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鬱々とした心に寄り添う

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暗くて救いようのない鬱で飲み込まれた眠れない夜にオススメの、読むお薬。
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記事一覧

不登校でのこと

10年前の14歳の私は、周囲からの視線と評価と、そしていじめに酷く悩まされていた。 私にとっ…

海野 モミ
2年前
19

夜の虚しさ

フラッシュバックシーンが止まらない夜の果て、私はやることもなく眼精疲労を犠牲にスマホを持…

海野 モミ
3年前
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逆流

無理をしないと言った一年前の自分は一体どこに行ったの。無理してばかりじゃないか。我慢して…

海野 モミ
3年前
10

パーソナルスペースが広い女

日本は、都会に行けば行くほど、人との距離が近い。カフェでは両隣が知らない人などザラにある…

海野 モミ
4年前
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恋にすがる姿は醜い

私のこの鉛のように重い苦しみは、おそらく人生が続く限り止まらないのだろう。 暇さえあれば…

海野 モミ
4年前
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海に溺れる前に

幸せなことをしたあとに、虚しさから余計に悲しくなることはありませんか。私はあります。しょ…

海野 モミ
4年前
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軽率に惚れたはなし

過去のことがフラッシュバックするように頭に降りてきて不安になることがあります。 思えば去年の1月。私は長年寄り添った男と別れました。そしてその悲しみの穴を埋めるかのように、 男に惚れました。軽率に惚れました。そのことを記したいと思います。 1月中に惚れた男は、劇団員の人で私に否定的なことをよく言いました。それもそのはず、私たちは知り合って間もなかったのです。私に不信感を抱いても仕方のないものでした。彼の舞台を鑑賞後、花束を捧げ、後日感想を書いた紙を送りました。彼とはそれ

ぽっかり

雨の降る中、私は人を待っている。せわしなく人間が生活をする中、私は人を待っている。 この…

海野 モミ
3年前
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【短編小説】愛だった【閲覧注意】

これ程幸せを感じることはない。俺の手が彼女の手と握り合っている、腕の断面が綺麗だ、これが…

海野 モミ
3年前
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風通しの良い季節

風通しの良い季節になりました。私の夢は愛する人との間に子供を授かることです。しかし、残念…

海野 モミ
3年前
7

私は悲しい、とても悲しい。

旅に出た方が気分転換になると言っている一方で 危ないからやめろと止める人がいることが。 …

海野 モミ
3年前
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溶けちゃう

過去に起きた悲しいこととか辛いことが、私のすぐそばまで寄ってきて、熱くて、脳みそが溶けち…

海野 モミ
3年前
8

止まる気配すらない

何だか息苦しかった。 ここは宇宙ではないはずなのに、私のベッドの上だけ地球ではないどこか…

海野 モミ
3年前
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