べると、自分のなかでPanasonic→カメラといまいち繋がらなかったからです。 出会いは先日のCP+です。PanasonicブースでS5IIの実

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          2024

          あけましておめでとうございます、というご挨拶から始めていいのかわからないぐらいの災害や事件が起きています。 2024年、これ以上の悪いことが起きないことを心より願っています。 正月三ヶ日の最終日、横浜へカメラを持って散歩に行きました。 今回は苦手な35mm未満の広角レンズに挑戦。持ち出したのは「Canon EF-S 10-22mm 1:3.5-4.5」というレンズです。フルフレーム換算で16-35mm相当の画角ですね。 また、天候があいにくの曇りということもあったので、カメ

          2024

          道具としてのカメラについて

          前回の投稿から空白の期間に色々ありまして、実は一眼カメラを一時的に全て手放さなければならなくなりました。 しばらく一眼カメラなしという日々を過ごしていたのですが、その後偶然にも写真関係で業務委託などの定期的なお仕事をいただけるようになり、委託元の会社からのレンタルのカメラで何とか凌いでおりました。 この、カメラなしの時期を経て気づいたのが、自分に本当に必要なカメラとは何だったのだろう、ということです。 今の最新のミラーレスはすごいです。 AIを搭載して被写体を認識し食いつ

          道具としてのカメラについて

          猫も杓子も。

          実は今年の6月ぐらいから、私の住む伊勢原市で活動している「NPO法人伊勢原どうぶつ愛護の会」のボランティアとして参加・活動させていただいています。 伊勢原どうぶつ愛護の会は主に市内に棲みついている猫を保護の上、避妊手術や各種治療を施したうえで新しい飼い主とのマッチングを行っています。 7月にはこのマッチングを促進するため、市内の空き住宅に最低限の改装をしてシェルター兼猫カフェをオープンしました。 私がこの会と出会ったのは、たまたま近所で保護活動を行っていた代表の方と立ち話

          猫も杓子も。

          だから私は写真を撮る

          動画の時代 2020年代に入り、メディアは静止画よりも動画が主流になっている。 スマホで動画を撮り、編集し、5G回線で簡単にアップロードができる時代。 デジタルカメラももはや動画機能が差別化の主軸だ。 フォトグラファーの方々も動画へ進出する方が増えている。 時が進むスピードは日に日に速くなっている。 モバイル通信の速度もこの10年で理論上40倍に高速化した。 できるかぎり、速く・短く・簡単に。これは人間が求めてきた普遍的な価値観だ。 求められるものはタイパ=タイムパフォ

          だから私は写真を撮る

          写真集偏愛

          ある人がある対象にどれほど愛情を注いでいるかというのは、些細な部分からも推し量ることができると思っています。 たとえそれが古本であったとしても、作家の世界や創作物そのものを愛する人にとってはただの古本ではなく宝物なのです。 吉祥寺の「book obscura」さんは、私が時折お邪魔して写真集をまとめ買いする、写真集専門の古書店です。 店主の黒崎さんは「写真集オタク」を自称するほどの写真集好き、いや写真集愛者です。 どれぐらいすごいかというと、例えばある人が「XXXXさんみ

          写真集偏愛

          奥多摩探訪 w/リコーフォトアカデミー

          6月4日にリコーフォトアカデミーのワークショップ「奥多摩で切り取る初夏の光(引率:瀬尾拓慶先生)」に参加してきました。 (当初は鳩ノ巣渓谷での開催でしたが、大雨の影響で川が増水していたことから奥多摩近辺に変更になりました)。 持ち出したカメラはもちろんK-3 markIII、レンズはHD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limitedをチョイスしました。 (以降の画像は一部を除きカスタムイメージ「風景」で撮影したものをそのまま掲載しています) 奥多摩は

          奥多摩探訪 w/リコーフォトアカデミー

          ライカの呪縛

          思うところあって、Leica M3とSUMMICRON-M 50mm F2を手放しました。 1番の理由はやはりカラーフィルムの高騰です。持っているカメラを気軽に使えなくなると言うのは、撮ることに価値があると考えている私にとってなかなかしんどかったのです。 ならばレンズは手放さなくても良かったのではないかとも思ったのですが、それ以上に感じていたのがある種の呪縛のようなものです。 実は数年前にM3+SUMMICRONを手にしてからというもの、別のカメラを使っているときに「この場

          ライカの呪縛

          個展のお知らせ(第2弾)

          毎年のことですが桜はあっという間に散ってしまい、初夏の陽気を感じられる日もありますね。 そんな中ですが本年度第2弾の個展のお知らせです。 今回のテーマは「ポートレート」。 もともとポートレートは苦手だった私ですが、ポートレート以外の被写体(植物、風景、鉄道etc…)はある程度撮り尽くしてしまい、手を出していなかったポートレートをマスターすることは長年の課題でした。 そこで2022年3月から、instagramで知り合った俳優の志磨灯さんを1年間撮らせていただきました。今回

          個展のお知らせ(第2弾)

          月兎観察日記 - 0からのLUMINE篇 -

          池袋での偶然の邂逅から5日後の1月14日。天気は雨。 何事も事前に必ず予約を取る性格の私が珍しく当日券を買って入ったのが、新宿LUMINE 0で開催された「GIGA・GIGA SONIC新春スピンオフの巻」。 多くのアイドルがひしめく中で私のお目当ては「GIRLY MOON PROJECT(初代、現在のMOON RABBiTS)」ただ一つ。 過去にCOUNTDOWN JAPANやSONICMANIAなどのフェスに行った経験はあったものの、アイドル専門のフェスというのは全く初

          月兎観察日記 - 0からのLUMINE篇 -

          月兎観察日記 - 池袋邂逅篇 -

          時間を遡ること、年明け間もない1月9日。 その日私は池袋の某ライブスタジオに対バンライブを見に行っていました。 目当てのアイドルさんの出演は後半だったにもかかわらず、1時間以上前に着いてしまった私はロビーでぼーっとしてたのですが、にわかにステージの方からふわふわ系アイドルとは全く異なる、良い意味で場違いに迫力のある歌声が響いてきました。 自分の中での違和感センサーが引っかかったのかもしれません。「んんっ?!」と驚いた私がタイムテーブルを見ると、当該の時間にパフォーマンスをし

          月兎観察日記 - 池袋邂逅篇 -

          写真展ができるまで

          すでにお知らせさせていただいた通り、2/10〜2/16に銀座の富士フォトギャラリーさんにて初めての個展「ordinary」を開催させていただきます。 今回の展示は写真家こばやしかをる先生プロデュースのもと、写真のセレクトからプリント指示まで手取り足取りビシバシ教えていただきました。 今日は今回の写真展がどうやって作られていったのか、について備忘も兼ねて時系列順にまとめたいと思います。 (やり方にはいろいろありますので、事例としてのご紹介です) [2022年8月中旬] 「個

          写真展ができるまで

          alive.

          一生懸命って、かっこいい。 一生懸命って、美しい。 どんなに理不尽なことがあっても、心折れる瞬間があっても、がむしゃらに前を向いてまた走り出す。 そのエネルギーはどこから湧いてくるのだろう。 そうして築いてきたブランドを自らの手で終わらせなければならないとわかった時、どんな気持ちになっただろう。その痛みや儚さは想像を絶する。 それでも、最後の日まで一生懸命、ただひたすら前へ。 ファンもそうだ。 形はさまざまだけど、一生懸命やっている彼女たちへ精一杯のレスポンスを一生懸命