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一期一会の先の末永き交流

 昨日の夜は久しぶりに人と会食をしました。再び感染拡大に向かいつつああり、以前のような行動制限はないものの、今後は何となく会食もしずらい状況になってきますので、良いタイミングだったと思います。
 以前は、週に2回の飲み会はデフォルトな感じでしたが、令和に入り、僕自身のことも含めいろいろあり、今は月に1、2回、人に誘われてそうした機会があるかどうかといったところです。会食自体は効用は高いと思いますが、同じようなメンバーで親睦を深めるとか結束を深めるとか言って飲み会をしても、そこには同じような話に収れんするか、何となく憂さを晴らした気持ちになるという程度で、日常をより良い方向に変えるような力はありませんので、思えば惰性のイベントだったなと思います。
 話は逸れましたが、昨日の会食はノンアルで、久しぶりにお互いの近況を語りつつ、改めて、この人との対話は得るものが多いと知らされました。実は、僕の昨日の会食の相手の方とは、年齢も少し違いますし、仕事上の関係もほとんど接点がなく、社会的地位で言えば、相手の方はずっと上です。ただ、一度だけ、僕が上司と出張した際に、一度だけ、上司の同期ということで紹介を受け、出身地が僕と同じであったことから、それ以来、20年近く交流が続いています。この方のネットワークは広く、多くの方をご紹介いただき、僕の人生に大きな影響、良い影響を与えて頂いた方です。
 一期一会と言いますが、そうした気持ちで気を入れて接しているのか、今日、出会う相手との対話を、一期一会の精神で大事にしているか、時には面倒であったりする相手であっても、話がさらっと流れることがないからこそ、回数は少なくとも、一気に縁が深まるということはあります。どんな難しいことでも、自分なりに誠心誠意の気持ちを持って応対することで、開ける道もあるし、この人の先には別な世界が広がっているかもしれない。食わず嫌いで小さな世界に閉じていることは、僕の志向には合いませんので、今日も一つ一つの出会いを大切に、気を入れて、対応していきたいと思います。それで疲れれば、週末、休めばいいわけです。

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