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その情報量、圧倒的

 かなり抽象的な内容なので、このまま投稿するか悩みましたが、せっかく書いたので。

 僕の組織における主なミッションは、立ち位置の異なる組織同士における、カウンターパートの相手との個人的な信頼関係を構築し、お互いの貸し借りの中で、当方が抱えるさまざまな課題を振り込み、お互いに果実を得たかたちにして、組織内で合意形成を図り、解決するまでの戦略づくりが、メインとなります。

 課題には軽重があり、難易度も異なりますが、課題として掲げられ続けているものについては、達成への道が遠かったり、様々な障壁があったり、時代により課題そのものが変化変質し、それに応じた戦略の変更を頻繁に求められるなど、どれも簡単ではありません。

 特にマーケットの縮小する昨今では、よほどガチガチに見込めるところでないと、資本回収できずに縮小のスパイラルに陥る可能性も高く、その場の勢いだけで飛びつくには、危ういところがあります。
 とはいえ、入手可能な情報だけで、経営判断するのは、精度を一定以上に高められない難しさがあります。どうしても抜け落ちている視点というか情報があると、そこが自分の立ち位置からは見えない足枷になっていたり、局所的な人間関係のいざこざ、組織間の確執があったりして、当方の気づかぬうちに、亀裂が広がり、突然空中分解し、墜落するということにもなりかねません。
 表の情報はもちろん大事ですが、そうした隠れた情報こそ、その後の亀裂につながる重大インシデントであり、そこを取りに行くには、組織と組織の間ではすき間に手が届かず、別な角度から見ている組織にある人間に見えている視点、そこから得られる情報を、いかに自分に関係ないことでも、もらえるか、あるいはさりげない個人的な会話の中で、情報を手に入れられるか、その積み重ねにより、パズルのピースが埋まった絵姿を、イメージしながら物事を進め、判断することが可能になります。

 今のところ、僕の持つ情報量は、周囲を圧倒しており、それが結果的に、僕の存在価値となり、仕事のパフォーマンスを上げることができる要因となっています。もちろん、日々怠りなく、人間関係のメンテナンスを行っていくことは重要であり、そこはまず、僕の生命線であることを自覚しつつ、自分の持つ情報の質量を高め、僕なりに今の立ち位置で好きなように仕事ができる、土台としていきたいと思います


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