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夢に苦しめられる

 日曜日の夜は、試験を受けて疲れていたこともあり、入眠剤を服用せずに寝てしまいました。
 そうしたところ、眠れなくはないのですが、現実の出来事と登場人物の抽斗から一つ一つパーツを取り出し、現実に即したスピンオフ小説的な夢を連続的に見せさせられました。
 4年前に極度にメンタルが落ち込んだ時のような、悪意に満ちたストーリー展開ではないものの、公私ともにそれなりに負荷がかかっていて、心身のコンディションは通常時の50%で乗り切っている現状は、メンタルもそれなりに弱っており、僕の周囲を取り巻く人たちの、あまり覗きたくはないような内面をあからさまにしたり、物事が意に反してうまくいかなかったりという感じで、少しスパイスをきかせる夢に仕立てるだけで、十分に疲れてしまいます。
 結局、朝まで2度ほど目覚めながら、薬を飲まずに眠れたのは、この4年間では稀有なことであり、これはこれで一つの実験にはなりましたが、とにかく朝に目覚めた時の疲労感がハンパない。寝床にいると疲労が増幅されそうでしたので、とにかく現実はそこまで悪くなっていないと、立ち上がり、少し気持ちが落ち着きました。
 トラウマを抱えている人は少なくないと思いますので、夢に苦しめられる人って、おそらく僕だけではないのかと思いますが、かといって、あまり聞いたこともありません。
 もっと症状は深刻で、オンオフの切り替えができないような、現実と夢の境なく、苦しんでいる人もいるのかもしれないですし、そもそも、夢なんて現実の投影で、期待するものでもないのかもしれません。
 もう少し雑な夢であれば、切り替えも早いのでしょうが、実際に、隠れているだけで、あるかもしれないという、人の内面を描いてくるところが、我ながらいやらしいですね。
 一日前の疲れを、まだ引きずっている状態で、三連休明けということもあり、起きるのが正直しんどかったですが、職場に行けば、場の力が自分にチャージするところは大きく、何とかそれで乗り切れるように思います。
 とはいえ、かなり無理を重ねてここまで来ているのは確かであり、早く、16日間の連続休暇に、たどり着いて、状況を立て直したいものです。

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