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小学校からの教育移住をしたい1:理由

ついこの間生まれたばかりと思っていた息子も年中さん、あと1年半で小学校に入学します。漠然と公立小学校かなー、と思っていましたが、ここ最近「教育移住したい!」と思うようになりました。


教育移住したいと思う理由

理由1:息子の特性

息子の性格は、どちらかというと内向的で、変なところにこだわりが強かったり、興味持ったことへの集中力や記憶力がすごかったりします。診断はついていませんが、「発達障害」のような傾向があると感じています。

そんな息子でも保育園は楽しく過ごせています。
それは、保育士さんたちが個性や個人の想いを尊重してくれるから。
例えば、クラスで制作をする時間に、何か機嫌悪くて「寝たい」と言ったら、制作への参加を強制せず、寝かしてくれます。
このような対応について、本当に保育士さんたちには感謝しています。

ただ、小学生になったら、そうはいきません。
いきなり規則に縛られ「授業中に寝ている」ということは許されません。
正直、うちの息子がうまくやっていけるイメージが湧きませんでした。

理由2:いまどき一斉授業?

いま4歳の息子は、YouTubeだけ見て、数字は日本語と英語で1,000以上まですらすら数えられます。タブレットでゲームをやりながら、Score:980という表記を見て「あと20で1000だねー」と言っており、足し算も分かってきています。ひらがな・カタカナも読めます。

そんな息子が、小学校1年生で何カ月もかけて「ひらがな」「数字」など学習するのは退屈でしかないと思います。
みんなで声をだして「1,2,3・・・」とやっているくらいなら、数を学べるゲームをやったほうがよほど勉強になりますが、それが許されません。

「うちの子頭いいでしょ」と言いたいわけではなく、逆もしかりです。
学校の一斉授業では、ほとんどの子がついてこれるように繰り返し繰り返し学習していきます。日本人で文字が読めない人は、ほぼいませんし、日本の学校の授業はものすごくよくできたシステムだと思います。
ただ、どこかでつまづいてしまったら、先生もある程度のフォローはしてくれつつも、基本的に授業は先に進んでいき、落ちこぼれてしまいます。

そう考えると、自分の学びの進度に合わせて学習するのが理想であり、ICT記述によりそれができるようになっていると思っています。

自由進度学習などを取り入れている先生もいますが、私が子供だった昭和時代から変わっていない授業スタイルの一般的な学校は「違うかな」と思い始めました。

理由3:小学生のうちは受験戦争から隔離してあげたい

いま都内の比較的中心の区に住んでおり・・・聞くところによると公立中学校のほとんどの生徒が「中学受験」するようです。これは、中学受験するかどうかに関わらず、中学受験の雰囲気にさらされるということです。

私が子供のころはまだ、中学受験は一般的ではありませんでしたが、比較的特殊な小学校だったため、今と同じように、ほとんどが中学受験する公立小学校に通っていました。
明確に「イヤ」ということではなかったですが、クラスで塾に通っていないのは自分だけ、受験の日はクラスにほとんど人がいない、という雰囲気に「あなたは普通じゃない」圧力と違和感を感じていました。

いつかは自分で将来を選択し、その過程に「受験」があってもよいかもしれませんが、それを心が最も成長する「小学生」でやる必要はないと思っています。

理由4:人格を形成するうえで、ベースとなるのが小学校~中学校

なんのエビデンスもなく自分の経験からですが…
心・体ができあがる幼児期は重要ですが、ぶっちゃけ、幼児期のことは覚えてません。
そのあと小学校の6年間で人格が形成されるベースとなっていると思っています。

  • 小学生時代についた価値観が大人まで通じている感じがします。

  • 小学生のときの印象「おとなしい子」「活発な子」「○○が好きな子」が、そのまま大人まで通じている気がします。

  • 子供時代に強く残っている思い出は、中学生や高校生ではなく小学生な気がします。

そんな小学校時代をできるだけ、のびのびとした環境においてあげたいと思い始めました。

教育移住という選択肢

先に書いた4つ以外にも思うところはありますが・・・新型コロナの混乱を経て、自分の会社の勤務形態が変わり、どこにいても仕事ができるようになったことも後押しになり、教育移住を考え始めました。

また、離婚して妻の意見や生活などを考えずに、一人で決断できるようになったことも大きいです。

もともとユニークな取り組みをしている学校や先生なども知っていましたが、調べていくと、行きたいと思える学校がいくつか見つかりました。

実際に調べた学校や自分なりの評価軸などは別記事にしたいと思いますが、最近、何度も読ませていただいている記事を2つ紹介しておきます。

では今回はこの辺で。

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