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聞くと聴く〜年度当初に伝えたいこと

新年度に向けて

採用が決まった先生方は新年度に向けて
いろいろと準備をしておられるのではないでしょうか?!

現在担任の先生方の中にも来年度はこうしたい、ああしたい
という思いをもっている先生もおられるのではないでしょうか?!

私は毎年思っていました。
今度こそ!来年度はもっと!と・・・・。

年度当初の2〜3ヶ月で決まる!

学級経営は始めの2〜3ヶ月が重要です。
ここで1年が決まると言っても過言ではありません。
最初の3日間、1週間は特に大事です。

子どもたちに伝えたいこと、指導すべきことを
整理しておくことをオススメします。

まず、学級経営で大事なことは、
子どもたちが先生の話をしっかりときくことができるようにすることです。学力も生活態度も話をきくことができなければ
よくはなりません。

私が年度当初に学級の子どもたちに
よく話してきたことの一つを紹介します。

話をきくことから

学校生活は勉強やきまりごとなど、まずはきくことから始まります。
話をきくことは、いろいろなことができるようにになるための
とても大事なことです。

「きく」には

「聞く」と「聴く」があります。

聞くは

「聞く」は耳に入る」ということです。
でも、それだけではありません。相手の話を聞くというのは
   黙って耳を傾ける
   言いたいことをつかむ
という意味も含まれています。

だから
話を聞くときには口をはさまず
相手が何を言いたいのかを聞き取ることができるようになりましょう。

聴く

「聴く」は「耳」と「➕」と「目」と「心」からできています。
耳で聞くだけでなく、目と心も使ってきくということです。

だから
耳で聞いて、目で確かめて、心で考えながら
しっかりと聴きましょう。

勉強は真似をすることから

勉強は真似をするところから始まります。
真似ぶ(まねぶ)が学ぶになったと言われています。

真似をするためにはよくきいてよく見ないといけません。

先生や友達の話をよくきいて
真似して
できるようになって
それを基礎にして
もっと深く考えることができるようになるのが勉強です。

先生の話や友達の話をよくきいて、多くのことを学び、
自分を大きく成長させましょう。

   ・・・というような内容を板書しながら話していました。
   参考になれば嬉しいです!