下甑島で家庭菜園

色々と家庭菜園をやってみましたが、今のところ一番のヒットは月桃と、のらぼう菜。

ともかく、放置で無肥料。害虫もつかない。そして、うまい。

月桃は、葉っぱを乾燥させて刻み、煮だしてお茶にするというもの。
生姜茶っぽい味がします。
虫よけにも効果があると聞きますが、出がらしを畑に撒いたり、生のものを刻んで撒いたりしてみましたが、これは効果のほどは良く分からず・・・

のらぼう菜は、関東の方でよく栽培されているようですね。菜の花っぽい感じの作物ですが、さつま芋の後に植え、3~4月になると花茎が次から次に出てきて、塩茹でするとブロッコリーのような感じの味がします。
葉っぱも、刻んでお粥にいれたり、ともかくクセがなくおいしく、なぜか虫が寄ってこない。肥料もいらない。
この時期になると、茹でブロッコリーが延々と食べられる感じです。というか、食べるのが追い付かない。素晴らしい。

のらぼう菜 - Wikipedia
江戸東京野菜の一つである。江戸時代初期に、各地で栽培されていたと伝えられる。耐寒性に優れ、天明の大飢饉天保の大飢饉の際に人々を飢餓から救ったという記録が残る。かき菜などの「なばな」と同系統だが、在来種のアブラナ(和種 なばな)ではなくセイヨウアブラナ(洋種 なばな)に属する。
収穫後はしおれ易くて長距離輸送や大量出荷に不向きで、生産地付近でのみ消費される地方野菜として受け継がれてきた。近年は苦みやくせがない味わいが注目され、産地のあきる野市は東京都農業試験場・西多摩農業改良普及センター・JAあきがわと協力して、品種改良を進めている
花茎を折ってもまた次の脇芽を何度も出す旺盛な生命力を持った品種。

下甑島は、紅はるかが格段に美味しいのですが、わりと基腐れ病やら、去年は夏の暑さのせいか出来が悪かったですし、島の早生タマネギも間違いなくうまいのですが、これも去年は出来が悪かったんですよね。

サツマイモは、比較的栽培が楽な作物と言われていますが、おそらくのらぼう菜と月桃の完全放置栽培には及ばず。

南の島で家庭菜園スローライフをやるなら、虫に強くともかく栽培が楽な品種からやるのがいいと思うんですよね。

成功体験を積み上げる方向で。

そういう点で、のらぼう菜はありありのありです。

まぁ、夏向けはそれでもサツマイモですかねぇ・・・

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