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「騎士団長殺し」再読〜信じること信じないこと

新刊が出てすぐ読んだのですが、
そのときは理解できなかったです。

突然異界みたいな穴に入って、
三途の川?を渡るか渡らないか?

気づいたら、数日後、全然別の場所にいました、、、

なにそれ?

まるでタイムマシンにのったのび太。

竜宮城から帰ってきた浦島太郎。

夢の中であなたの子をみごもりました。
聖母マリアかよ、、、。

と突っ込んでいましたが

再読してみて
今の自分のことやと思いました。

・・・・・

この本でイデアと呼んでいるものは
自分の成長を助けてくれるハイアーセルフ。

数年前のある日鐘がなりました。

私の場合の鐘は、
清水翔太の曲によく使われる
キラキラキラキラキラキラ、、、

夜中にハイアーセルフがこう言いました。

「これから
天地がひっくり返るようなことがあるで。」

「髪を切りに行き。
お母さんに電話してみ。
いややったらやらんでええで。
電話して即切りしたらええで。」

それ以来
ハイアーセルフは時々示唆をくれます。
イメージで見せてくれます。

まるで騎士団長そのもの。

「、、、あらない」っていう言葉使いがなんだかかわいらしいですね。

私の成長を手助けしてくれる
ハイアーセルフは
優しいです。
おかしな関西弁と和歌山弁を駆使します。
たまに嘘もつきます。

料理に精通しております。
芸能界のことにもなぜか詳しいです。

・・・・・

免色さん、
スバルフォレスターの男は
主人公のシャドー。

向き合って、さよならする陰。

今目の前にいる人たちは自分自身の光と陰。

私ももうそろそろシャドーを切り離して
新しい次元にいかねばならないようです。

・・・・・

ユズと秋川まりえはコミの分身。

コミとは現実的には死で分かたれたけれど
魂同士は切り離されない。

ユズとはどんなことがあっても
一緒にいなければいけないさだめ。


本当に大事なものを見極めるために
人は大事なものを失う必要があるのですね。

私はこうして自由意志みたいなものを持って
生きているようだけれど、
結局のところ私自身は大事なことは
何ひとつ選んでいないのかもしれない。

騎士団長殺し 第二部

私もそう思います。

私たちは
外から操作されてるゲームのキャラクター。

大いなるものに身を委ねるしかない。

・・・・・
免色さんはとても興味深い人です。

色即是空

この世は空であり色である。

なのに免色さんは色を持たない。
現実に生きてない。
では、何に生きてる?

過去と秘密と暗闇の中に生きる?

あの人は永遠に
秘密の部屋をオープンにしないのでしょうか?

秋川笙子と結婚しても
そこだけは見せないつもりなのか?

もし実写化されるならメンシキさんは
断然推しさんです。

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