深海もみの木

深海に佇むもみの木です。 エッセイ多めで書いていくつもり。 スキ・コメントいつも本当…

深海もみの木

深海に佇むもみの木です。 エッセイ多めで書いていくつもり。 スキ・コメントいつも本当にありがとうございます。

マガジン

  • 個人的に好きなnote

    私が個人的に心射抜かれた作品をまとめています

  • 考えたことをつらつらと

    ただ頭に浮かんだことを、つらつら記す。 そんなシリーズです。

  • ハートを多く頂いたもの

  • 鬱々とした心に寄り添う

    暗くて救いようのない鬱で飲み込まれた眠れない夜にオススメの、読むお薬。

  • 私が描いた絵

    心のざわつきを絵に吐き出す

最近の記事

  • 固定された記事

優しい人は、すぐそこに。

1ヶ月前、私は雇われた。このご時世、求人も数少ない中、社会復帰に前向きな私を応援したいと、手を差し伸べてくれた人がいた。 とりあえず、週に一回でやらせて頂いているため、負担は限りなく少ない。 最近、テレビで、 お仕事を辞めさせられた一般の方が 顔を公開せずにテレビに出ていたりする。 「こんなところにも二次被害が…」と憂鬱になるのが最近の私の日常と化している。 だが、冷たい人がこの世界にいるように、優しくて暖かい心を持った人が、この世界には一定数いるらしい。 私のような繊

    • 復縁活動をやめた話

      ちょうど昨日、元彼とのやりとりから確実に復縁を考えていないことが伝わってしまった。 「貴方が子供を授かりたいということを人生の目標にするのと同じように、自分も仕事を目標に生きている。だから期待に応えられないと思う」 私は、悲しさよりも、優柔不断に私を振り回して、眠れない夜や大粒の涙を流した日まで頭に流れ込んできて、恨みの感情が湧いてしまったほどだ。 最近知り合った人がいる。その人とはまるでずっと前から一緒にいる気がして、ここ数日で急激に仲良くなり始めている。 毎日通話を

      • 【アクリル絵の具】彼らの幸せ

        ご無沙汰しております。 絵を描きました。

        • 考えたことをつらつらと 7

          何だか分からないけどね、朝起きて、ご飯が食べられたあと、全然体が動かなくなるんだ。これが「うつ」っていうものなんだろうね。朝に熱帯魚たちにあげるエサ、洗顔をして、スキンケアをして、日焼け止めを塗る。 ------これが全て終わるのは午後12時ごろなんだ。 お昼をすぎると、過保護の母がやたら外で遊ぶことを誘い出す。私はね、いい加減24だし、一人で外に出て不安になって歩くスピードが早くなってつかれはてるのをやめたいって、その練習をしたいって思ってるのに、させてくれないんだ。 押

        • 固定された記事

        優しい人は、すぐそこに。

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        • 個人的に好きなnote
          23本
        • 考えたことをつらつらと
          7本
        • ハートを多く頂いたもの
          20本
        • 鬱々とした心に寄り添う
          13本
        • 私が描いた絵
          24本
        • 前を向けた!穏やかな春の光
          5本

        記事

          ああ、先生。大好きです。

          中学1年生、私は塾に通っていた。大人数で受けると学校のことを思い出して苦しいため、個別で指導してもらえるようにお願いした時、その先生と出会った。 私が小学校6年生の頃、担任が男性で、昼休みに怒鳴られ続けていた経験があり、男性恐怖症の傾向があった私は、最初は女性の先生を希望していた。しかし、女性の先生はイライラしている時があったり、気分がいい時があったり…落差が激しく気を遣ってぐったりしていた。 そんな時、塾の先生に望んだものは 「男性でもいいから優しくて声が高い先生」だっ

          ああ、先生。大好きです。

          仲の良かった友達に会いたい

          昔、波長が合ってとても仲良くしていた友達がみなさんも1人はいるだろうと思う。私はその人らにもう一度連絡を取りたいと思うことが最近とても多い。 あの頃、絵を描くことを趣味としていた友達は一体どうしているだろう。当時私は高校生。友達は専門学生だった気がする。 精神的に、今よりも未熟だった私は彼に相談に乗ってもらう度、助けられていた。 「君は、客観的に物事が見られない部分があるから、そこさえ上手くいけばもっと成長できると思う」とアドバイスしてくれた。しかし、私は客観的というのがどう

          仲の良かった友達に会いたい

          【高校時代】就きたい職業

          高3の私が書いたもの「本当に心を許せる友達がいないんだ」と友人から相談されたことがある。 「そうか…大変だったね」と答える反面、私はこんなことを考えてしまう。 心を許してもらいたいなら、まずは自分から心を開けばいいのに…。でも、きっと怖いんだよね。裏切りや仲間外れにされるのがさ。 皆、ステージに立って劇を演じてるみたい。客を喜ばせることで精一杯で感情移入させて喜んで…。でも、私はその役者を助けたいって思う。 確かに、裏切りや仲間外れは怖いけど、劇の演じ方が間違っているんだから

          【高校時代】就きたい職業

          不登校でのこと

          10年前の14歳の私は、周囲からの視線と評価と、そしていじめに酷く悩まされていた。 私にとって、学校は自分で決めてはいけないことが多すぎるから、私は苦手であった。 日直で一緒になったクラスメイトが、どんなに仕事をしなくても私は黙って彼の分までやる必要があった。それに対してとやかく言われなかった。それが当たり前であった。 数学が苦手であるのに、宿題の回答をクラスの前で発表しないと、忘れ物扱いにされるのは当然のことであった。分からないからと言って空欄にしたら、忘れたとみなされ

          不登校でのこと

          アクリル画「自死」

          まだ明るい配色。これもこれで好き。 黒を多めにしてみた。ダークな感じ。 完成! タイトルは「自死」 自殺したいと強く願った瞬間、発作が起こったように書き殴りました。 今見ると綺麗ですね、鬱々しい気持ちは芸術に大切なんだなって思いました。

          アクリル画「自死」

          考えたことをつらつらと 6

          失ってしまった人間関係で悩むことは良くあります。もう関係が途切れてしまった人のSNSを検索しては、その人の笑顔を見て悲しい気持ちになってしまいます。自分にはもう、その笑顔を向けてくれることは無いのだろうと思うと、虚しくて心がぽっかりして、とても寂しいです。 今いる友達を大切に出来ればそれで十分なのですが、私はなぜ居なくなった人のことばかり考えてしまうのでしょうか。馬鹿なのですかね。この癖を治す方法、どこかに落ちていないかな。

          考えたことをつらつらと 6

          苦悩「中退した女」

          アルバイトの面接官に必ず聞かれることがある「差し支えなければ、中退した理由を聞きたいのですが…」 確かに、目の前にいる女がどういう経緯で中退したのか、経営者なら気になるところではある。 バイトのしすぎで単位が取れなくなったのか。大学が面倒で辞めたのか。 だが、質問された私として感じることは、 「中退したことは、やはり悪いことなのだろうか」「リスクを伴うものなのだろうか」 「私は全然後悔していないのだけれど(寧ろ、中退して良かったとすら思うのだけれど)世間様からすると、もしか

          苦悩「中退した女」

          そばにいてね

          私の母は高齢だ。私と同い年の友達の親が羨ましかった。みんな若くて、私の親よりもずっと。 母は先月40年続いていた仕事を辞めた。 もう定年退職の年齢にはなっていたが仕事の出来を認められ、他の人よりも長く働いていた。でも、自分の親の介護のために大好きな仕事を辞めた。母は、毎日家で過ごすようになった。 思い返せば、私がたった一歳の頃から職場に復帰して仕事に励んでいた。私が知る母は朝早くから仕事に行っていて帰りは遅い人だった。 「ママ行かないで!私もママと同じところに行く!」

          そばにいてね

          涙の値段

          うえーん うわーん 涙が落ちて止まらない えーん えん 助けてほしいと訴えるの 泣いたって、泣くなって言われるだけ、あの人に 泣いても泣いても、終わらない言葉リフレイン 涙は怒りと同じ。叶わなくて苦しいの。 淘汰される、この気持ち。 届いて欲しくて届かなくて、 伝わらなくて、虚しいな。 人のために悩んでもいいでしょ 必死で愛してみたいだけ。 えーん 涙に値段をつけてください。 私のきらめく涙にぴったりな、素敵なお値段を。

          【官能小説】幸せの花嫁

          拝啓、マチちゃんへ。 こうやって手紙を書くのは2回目になるね。この間は私のプロポーズを受け入れてくれて本当にありがとう。すごく緊張したのだけれど、私の人生は君しか考えられない。人生を共にする君と、これから先ずっと幸せに暮らしたい。同棲した時も教えたけど、私は絶対に嘘をつきたくないという自分のポリシーがあります。だから、私の秘密をマチちゃんだけに教えます。これから先隠して嘘をつき続けるのは私も君も苦しいと思うから。 私がマチちゃんと付き合う前に交際していた女性のことをこの手

          【官能小説】幸せの花嫁

          パシャッ

          14歳、私は自分専用のデジカメを手に入れた。 あの頃の私が好きなことは、黒執事のアニメを見ることと植物を育てること、そして、写真を撮ること。趣味の一つとして楽しんでいた。 カメラが大好きな私は、高校生になった。 写真部になって、両親にもっといいカメラを買ってもらい、旅行先や季節を感じる風景など、様々なところへ持ち歩き、思い出を作っていった。 つまり、カメラ歴9年となる。 現在はスマホが発達し、カメラを持ち歩くことがもっぱら減り、高校生の頃よりはずっと遠ざかってしまった。 し

          逆流

          無理をしないと言った一年前の自分は一体どこに行ったの。無理してばかりじゃないか。我慢してばかりじゃないか。 人に迷惑をかけないように、呼吸をすることしか出来ないのです。人に頼ることが苦手なんです。 ずっと忘れないと思います、 大学2年生の夜 不眠症で目が覚めて、二度寝ができない悲しさや、ご飯を食べて寝ることしか出来ない抑うつ。ブクブク太っていった日常。 今も同じです。耐えることしか出来なくなってしまいました。例え、人に気持ちを吐き出したとしても、現状は変わりません。 私が行