被害者から回復者へ・・・

虐待被害の報道が日々目に付きますが、メディアでは助けられた人の記事は出ないですね。
まぁ、プライバシーの問題があるためかもしれません。
救出された多くの被害児はいるはずなんですが・・・。

これからの虐待問題の課題はアフターケアだと感じています。児童虐待防止法は施行されましたが、保護児童に対するケアリハビリに関する制度はまだありません。
救出できたなら、あとはどれだけ回復できるか。それは今後の社会的なレベルでの課題となるでしょう。

「人によって傷つけられた傷は、人によってしか癒せない」。
私の養い親はそのように言い続けました。
そうして私も回復し続けています。

被害者自らの中に回復する力を持つと、私は信じています。そして、その力を引き出すための適切な環境が与えられるなら、よりよく回復できるでしょう。
被害者」から「回復者」へ、そして「自己実現する人間へ」。

被害を被害で終わらせないためにも、まずはつながってみませんか。
共に歩みましょう。

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