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なぜ、ヨガではマントラを唱えるのか?

「ヨガでマントラを唱える理由がわからないんです」
「神様とか宗教的なことを廃したいので、マントラは唱えません」

という意見があったりします。

しかし、マントラがなかったら、ヨガの99パーセントは本来の効果を引き出せないです。
本来の効果は、神様との「繋がり」を作ることで引き出されます。

そもそもヨガは神様との「繋がり」を作って、神様の領域まで心を高めていくために作られたものです。

神様には波動があります。波動には音があります。
マントラはその音を捉えたものなんですよね。

マントラを唱えると、どんどんと神様の波動と合って「繋がり」ができていくのです。
波動が上がり、心が高まっていくんですよね。

本来、ヨガはサンスクリット語で「繋がり」という意味もあります。
繋がるためにやるわけです。

心と体を繋ぐという意味もあります。
しかし、本来は神と繋がる(一体化する)という目的で行われていました。
極めて、瞑想的なものでした。

確かにハタ・ヨガというものがあって、身体を動して鍛えるヨガもあります。
あるにはあるのですが、それは準備運動だったんですよね。

つまり、本格的なヨガをする前に、ちょっとストレッチするかーというぐらいのものだったんです。
身体が弱っていると姿勢保つのが難しいし、集中力をあげるためにやろうかなーというものでした。

それがハタ・ヨガのざっくりとした意味でして、本来の瞑想的なヨガ(ラージャ・ヨガ。王者のヨガ)をする前にしてました。
今はそういう体を動かすポーズをとるハタ・ヨガ的なものが主流です。


もはや、身体を動かすのが99パーセントの状態になってしまっています。
それはそれでいいのです。
みんな準備をしているのだと思います。

確かに体を鍛えるのは、問題ないです。
むしろ、集中力をあげるため。
姿勢を維持するために、準備としてやるにはいいのです。

ただ一生準備だけというのは、100メートルを走る前のストレッチだけで、一生を終える感じに近いです。

聖典を読むだけで瞑想しない人は、自転車のマニュアル本を読み込んで、実際には自転車に乗らない人のようなものです。

さっさと自転車(マントラ)に乗ったほうが先に進めます。


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さて、マントラの真実の意味を知りたいですか?

ここから先は究極の霊的知識(グノーシス)の視点から、マントラの本当の意味をお伝えします。
宇宙の全ての成り立ちに関わる話です。

・なぜ、ヨガではマントラを唱えるのか?
・マントラにはどういう意味があるのか?

道を究めたマスターたちが知っていることがあります。
それは宇宙創造のときに起きたこと。

そして、永遠の時間の中で、今も起きていることです。
最初の神秘について、私が瞑想を通して目撃したことをありのまま語りましょう。

宇宙の始まりに「音」がなりました。
同時に「光」があふれ出ました。


原初の「音」と「光」のハーモニーで、あらゆる宇宙が生まれました。

それは永遠の空間で、いまだに鳴り響いている。
永遠の空間で、摩擦を受けることがないために減衰することもない。

始まった、という表現も正しくない永劫の時間の中にあります。

ここから言えることは
この宇宙は「音」と「光」の振動によって構成されているということです。

音(マントラ)を唱えると、光が出ます。
見える人には、その色合いまで見えます。

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光の中には波動があります。
その波動に集中すると、音が聞こえてきます。

音=光

音と光は、イコールの関係にあるということ。
これが真の霊的知識です。

最初の音が鳴って光が生まれて、それが変換されると、さまざまな神様、大天使、人間存在が生まれました。
つまり、神様ごとに色々な音があるのは、この宇宙創造の最初の音が「変換」されたために起きているだけなのです。

さて、ここから切り込みましょう。

なぜ、ヨガでは神様の聖音(マントラ)を唱えるのか?
聖音(マントラ)を唱えると、神様の光が出るからです。

特定の周波数にあった光が出て、その光ごとに様々な恩恵があります。
そして、人は光を得る。

宇宙的な真理を悟っていく。
最初の光ある光へと繋がっていくための手立てになる。

光を得るために、音(マントラ)を唱えていたということです。
マントラを唱えれば唱えるほどに光がどんどん下りてきます。

光は高次エネルギーです。
エネルギーはチャクラを開きます。

チャクラが開かれれば、ゲートが開きます。

そのゲートを通って、あらゆる宇宙的な真実に出入りできるようになります。
その自由を獲得した人こそが、マスターです。

これは、本から借りてきた言葉ではないです。

実際に瞑想によって直接体験したことです。
宇宙の創造原理を目撃したことによります。

始まりの真実の知識です。
そこから書き記しました。

古の聖賢たちはみな知っていました。
そして、これから道を究める者たちもみな知ることになります。

永遠に変わることなき真理です。

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